FC2ブログ

季助 (きすけ) 森下 居酒屋

東京は下町、森下である。
新橋で大江戸線に乗り換えて6つ目である。
仕事帰りではちときつい。
が、ここで、宴会をした。
美味いものが食いたいと友人たちは言う。
ホームタウン横浜を離れて、下町気分を味わいたいと友人たちは言う。
わがままだ。
セッティングは僕だ。
で、やって来た。

             

11PC130053.jpg
“季助”という。
森下には、
日本3大煮込みの一つと言われる「山利喜」
桜鍋の蹴っ飛ばし「みの家」
柳川鍋の「伊せ喜」
大衆的鮮魚居酒屋「魚三酒場」
などの名店が軒を並べる。
このほかにも、おっ!!!という店がある。
その中の一つだ。

ご夫婦とお勧め上手の美人の娘さんで切り盛りする、ちょっと一ランク上の居酒屋だ。
大人になったらこういう店で飲まなくてはいけない。
手前カウンターに、奥は椅子座席のこじんまりとした店だ。

       

22PC130065.jpg
まずはお通し。
白滝を胡麻油で和えてある。
きゅっとビールを行く。
味付けがとても良い。

       

33PC130058.jpg
この店は、カウンターの大皿におばんざいのように料理が何品か盛ってあるのだが、その中のホウレンソウのおひたし。
こんなものをつまみながらチビリチビリといく。

       

44ヤリイカ煮付けPC130061
大好物。
ヤリイカの煮付けである。
あと、トコブシでも出て来たら最高なんだけど。
本日は無しとのこと。
僕はこのイカの中身、腸ではない白いグチュグチュっとしたところと卵が大好きだ。
淡白な烏賊の身に絡まってコクを演出してくれる。

       

55PC130063.jpg
ここのポテトサラダは実に美味しい。
いわゆる居酒屋のポテトサラダではない。
どちらかというと、ビストロで食べるようなしゃれた味付けだ。
クリーミーだし、マヨネーズが違う。

       

66PC130068.jpg
銀ダラの煮つけ。
前にも書いたが、昔は東京の場末でも、銀ダラなんて工場(こうば)の賄いのオカズで、普通には食べさせてもらえなかった。
僕もご幼少の頃、庶民の町の魚屋の前をたまたま歩いていたときに、爺やに"爺、あれは何か”と尋ねたが、”お坊ちゃま、世の中には、お知りにならずともよいことがございます”と教えてもらえなかった。

年は経ち、没落してもわが家では執拗に銀ダラだけは食べさせてもらえなかった。
だから、自分は就職してから絶対自分の金で食ってやろうと思っていた。

で、この脂は嫌だ、という人もいるが、美味かった。
こんな美味いモンならもっと早くから手を出していればよかった。
今や、銀ダラは、りっぱな高級魚なのである。

    

77イシガキダイ・関アジ・ウニ・本マグロ・ヒラメPC130072
おーっ、刺身が来たぞ。
上左から、

石垣鯛。
磯釣りではなかなか釣れず、石鯛とともに希少で、幻の高級魚といわれている。
警戒心が強く、頭の中身は磯釣り師のそれよりも遥かに良い。
ダイビングではザラに見られる。
これの老成魚はクチジロ、石鯛の大きいのをクチグロという。
口の周りを見ればそのものなのである。
身は締まっており、甘みもある。
磯の香りが口内に広がる。

関鯵。
そういう名前の鯵ではない。
豊後水道は佐賀関沖にて一本釣りで捕獲される鯵のことである。
ご当地ブランド物の筆頭だ。
関鯖もある。
でも、いいかげんに、限定ブランド合戦は止めて欲しいなぁ。
有難がたって食うやつがいるからだろうか。
僕は食っているが、有難がってはいない。
確かに脂が乗って美味しいが、僕にとっては、秋口に釣れる東京湾口は走水の緑がかかった35cmくらいの真鯵の方が恋しい。
美味いものは地元にありだ。

ウニ。
美味しい。
粒は大きくふっくらとしていて甘い。
ホントは一箱食いたい。
間違いなく体のどこかに何らかの影響は出そうだ。

本鮪。
美味い。
血の香りのするマグロはやはり美味い。
中トロである。
上品で口の中で旨みと甘みと脂が広がる。

平目。
落としてすぐの平目はゴムを食っているようだ。
そういう意味では、活き〆してどのタイミングで客に食わせるかが職人の腕だ。
ちょうどグッドタイミング。
親父さんの腕だな。
お見事。

       

88煮込みフォンドボー風PC130083
煮込みである。
煮込みは、同じ森下の山利喜が有名だ。
煮込みと言っても、いわゆるド味噌煮込み系とフォンドボー系があるが、山利喜のはフォンドホー系。
場末の焼き鳥屋じゃ食えない品の良いもので、ガーリックトーストが合う。
ここのも、どちらかというとフォンドボー系。
美味い。
そして、しつこくない。
山利喜と比べても勝るとも劣らない。
ここの煮込みはぜひ食べてもらいたい。

       

99PC130088.jpg
ちょいと箸安めに。
卵焼きは酒の肴としても嬉しい。
僕が大の卵好きだからかも知れないが。
ちょいと醤油をたらす。
かけすぎると血圧が上がる。
コレステロールも気になりだした今日この頃、やや節制せねば。

       

1010PC130089.jpg
大好物、鯵フライ。
こんな美味いものは旬の牡蠣フライ以外にない。
あっ、カマスのフライも美味い。
あっ、エビフライも美味い。
あっ、ホタテのフライも美味い。
要はフライが好きなんである。

ここのは、残った鯵を揚げるのとは違う。
刺身になる良いやつを揚げている。
従って美味い。
鯵フライは迷わず、醤油で食べるのだが如何でしょうか。

       

1111PC130090.jpg
穴子の天麩羅。
ちょっとフリット風。
雨の降る季節の穴子は美味しい。
穴子天麩羅フリークとしては、言葉がなくなる。
こんな美味いものは、ギンポの天麩羅以外にない。
あっ、キスの天麩羅も美味い。
あっ、クルマエビの天麩羅も美味い。
あっ、ハゼの天麩羅も美味い。
要は天麩羅が好きなんである。

〆にアナゴ天麩羅は重いかとも思ったが、食いたいものを食べるのが酒飲み。
酒が美味けりゃ何でも良い。

で、このあと一行は、山利喜か魚三のどちらに向かったかは、秘密。
まったく、よく食う、よく飲む。
ちょっと腹が気になる。

1213PC130096ガウス


食べログへ
居酒屋 季助




関連ランキング:居酒屋 | 森下駅清澄白河駅菊川駅


関連記事
スポンサーサイト

テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ

コメントの投稿

非公開コメント

いいですね

どれもこれも美味しそうですね。
魚に自信有り!って感じですが、
煮込みもとても美味そうです。
確かに山利喜系の煮込みですね。
職場から比較的近いので、
是非行って見たいですね。
あっ!決して娘さん目当てではありませんよ。

ここ、いいですよ。

魚を見る眼は確かなお店です。
料理も美味しい。
煮込みはぜひ。
天麩羅は好みではありませんが。(笑)

ちなみに、僕は娘さん目当てで行ってます。(笑)

ここいいですよ

丁寧な味付けで目利きも確かな店です。
ぜひ、行ってみてください。
何を頼んでも外れはありません。
飲むとそれなりの値段ですのでが、娘さん目当てなら十分お釣りが来ますよ。
ただしお薦め上手なので、鼻の下を伸ばしているとお高くつきます。(笑)
プロフィール

chromodoris

Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新コメント
最新トラックバック