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いきいき亭 寿司 金沢市 近江市場

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回転寿司と言うと偏見をお持ちのあなた。
それは僕です。
まあ、ちゃんとした寿司屋と比べて、ネタの仕事の具合とか、シャリの塩梅とか、寿司そのものの姿形とか握り加減とか、言い出したらキリはない。
しかし、ネタの良さと言ったら、金沢の回転寿司は凄いとしか言いようがない。
値段も大したことはないので、その気になれば毎日でも食べられる。
また、寿司なら飽きずに毎日食べられる。
ということで、朝から、金沢は、近江町市場で寿司を食べた。
この乱雑な雰囲気の店である。
いきいき亭という。




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入ったら、回転ずしではなく、普通の握り寿司屋であった。
では、朝定食にせずにお好みにした。
最初は、上から鮪トロの炙りと鰤。
美味いが、鰤は端っこじゃないところが良かったな。
これは、サクを刺身にすると最後に残った部分が厚くなるので、その身を切り開き平たくしたもの。
開いたため、蝶番の部分でつながっているが、見栄えが良くない。
ちょっと不満。




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メギスと平目。
メギスは、キスに似ているが深海性の別種の魚で、関東ではあまり見かけない。
新鮮なものは脂もあって美味しいとのこと。
普通。
しかも、これも尻尾の方だな。
平目は好きなので頼んでみた。




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ノドグロとタラの白子。
ノドグロは関東ではアカムツと呼ばれる深海性の魚。
近年高級魚として人気がある。
赤い美しい魚体に白身の魚だが、脂の乗りが半端ではない。
これをバーナーで炙ると、更なる脂と風味が浮き出てくる。
僕が初めてアカムツという魚を知ったのは、もう30年以上前に西伊豆の土肥で、親しくなった漁師さんに「何だか、わかっか?」と言われて食べた時だ。
初めて食べたのにわかるわけがない。
クロムツよりも遥かに脂が乗っていて、美味しかった記憶だけが残っている。
駿河湾は、深いのでこういう魚が棲息しているのだ。
結構感動もんだった。
白子は大好物な痛風メニューだ。
しかし、やめられない、止まらない。
このマッタリとしたコクはたまらん。




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毛ガニと香箱蟹。
軍艦になっている香箱蟹は、雌のズワイガニのことだ。
茶色の粒々は外子(そとこ)と呼ばれる腹についている卵。
オレンジ色の内子(うちこ)は甲羅の中にある卵巣だ。
金沢の冬はこの蟹なくして迎えられない。
今回、ひたすら、鰤とこれを食っていたな。
これらに、あと身と味噌が付いている。
これを一気に食べると様々な旨味が口の中に広がって、この世の天国となるが、あの世では地獄に行くと推察される。

最初は端っこだの尻尾だのと、不機嫌にもなったが、まあ美味しかった。
鰤に白子に香箱蟹。
冬の金沢、日本は素晴らしいなあ。

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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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