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フクミ 立ち呑み 福富町

1フクミ(福富町・立ち呑み)0707100024
1酒屋さんがやっている立ち呑み屋である。
いわゆる角打ち。
場所は、伊勢佐木町の裏通り。
説明してもたどり着けないような、また、シラフでも、多分たどり着けないようなところにある。
裏横浜のラビリンス。
この辺は、一般の方はあまり近づかないところでもある。




22フクミ(店)0707100019
なぜ、僕がこの店に入ることになったか。
実は、たまたま、さるところで飲んでいた。
そして、帰り道にフラフラっと、このラビリンスに千鳥足で紛れ込んでしまったのであった。
おーっ、こんなところに立ち呑み屋があるな、といつもの興味本位で覗いたら、中の客と目があった。
「おー、にいさん入んなよぉ」と腕を引っ張られた。
これじゃ、キャッチ立ち呑み屋だ。
酒を見ると自制の効かない体質、スルスルっと入ってしまった。
店の立ち呑み屋ゾーンから覗いた酒屋ゾーンの部分はこんな感じ。




33フクミ(酒とつまみ)0707100016
店の中には3人のオッサンの客がいた。
一人のオッサンが、「俺は帰るとこだから、つまみをやるよ」とサーモンの塩焼きをくれた。

冷奴とワンカップで飲んでいたのだが、思わぬプレゼント。
しかし、実は、僕は養殖のサーモンが大嫌いだ。
なぜなら、鮭も鮪も鯛も養殖物は臭い。
複雑な顔をしていたら、オッサンは、手をつけた残り物をよこしたんではないかと僕が訝っていると思ったらしい。
「平気平気、全然手をつけてないし、ここの鮭は美味いんだよぉ」と、お勘定をして行ってしまった。
じゃあ、なんで注文したんか?
他の二人のオッサンも、「あの人、人に分けてあげるの好きなんだよ」と言って笑っている。

食べた。
何だ、養殖じゃないぞ、こりゃ美味い。
もうパクパク食べてしまった。
こんなこと、通わなきゃわからない。
でも、こんな場末の立ち飲みで、こんな美味い鮭のつまみで飲めるなんて、こりゃ当たりだった。
オッサンたちとも話が盛り上がった。
飲み屋では、知らない人とは滅多に話さない人見知りな僕にしては珍しいことである。
野球の話、昔の横浜の話、最近の政治の話等々。
おばちゃんは、最初保健所の人が来たのかと思っていたとのこと。
僕ってそんなタイプだったということを初めて知ったが。
来たんではなく、引きずり込まれたのだが。
ランプの魔人は次のカモが来るまで、ランプに閉じ込められるのだ。
明日は僕が通行人をこの店に引っ張り込む大役を担っているかもしれない。




44フクミ(店内)0707100022
「記念撮影するから下向いて」って言ったら素直に従った。
結構かわいいオッサンたちだ。
いいねえ。
ある意味、角打ちの醍醐味。
ちなみに、トイレはない。
路上でするか、5分ほど歩いた公園のトイレへ行く。
路上でしてはいけない。
当然、公園のトイレに行ったが、酔っぱらっていたので帰りに迷って、10分ほどかかった。
みんなが本当に心配してくれた。
鞄は置きっぱなしだったので、飲み逃げを疑われたわけではない…。
さて、お勘定をして帰る段階になった。
値段は推して知るべし。
高いわけがない。
オッサンが、土産にウチワを持って行けと言う。




55フクミ(角海老)0701000017
でかいウチワ(手前のが普通サイズ)だし綺麗だが…。
ちなみに、「角海老」とは、絶対にマジに天地神明に誓って行ったことはないが、「トルコ」と言われた時代からある近所の大手老舗ソープランドである。
浅田次郎の天切り松シリーズに、「角海老楼」が出てくる。
吉原の遊女だったお姉さんがいたところだが、死ぬところは本当に泣けたな。
このウチワ、おばちゃんが言うには、毎年、近所のお店にお歳暮代わりに配るそうな。
「こんなもん持って帰れるわけないじゃん」なんて言ったが、しっかり鞄に入っていた。
なかなか粋なデザインだが、使うわけにもいかず、どうしたものかと困っている…。
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テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ

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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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