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つかさ鮨 寿司 若葉町

実は、昔僕はしばしばテレビに出ていた時代がある。
かなりマニアックな番組なので、普通の人はそんなに知らない。
少なくてもバラエテイではない。
が、何かの間違いで誰かに観られちゃった、ということもある。

       

1
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お馴染みの、つかさ鮨だ。
横浜でも、リーズナブルで良いネタを出す店の一つだと思っている。
ガラガラ、こんばんは、と入る。
大将から突然、テレビ出てたね、と話しかけられた。
余りに突然だったので、僕は入り口で横転し、カウンターのお客さんは寿司を喉に詰まらせた。

そして、みんなは僕の方を振り向く。
はじめは、スターかと。
瞬時に、疑惑の顔に変った。
この人何者?
スターにしては、花がない。
スポーツ選手にしては、背は低いし腹は出ているし足が短い。
犯罪者にしては、上品な顔立ちをしている、
と自分では思う…。

いやー、見られちゃった~、なんてとぼけながら、今日のお薦めを頼む。
他のお客さんは、不審の表情を浮かべながらも、何事もなかったように元の会話に戻った。

       

2
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余計なことを言われる前に、注文する。
で、刺身の盛り合わせ。
左から、縞鯵、黒ムツ、金目だ。
縞鯵はもちろん天然。
魚っ食いの荒々しい味がする。
これが、縞鯵の醍醐味だ。
黒ムツは、脂が乗ってきた。
深海の魚だが、実に味わい深い魚である。
金目は大好物。
一尾食べちゃう。
ただ、放射能や水銀が多く含まれるので、継続的には食べないようにしているが、もう遅い。

       

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他にお薦めは?
って聞いたら、鯵、とのこと。
タタキにしてもらった。
新鮮な鰺はヌメリがある。
脂もあって美味しい。

       

4
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つまみでウニを頼んだ。
河童じゃないので、キュウリはいらない、と言った。
でも、入ってたので食べた。
さて、握りだ。

       

5
赤身。
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ここの鮪は、ネットリとしていて美味しい。
天然ものである。

養殖のマグロはやはり勘弁だな。
脂のあるところなどは、はっきり言って臭い。
こんなものよく食わせるなと思う、いっぱしの寿司屋がある。
勘弁願いたい。

       

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ボタンエビ、生。
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甘くて美味しい。
実は、僕は焼いた海老の方が好き。
でも、美味しい。

       

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ズワイガニ。
僕が寿司でカニを食べるのは珍しい。
なぜならば、高いからである。
随分、カニを食べていないな、って思って酔った威勢で頼んだ。
寿司屋に酔って行ってはいけない。
僕は、本当は毛ガニが好きで、口内を傷だらけにして甲羅を嘗め回して味噌をシャブリ尽くすタイプである。
この状態でどうなっているのか口の中が見てみたい。
この後、大抵口内炎で苦しむ。

       

8
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小柱。
御存知、バカ貝の貝柱である。
バカ貝のベロの部分は、アオヤギという。
もう少し小粒のが好きなんだけどな。
種類が違うのな。

       

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これは煮蛤。
大好物である。


浦安は猫実の先の堀江の川縁に、85歳のおばあちゃんが一人でやっていた寿司屋があった。
美佐古寿司という屋号だった。
浅草で寿司屋をやっていた旦那さんに嫁いで、終戦を迎えた。
旦那さんが戦死した後、疎開先の浦安で寿司屋をして、女手一つで息子さんを育てあげた。
凛とした粋なおばあちゃんだった。
浦安、といえば、今はディズニーだが、その昔は山本周五郎の「あおべか物語」の舞台となった漁師町である。
繁栄時には、狭い通りに映画館が2軒もあったそうな。
何度か通って、この寿司屋の顔馴染みとなった。
ある日、常連さんと一緒に写真を撮ってあげて、大きく引き伸ばして送ってあげたことがある。
そしたら、蛤をはじめ、佃煮の詰め合わせを律儀にもお礼に贈って来てくれた。
たった2枚の写真なのに。
それからも通った。
寿司ネタは、それなりだったが、煮ハマや小肌が美味しかった。
何よりも、和やかで落ち着く店だった。
おばあちゃんが、一生懸命にコノシロをおろしていたのを思い出す。
今は、もう店はない。
暖かくシャイで野球好きの常連さんたちが集ういい店だった。
今、おばあちゃんは、息子さんに引き取られ、ホームで暮らしている、と聞いた。
まだ、お元気なんだろうか。
なんてことを思い出しながら、煮ハマを味わった。

       

10
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穴子。
穴子ファンは多い。
僕も目がない。
煮穴子を作るが、寿司屋のようにはいかない。
やはり、餅屋は餅屋。
ただ、好みとしては皮は裏がいい。

       


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さて、締めだ。
鰹節と山葵の葉っぱを巻いた海苔巻き。
ちょっぴり涙が出たのは、山葵の辛さだけではないような。

つかさ鮨 寿司 / 伊勢佐木長者町駅日ノ出町駅阪東橋駅

夜総合点★★★★ 4.0
昼総合点★★★★ 4.0


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ジャンル : グルメ

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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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