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たいめいけん 日本橋 洋食

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たいめいけん
って知らない人はあんましいないとは思うが、本店にいった話は身の回りでそんなに聞かない。
こないだも羽田空港で、たいめいけんのカツサンドをダイビング仲間と食べたが、結構美味いし腹持ちも良かった。
しかし、誰も店に行ったことのある奴はいなかった。
むしろ、あのチャライ日焼けした三代目が気持ち悪いとかで、そんな店行くかよ、みたいな話で盛り上がってしまった。
日本橋たいめいけんは昭和6年創業の洋食屋だ。
確かに、今の顔グロ店主はシャルネズみたいで年齢不詳だが、計算すると三代目くらいではあるな。
洋食屋なんで、ウリはハヤシライスとかオムライスとかビーフカツレツとか蟹クリームコロッケとかなんだが、ラーメンもありそこそこ美味いのだ。
恐るべし日本の洋食文化。





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ここは、一階と二階に店があり、一階はカジュアルレストラン、二階は本格的な洋食レストランという仕切りがしてあるようだ。
僕のような貧乏人は一階というイメージだが、そんなことはなく、どちらもそれなりに高いが、今日は、ご接待ということで、二階なのだ。
横浜に、スカンディアというレストランがある。
やはり一階と二階が分かれていて、ここと似たようなコンセプトだ。
どちらも、なかなかシックな感じで良い雰囲気だが、こちらの店員さんは店主のキャラが反映しているのかどうか分からないが、フレンドリーで、下町の洋食屋にいるようなリラックスできる感じの応対だ。
いいねえ、 洋食屋 っていう響きがいいね。



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では、生ビールなどをまず飲んで。
ここの名物は、小皿料理という名の給食風盛り付け皿コースなのだ。
8,000円と15,000円の2つがある。
何でも、少しずつでもいいからたくさんの料理を食べたい、というリクエストした客がいたらしく、それが看板メニューになったとか。
奢ってもらって言うのは何だが、ついでに、値段ももっと安いといいのだが。






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一の膳。
どうやら、8,0000円のコースらしい。
15,000円コースはさておき、8,000円でも、でかい鰻重が2人前ほど食えるではないか。
左から右に上から降りていく。
最初は、ムール貝のマリネ。
トマトソースのマリネだ。
爽やかな感じ。
エスカルゴ。
にんにく風味が効いている。
ここって、フレンチだったのか。
たいめいけん風の的矢産牡蛎の塩辛だと。
蛤の殻に入っているところがご愛嬌。
日本酒で行きたいですな。
海老フライ。
さすが洋食屋です、美味しい。
10本くらい食べられる。
だだっちゃまめ。
山形名産。
これのボタモチ美味いんだよな。
ズンダ餅。
パパイヤのスモークサーモン乗せ。
何で、合うんだか不思議。
生ハムと似て非なるモンなんだがな。
サイマキのカクテルソース。
サイマキとは車海老の小型だが、十分でかい。
甘みがあるんだよな。
鮑の酒蒸し 肝ソース。
想像通りの味、柔らかい。
実は、鮑って値段の割にはあんまし美味いとは思っていない。
やっぱ鮑は、一に酒蒸し、後はなし、ではないか。
平目の刺身。
酢橘の香りで。
だったような気がする。
総じて、何を食べても美味しい。
流石です。




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少しずつ、つまめるので、酒もすすむ。
フロール・デ・バコ。
スペインの赤ワインだ。
重めだが、まろやかで甘い香り。
 



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二の膳。
ポタージュ。
箸休め。
実に香りが良い。
???
どうも思い出せない。
白身の魚の蒸したもののあんかけ?
洋食屋でそんなものはないか。
蟹クリームコロッケ。
大好物である。
衣の香りがいいし、オーロラソースも甘からず美味しい。
牛タンシチュー。
少しでも良いから食べたくなるんだよね、って気持ち分かるなあ。
よく煮込んだデミグラがグー。
稚鮎のフリット。
季節のモンだな。
これと新子を食べないと夏は来ないな。
あっ、鰻と鱧もだ。
ローストビーフ。
和牛の旨みがある。
しかし、ローストビーフは、腿とかよりもリブロースが好みだな。
若鶏のドリア。
鶏グラタンね。
帆立貝ミラノ風。
チーズとかトマトを使っているのでミラノ風か。
ますますフランスっぽいな。
蟹ポテトサラダ。
美空ひばりの唄に古賀正男のギターという取り合わせか。
古いな。





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コース〆のラーメン。
それこそ東京ラーメンというヤツで、トンコツ・トリガラをコトコト煮出したしょうゆ味。
美味しい。
スープが薫り高く、いろんなもんが混じった混沌の極みか。
洋食出身のラーメン屋店主って聞いたことあるけど、流石の味です。



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麺は細麺ストレートで、ツルンとした歯ごたえが良い。
叉焼も大好きな赤いヤツだ。
さやえんどうはご愛嬌か。



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ごちそうさまでした。
美味しかった。
生きている間にもう一度は来てみたいと思った。
接待で。
しかも15,000円の方で。
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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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