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さし田 本牧 居酒屋・レストラン

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横浜で育った僕の世代にとって、”本牧”と聞くと、どこか遠い外国の風が舞う素敵な場所という記憶がある。
車の免許を取って、最初に夜中に遊びに来たのは本牧のライブハウスで、もっと遡れば、釣竿とクーラー片手に青い芝生のフェンスの向こうを覗いたものだった。
今思うとゴールデンカップスなんて実に下手なバンドなんだが、当時はスゲーとか思っていた。
今は、フェンスの向こうは高級住宅街となっている。
フェンスのこちら側の住宅街や商店街は、昔と変わらない。
暗い住宅街をちょっと彷徨ってみた。



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で、その一角に、この店がある。
このそばにある中学校の先生とひょんなことで知り合いになって、教えていただいたのだ。
魚が美味しいよと。
普通の食堂のようだが食堂ではない。
で、居酒屋のようでただの居酒屋でもない。
実は、お父さんが洋食のコックさん、息子さんが和食、お母さんが美人という、家族でやっている地域密着型の洋食海鮮居酒屋なのだ。



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では、まずは乾杯。
今日は日本酒好きが集まったぞ。
ここは、いわゆる一般的な銘酒も置いてある。
やはり、地には平和を、魚には日本酒だろう。



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お決まりのポテトサラダ。
日本酒で乾杯の後、ポテサラかよ、とお嘆きのあなた。
まったくそのとおりである。
しかし、編集の都合というものもある。
まずは、洋食部門からスタートだ。
居酒屋部門でもあるな。
これがないと酒は始まらない。
自分でも作るのだが、どうも今一なんだよな。
いろいろ手をかければかけるほど美味しくなくなるし。
やはりシンプルに作ったほうがいいんだろうな。
原点に返れ、ということか。
これ凄い。
山盛りである。
美味しいぞ。



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ハムカツである。
大きなハムで、切り口もでかい。
衣の香りが良い。



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カキフライ。
旬の一品だ。
まさに、洋食屋のカキフライだ。
豚カツ屋のカキフライとは違う。
何が違うかというと、洋食屋のフライって、パン粉のきめが細かいような気がする。
ちょっとお上品というか。
これは、わりと粒の小さな牡蠣だ。
やや火を通しすぎかな。



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豚肉のにんにく醤油炒め。
こういう定食屋的なメニューもある。
さすがにこれを頼んだときは日本酒ではなく、ビールを飲んでいたが。
これでご飯を食べたらさぞ美味しいだろうとブイブイ言いながら食べた。



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野菜炒め。
どこにでもいるのだが、必ず野菜を頼むやつがいる。
野菜サラダとかスティック野菜とか
野菜が体にいいと信じて疑わない野菜教の連中である。
特に女に多い。
最近男にもいる。
一食くらい野菜を食わなくても栄養が偏ることはないではないか。
僕は野菜はほとんど食べないが。
ましてや、わざわざ外食で食べる必要もない。
家で一人で食べればいいではないか。
さらに、こんな農薬漬けのものが体にいいわけがない。
と野菜嫌いの僕は思う。



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なんてツラツラ思いながら八海山を飲む。
やっぱ日本酒は美味いなあ。



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鱈の白子。
これは×だった。
生臭かった。



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ウチワエビ。
ずいぶん変わったものがあった。
身は甘く締まっていてそこそこ美味しい。
岩礁の斜面や転石帯、砂泥地に棲息する甲の形が団扇状の海老である。
水深15~250mと棲息範囲は広い。



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では、刺身だ。
上から右へ。
まずは、鰹。
すばらしい。
実に鮮度がいい。
こんな鰹を食べたのは実に久しぶり。
カップに入っているのは生シラス。
これもまた鮮度抜群で言うことなし。
下に行ってエボダイだ。
エボダイを刺身では初めて食べた。
程よい脂の乗った白身の甘みがいい。
秋刀魚。
これも素晴らしい。
血合いがピンク色である。
脂が乗って美味しい。
蛸。
地蛸である。
これも歯ごたえがある。
下の白身はカワハギ。
この時期のカワハギは美味しい。
別に盛ってもらった肝で食べた。
刺身の質は抜群だ。




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で、また刺身だ。
中トロ。
天然ものの何鮪だろ。
寿司で食べたいな。
右上が鯵のたたき。
実に新鮮、臭みはまったくなく脂がある。
こういう鯵ならいくらでも食べたい。
下の白身は石鯛だ。
コリコリとシャキシャキの間くらい。
落としてしばらく置いたものだ。

この店、本牧の漁師から魚を仕入れていると聞いた。
鮪はともかく、実にいきの良いすばらしい刺身を出す。
ちょっと感動。


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エボダイ刺身UP!!!。
この皮はまさしくエボダイ。
関東ではエボダイと呼ばれるが、関西に、これによく似たシズという別種もいるらしい。
シズちゃんのように、肌が美しいかららしいが。
誰だ?シズちゃんって。

実は、ややこしいことに輸入もんのシズもいて、干物で“エボダイ”として売られている。
ちょっと形状が違うらしく、うちの父親などは、これはシズだ、とかいってけっこう区別していたな。
僕にはわからない。



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何でオムライスが出てくるかというと、〆なのである。
僕が好きなのである。
そう!!!
洋食屋さんでもあるのだ。
洋食屋で飲むのが大好きな僕としては、刺身も食えるし日本酒もあるし、天国とディズニーランドが一緒になったような店なのである。



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いわゆるきっちりと被せてある正統派オムライスだ。
卵の内側はきちんと半熟。
こういう細かな技術は貴重だ。
内側までちゃんと焼いてはいけない。
画像、ご飯がちょっとベッチャリとしていたかな。



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次はこれ。
何だ、ケチャップライスではないか、というあなた。
実はトルコライスなのだ。
長崎名物。
ピラフにスパゲティに豚カツ。
いろんなものが乗ったプレート料理である。
トルコライスとは言うが、トルコにはこれとおんなじ料理はないそうだ。
トルコのお風呂も、日本に来て変なお風呂に捻じ曲げられたので、同様かと思ったが、それほどひどくはない。
スパゲティナポリタンが日本料理のようなものか。
ん?ケチャップライスだけ?



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なんとびっくり、ご飯の中から豚カツが出てきた。
びっくりトルコライスか。

ここのお店。
洋食は普通かと思うが、刺身が実に素晴らしい。
これだけ活きの良い魚を出す店はそうはないし、ましてやこの値段ではありえない。
って、いくらかは覚えてないがかなり安かった。
わざわざ、バスに乗って飲みに行っても損はないと思う。

場所柄、地域の常連さんで賑わうが、タバコを吸う人が多い。
これを除けば毎日でも通いたくなるお店だと思う。


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キッチンさし田

夜総合点★★★☆☆ 3.8



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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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