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めなみ 京都三条 料理屋


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昔々、「柔道一直線」という漫画があった。
梶原一騎原作の柔道根性ものである。
1967年頃か。
その少し前に虫プロダクションが発行していたCOMという漫画雑誌に、「フーテン」という社会派の漫画が載っていた。
後で気づいたのだが、作画者が同じ永島慎二と言う人で、作風が全然違うのに驚いた。
ただ、梶原一騎とは感性が違ったのか、「柔道一直線」の作画はすぐ他の人に変わった。
始めから引き受けなければ良かったのにと思ったのだが。

「柔道一直線」の主人公、桜木健一扮する一条直也のライバルに結城真吾というのがいた。
この人凄くて、なんとドラマの中で身軽さをアピールしたかったのか、ピアノの鍵盤に飛び乗って足の指でピアノを弾いちゃうという妙技を披露したのであった。
まあ、今見たらお笑いなのだが、その役を演じたのが、当時クールな二枚目だった近藤正臣。

前置きが物凄く長くなったが、この近藤正臣の実家が、この「めなみ」なのだ。
本人も若いころ、日本料理の修行をしていたそうで、それに嫌気がさして俳優になったとか。
人生ってわからない。

祇園祭の宵山の日、フラッと一杯飲りに入った。
今年の祇園祭は例年に比べて涼しい。
しかし、潮風爽やかな横浜からくれば蒸し暑い。
夜もものすごい人出で、さらに蒸し暑さに拍車をかけていたので、見物など早々に「めなみ」に。




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まずは汗びっしょりの体をクールダウン、ということでビールと、おばんざいの盛り合わせ。
左上から時計回りに、チキンロール、豆腐(何豆腐か分からないが)、味玉、オクラ、真ん中が出汁巻き卵(祇園祭なので山車巻きか)。
いいねえ。
何食べても美味しい。





33P7150267生湯葉煮

湯葉。
こんなもん一口なんだが、そういうお下品な食べ方をしてはいけない。
僕は場末の江戸っ子なんだが、どちらかと言うと関東のメリハリの効いた味付けより、京都のポワーっとしたそこはかとないが深みのある味付けが好みだ。
単に年取って味のはっきりしたものや塩辛いものが苦手になっただけかもしれない。
血圧高いし。





44P7150269よこわ

ジャーン。
どこが、そかはかとない味付けか。
関西ではヨコワと呼ばれる本マグロの幼魚であるメジマグロのトロ。
大好物である。
こんな素晴らしいメジを食べたのは久しぶり。
本マグロほど脂っこくないので、食後感は割とさっぱりなのだ。
東京湾でも相模湾でも、夏から秋にかけて獲れて珍重される。
佐島や長井の魚屋で、これを見つけたら必ず一本買って来る。
僕が子供の頃は、刺身と言えば、メジかマカジキかヒラメだった。





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では、冷酒でも。





66P7150272鱧天麩羅

旬の鱧の天婦羅。
落としと寿しとお椀は、すでに今日食べていたので。
サワッとした噛み心地。
サクッではないのだ。
鱧のそこはかとない旨味が。
天婦羅自体としては普通。






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これ美味い。
沢庵を甘い出汁醤油で漬けたようなもの。
これだけで酒を2本飲んでしまった。





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おから。
ちょっと水っぽい。




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鮎出汁ソーメン。
変わっているし旬のものなのでと思って頼んだけど、ちょっと生臭かった。
これは残念。




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〆の鮎飯。
これは美味しかった。
お腹いっぱい。

めなみは、普通に使い勝手が良くて禁煙でそれなり美味しいので、たまに来る。
一番のお気に入りは、刺身類ときずし。
冬に来るかな。




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宵山の前に行った島原の「角屋(すみや)」。
建物は国の重要文化財に指定されている揚屋(今でいえば料亭か)。
新選組のご贔屓の店だった。
酔った組員がふざけて付けた刀傷があちこちにある。






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文久3年(1863年)9月、この臥龍の松を望む間での新選組の宴会で、初代局長 芹沢鴨は酔って酩酊した。
そして、戻った壬生の屯所である八木邸で惨殺された。
犯人は、土方歳三以下、新選組の隊士とされている。
芹沢鴨殺害の理由は、粗暴な行動が顕著だったためとか、攘夷派と通じていたからとか諸説がある。


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絶品のきずし。
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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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