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揚子江 関内 中華料理

関内に隠れ家的中華料理店がある、と友人に教えてもらった。
「揚子江」という。
HPで確認をしたら、かなりこだわっている店のようで、とりあえず揚子どう?と…、ランチに何度か行ってみた。
美味しかったので、夜のコース5,000円で予約しB級グルメ仲間と行ってみた。

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何て書いてあるのかさっぱり分からないが、さすが、そこが中国2,000年から5,000年くらいの歴史。
「酔毛蟹」というのだけは読める。
上海蟹を紹興酒で酔っ払わせて食べるやつのことか。
僕が食べたら酔っ払い同士の共食いだ。
哀れな蟹。
残念というか幸運というか、5,000円コースには上海蟹はつかない。

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まずは前菜か。
左上から。
大根と茄子の和え物。
香りが良いぞ。

下左は、なんとクラゲの傘の下の部分だそうだ。
プニョプニョして柔らかい。
味付けは薄いしょうゆ味。
面白い感覚だ。

下右は、羊羹。
本物の羊羹である。
と言っても、虎屋謹製ではない。

要は羊肉の煮こごりのようなもの。
面白い食感だ。
羊羹とはもともとはこの料理のことらしく、中国帰りの日本の僧侶が小豆を使った日本の羊羹にアレンジしたそうな。
彼らは、肉食は禁じられていたので、代用品となったわけだ。
じや、中国では羊食べたのか?という疑惑が沸いた。
しかし、これ、まったく別物で、随分な代用品だ。
きしめんとサナダムシ以上の差はある。
こんなことなら、僕だったら僧侶を辞めている。
たまには、ラムステーキも食べたいし。
もともと門前払いか。
羊のヒレ肉を使っているとのことだが、さっぱりと癖がなく、美味しい。

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いろいろきのこと芝エビ炒め。
驚いた。
エビがプリプリとして食感の良いこと。
火の通しが絶妙なんだろう。
そして、甘くて美味しい。

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上海蟹カニ味噌と豆腐の煮込み。
上海蟹とは、チュウゴクモクズガニという淡水の蟹である。
学名は、Eriocheir sinensis (H. Milne-Edwards, 1853)。
あっ、ダイビングの記事ではなかったか。
中国蘇州市にある陽澄湖のものが有名だが、近年日本でも養殖がされているようだ。

うーん、濃厚だ。
上海蟹は、食べるところはあまりないが、この味噌はたまらない。
醤油と香料で上手に味を引き出している。

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鶏肉の唐揚げ。
鶏は下味がしっかりしている。
餡は、甘からず絶妙。
普通の鶏の唐揚げとはまったく別物で、いくらでも、食べられそう。

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青梗菜と春雨の炒め。
これは、青梗菜の若い根っこの部分だけを使ったものだそうだ。
硬くはないがシャキシャキとしている。
味もさわやかな香りが鮮烈だ。

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これは何だ?とご主人に言われた。
ちょっと考えて、ゲンゲ?と応えた。
富山県で有名な深海性の魚だ。
寒天質のプリプリとした柔らかい食感で、汁物や鍋物に人気がある。
「おっ、よくご存知ですね」と言われたので当たったかと一瞬喜んだが外れだった。

実は、サメの鰭…つまりフカひれに近い部分の肉のピリ辛煮だそうな。
醤油味でピリ辛に煮込んだ逸品だ。
プリプリクニュクニュの独特な触感。
サメ特有のアンモニア臭はまったくなく、初めての世界だ。
なかなか良いものは手に入りにくいらしく、珍しいものを食べられて今日はラッキーだった。
これで冥土への土産話がまた一つ出来た。

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具無しスープそば(光麺)。
池袋の有名なラーメン屋のものではなく、こういう名前のソバらしい。
香りのよい醤油ベースのスープだれに麺と葱を絡めてある。
麺自体にはそんなにコシはなく普通。

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マンゴプリン。
さっぱりとした後味だ。

ここの中華料理は実に洗練されている。
まず、ありがちな油っこさがない。
そして、素材の良さを引き出して、それを脅かすような味付けはしていない。
まさに、甘さやくどさを抑えた、普通のいわゆる中華にはないものであった。
また、季節や食感を楽しめるような素材の使用とそのような調理がなされていた。
そういう意味では、ぜひ一度来店してみて欲しい店である。

以下は斥候で行ったランチ。

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鶏肉とピーマンのピリ辛炒め。

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エビとトマトの卵煮。

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豆腐と蟹の炒め

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黒酢の酢豚。

これにご飯とスープとデザートが付いて1,000円だ。
この店、禁煙にしてくれると嬉しいのだが、ご主人も暇だとテレビを見ながら一服している。
その辺だけは、街の中華料理屋と変わらない。(笑)

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揚子江 上海料理 / 日本大通り駅馬車道駅関内駅

夜総合点★★★★ 4.0
昼総合点★★★★ 4.0


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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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