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メンガテー 石垣島 おでん

僕はおでんが好きである。
これを肴に飲む酒が一番好きだ。
でも、寿司も焼肉も天麩羅も好きだ。
要は、酒があれば何でもいいということだった。
ということで、どこに出かけても、土地のおでんやさんがあれば必ず入る。
特に、沖縄のおでんは、大好物のソーセージが入っている。

一力・石垣島
は、ラー油も美味しかった。
たから・宮古島
は、家族経営の賑やかなお店だった。
うらわ・那覇
は、いかにも歌いだしたくなった。
悦っちゃん・那覇
は、トイレが良かった。

           

メンガテーという。
変わった名前の店だ。
実は、屋号だそうだ。
店主の方のお名前が迎里さんで、それに前がつく。
前迎里=メンガテーとな。
黒島に迎里御嶽というのがあって、その前に住んでいらしたのだろうか?
いい加減なことを言ってはいけない。

市役所から離島ターミナルに向かう、横筋にこの店はある。
看板には、おでん・焼肉・焼き鳥とある。
焼肉と焼き鳥があるような気配はない。
そういえば、あの名店、「千葉白浜の浜千鳥は」、ラーメンはありそうだったが、秋刀魚はなさそうだった。
でも、ラーメンを注文したら、「んなもなぁ、ねぇ」と言われた。
秋刀魚は絶品だった。
良いキャラのオバーチャンだった。

で、メンガテー。
ちょっと怪しげな雰囲気だ。
ちなみに、この表通りには入り口はない。
2階に店があるわけでもない。

             

通りから狭い路地に入ると店の入り口があるのだ。
ところが、この入り口の前面に小さな側溝があって、フラフラッとサンダルごと足を踏み入れてしまった。
酔っ払いとしてはごく自然の行動である。
そして、さすが南国、蚊でも湧くのか、側溝の中には殺虫剤と思しき液体が入っており、白濁していた。
汚ねえ。
えんがちょ。
で、殺虫剤とボウフラ?まみれのどぶ水にぬれた靴下のままで、店に入った。
そのことは黙っていたが。
許してください。

   

これが入り口を中から見たところ。
暖簾が実に綺麗だ。
この暖簾は、名物お母さんの85歳の誕生日を記念して、娘さんたちが贈ったそうだ。
と記憶しているが、お客さんだったかもしれない。
酔っ払っていたので、間違ってたらごめんなさい。
今は、娘さんが店をやっている。
この娘さん、僕と同じくらいかな、と思っていたのだが、年齢を聞いてびっくりした。
実にお若くて綺麗。
テビチなどのコラーゲンの効果か。
酔っ払っていたので、見間違ったらごめんなさい。
また、娘さんでなくてお嫁さんだったらごめんなさい。
    


テビチを煮るお母さんの写真が飾ってある。
店は娘さんに任せたとはいえ、まだまだお元気だそうである。
常連さんのボトル、玉の露が並ぶ。
僕がここに婿入りしたら、逆玉の輿。
この店、宵の口は、観光客も来るらしいのだが、夜も深まるにつれ地元客ばかりとなり、24:00には満員だそうだ。
信じられない時間帯だ。
本当に沖縄時間だ。
間違いなく翌日はろくに仕事はしていないはずだ。
決め付けてはいけない。
地元のお客さんは、たいてい、おでんを食べて〆にそばを食べるそうだ。

   

では、まず請福。
散々飲んできたのだが、これはクイクイいける。
やばいな。
溝にはまるくらいだから、かなり酔っ払っているが、まったく酒を飲みたくなくならないくらい進む。
しかし、気持ち良くたくさん飲んでたのに明日は二日酔い、なんて神様は非情だ。
ターボチャージャーの肝臓がほしい。

    

では、おでん。
もう、かなり眼がかすんできている。
と思ったら湯気だった。
好きなものが並んでいる。
汁は濃いめだ。

今思えば、ママの指綺麗だ。

   

では、一皿。
大根、卵、テビチ、青菜だ。
ばっちりと汁がしみている。
確かに一力と比べると味が濃いというかしっかりしている。
好みとしては、一力だが、コクがあって美味しいぞ。
酔っ払っているので、あまり当てにはならないとは思うが美味しい。

       

ということで、食べ尽くし一歩手前。
この最後の一口がなかなか食えない。
間違って骨を食べて喉につまらせて死んでしまっても、豚を恨むわけにも行かない。
豚の祟り。
そばも美味しいとのことだったが、残念、ギブ・アップ。
ここも、一軒目で来て、ゆっくり食べて飲みたい店だ。
明日も、なんか予定があったような記憶があったが忘れた。
確か…ダイ………ビ???

そういえば、ドラクエにメガンテという超強力な自爆呪文があった。
飲みすぎちゃって、
メンガテーでメガンテェ~!!!!!
なんちゃって。

無視してくださって結構です。

あっ、! 皆、おんなじこと言ってますね。

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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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