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ART BISTRO ビストロ パリ9区

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パリなんて、たぶん一生行くことないな、と思っていたのだが、行ってしまった。
付き合わされたのだ。
そんな暇があったら、モルジブとか沖縄で潜りたい。
却下された。
人生、自分の思ったようにはならない。
そういえば、ウイーンも、タイプとして絶対に行くことはないなと思いながら行かされてしまったな。
で、後で思い出したが、どうせパリに行くなら、ムール貝と牡蠣をバケツ一杯食ってやると誓ったのだ。
しかし、ついぞ食べなかった。
理由は、ややかなり惚けが入っているので、来た目的を忘れて別のものを食べてしまったためである。

で、怪人の潜むオペラ座から北に向かい、サントトリニテ教会(Eglise de la Trinité)というたいそう立派な建物を通り過ぎ、クリシー通りをさらに北へ行くとこの店がある。
こう書くと、やけにパリに詳しいざんす、なんて思うだろうが、ん?思わない、そうざんす、ただのお上りさんざんす。
シェー、なんてイヤミをやっている場合ではない。

この辺りは大小の劇場が多く、舞台が跳ねるとお客さんがビストロに繰り出す。
ここは、そういう使い勝手の、大衆的な店だ。
さすがパリ、ART BISTROという。




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フランス語なんてチンプンカンプンな僕でさえ、読める。
「あゝ無情」。
これ日本題か。
アン・ルイスは出てこないが、僕が昔読んで、登場人物がやたら多くて誰が誰だかわからなくなるという悲惨な目にあった、パン泥棒のジャン・バルジャンの物語である。
なかなかARTだな。
左下の邪魔な禿げたおっさんは、謎の中国人だった。





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で、まずはワインでしょ。
パリで飲んだワインは、貧乏なのでハウスワインか、スーパーのモノプリで買った安いボルドーだったが、どれを飲んでも当たりで美味かった。
ワインの味はよくわからないのだが。
ちなみに、パリには日本でいういわゆるコンビニはない。






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で、エスカルゴを頼んだ。
初めて食べるという友人のために頼んであげた。
これが運ばれてきて初めて、ムール貝と牡蠣を食べに来たことを思い出した。
遅かった。
ソースは、バジルではなくバター、パセリ、エシャロット、ニンニクなどで作るブルギニオンバターソースだ。
香りがいい。
肝心のエスカルゴであるが、これカタツムリである。
知ってるか。
気持ち悪いな。
食感はサザエだが、カタツムリである。
気持ち悪いな。
カタツムリである。
しつこいがカタツムリである。
他に美味いもんがあるので、多分、一生二度と食べない。
ソースは美味い。
このタコ焼き器みたいなのは、エスカルゴ専用皿。




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これ、美味かった。
柔かで、ふくよかな香り。
肉も美味しい。
牛肉のワイン煮でブッフ・ブルギニョンというやつだ。
さっきもブルギニョンソースだったが、ブルゴーニュ風という意味。




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「あゝ無情」のジャン・バルジャンは、いろんな名前を使い分けていたが、『マドレーヌ』と名乗っていたこともある。
しかし、最後に出てきたのはマドレーヌならぬ林檎パイだった。
日本のものを食べつけていると、甘いな。
林檎の香は悪くない。






77 リンゴマイマイ

無題。
一応、リンゴマイマイという和名があるらしい。
やはり二度と食わない、と思う。
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chromodoris

Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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