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和友 新小岩 鰻  

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僕は鰻が大好物である。
一に鰻で二にお寿司、三に天婦羅、四にしゃぶしゃぶすき焼き、五が焼肉、六に蕎麦。
七八がなくて、九にオムライス、十におでん。
栄養は十分に取れているが、多分長生きしないな。
そういえば鰻っていうと、これまで大好きか、食べられない の二種類の人間しか出会ったことがない。
好みがえらく極端に分かれる食い物なのかもしれない。
また、食べられない、という人の9割5分は蛇が大嫌いでもある。
さらに、この人たちは穴子も鱧も嫌いである場合が多い。
当たり前か。
この間、鰻屋で法事をやったのだが、〆の鰻重の代わりに海鮮丼を頼んだのが15人中4人いた。
27%。
食えないって、不幸だと思うが、余計なお世話か。
ここ、新小岩の江戸川区役所裏にある鰻屋で和友と言う。




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御覧の通り、行列店だった。
11時の開店前から、さすが、人気鰻屋だけあって長蛇の列だ。
いや長鰻の列であった。
新小岩には、子供がいない叔父叔母夫婦が住んでいたのでチョコチョコ顔を出しに行ってた。
そういえば叔母の名前は千代子だった。
行くときは、朝飯抜いて必ずここで並んで鰻を食べたもんだ。

しかし、今年に入ってからの鰻の稚魚不足はさらに深刻だ。
シラスウナギがほとんど獲れない。
近い将来鰻を食べられなくなるのは間違いない気がする。
27%などと言わず、鰻を嫌いな人の割合が、99.5%位になれば、日本海溝の鰻どもは僕の独り占めになるのにな。

で、この店、当時(と言っても去年のことだぞ。)は、
でかい鰻2尾半が乗った 特うな重が3,700円。
でかい鰻1尾半が乗った うな丼が2,900円。

破格の店だったのだ。
しかも、厳選された国産で、皮まで柔らかく、備長炭で焼く香ばしい臭みのない鰻で、老舗の高級店とは言わないが、この価格にしてはやけにハイレベルな店なのだ、った。

ましてやスーパーやチェーン店の鰻とは天と地か雲泥の差。
まあ、あれは食い物とも言えないが、まったく、別の食い物だ。
仮に国産であったとしてもスーパーや牛丼屋やファミレスで鰻は食ってはならない。
なぜなら、鰻と言うのは、鰻一本で商売が成り立つ極めて凄い食い物なのである。
蕎麦一筋、天丼一筋。寿司一筋といっても、ネタはたくさんある。
鰻屋は、普通ネタは鰻しかないのである。(前述したとおり、鰻の嫌いな人のためにキジ焼丼とかを出す店も多いが。しかし、タレは鰻の頭とか骨だぞ。)
そのためか、仕事も奥が深い。
串打ち3年、柿八年ではなく、裂き8年、焼き一生と言われるように、身の厚さが均等になるように丁寧に串を打ち、鮮度が勝負なため手返し良く捌き、全体にじっくりと熱が通るようジックリと色良く焼き上げる、職人の中の職人技の世界なのである。
だから、香ばしくふくよかで美味しい。
スーパーやチェーン店や中国が敵う訳がない。
しかし、本来は美味い食い物であるものを、大量に仕入れ、わざわざ不味く加工して売るこいつらのせいで、根こそぎ稚魚であるシラスウナギが乱獲され獲れなくなり、このところの鰻の価格の高騰は異常だ。
平賀源内には申し訳ないが土用の丑の日は廃止、スーパーやチェーン店で鰻の取り扱いは禁止、としてもらいたいな。



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これがうな丼である。
ご飯少なめバージョン。
一緒に行った叔母が食べた分。
90歳近かったが、一っぺら僕にくれて、残りは全部食べてた。




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それでもこの迫力。




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これが、デフォルト。
暴力的なほど盛ってあった。





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丼から鰻がはみ出して盛り上がっているではないか。
しかも、僕の掌ほどの肉厚。




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うーん、美味い。
タレはあんまり甘くなく、いくらでも行けちゃう。
ふわふわで、この価格でこれだけ食べられたら、150点。



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これはうな重である。





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ちょっと遠め。





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2尾半。
言葉はいらない。

ちなみに、今は
うな重はやってない。
頼めば重箱には入れてくれるが。
うな丼は2尾入り。3,800円になった 
それでも、安い。




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この間、三島の桜家で鰻を食べた。
僕が一番好きな鰻屋だ。
うなぎ重箱 1尾4,300円。
なお、1尾半 5,800円と2尾7,600円は、品不足の折か、扱っていなかった。
ついこの間まで、2尾5,500円だった。
稚魚不足、深刻。
何とかしてくれ。
死ぬ前の最後の食べ物は口で食べられれば、うな重を予定しているのに。

ちなみに、叔母は去年の7月、叔父は今年の3月、仲良くあの世に行った。
叔母90歳、叔父102歳。
二人とも大好きだった鰻のように、長~い人生だった。

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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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