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かずみ 奄美大島 名瀬 郷土料理

奄美大島は名瀬の夜、何を食おうかと迷った。
ここに来て豚骨ラーメンでは芸がない。
鶏飯じゃ腹がいっぱいになって酒が入らない。
明日もダイビングだし、だったら飲まなきゃいいではないか、という声が耳に痛うございます。
で、郷土料理と島唄なんぞと。

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郷土料理 かずみ
という。
電話をして予約をした。
5分くらいで行くと伝えると、常連さんが出迎えてくれた。
お礼を言うと、実は、たまたま煙草を吸いに出たと言う。
店内禁煙だったのか。

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では、3,000円の料理のお任せを。
黒糖焼酎は一杯500円で別料金だ。
最初はモズク。
こちらで食べるモズクは、何でこんなにクタッとしていないで締まっているんだろう。
歯応え良し香り良し美味しいな。

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これは烏賊を煮たもの。
よく出し汁を吸って食べ易い。
かといって、塩辛くもない。
味付けは優しい。

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鰹の刺身。
南の島の鰹は脂がない。
江戸っ子なのでこれはこれで好きだ。
といっても、大森の場末の江戸っ子だが。

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これ、奄美ではトビンニャという。
ダイバーは、マガキガイと呼んでいる。
ダイバーだけではなかった、標準和名だった。

塩茹でしたものを、爪があるのでこれをつかんでクルリとやると身が出てくる。
この爪を刀に例えてチャンバラガイともいう。
大好物である。
これをクルンクルン剥きながら焼酎を飲っているといくらでも飲んじゃう。
しかし、海の中でのこの貝の生態を知っている。

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葉山にもいる。
この貝は眼が可愛いので、これを見たらちょっと食べるのに抵抗があるかも。

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これは芋の茎を炒めたものである。
芋は田芋といい、サトイモのようなものらしい。
味付けはシンプル。
想像通りの味であった。

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この方、満本 実 さんという。
奄美大島でも有名な奄美三味線の引き手である。



奄美三味線は沖縄のものと形などは同じだが、哀愁を帯びた裏声を駆使するような唄が奄美では多いせいか、弦は細く音のキーは高いそうな。
また、ピックというかバチは、割り干しのようなものを使っていた。
ご覧のとおり、非常に笑顔の素敵な楽しい方であった。


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では、ゴーヤの味噌炒め。
The 酒の肴 である。
酒の写真がない。
注いで来てもらうのでビンが写せなかった。
美味かったのは、黒糖焼酎の「まんこい」だった。

画像10
これはハンダマという野菜である。
葉っぱの表は緑なのだが、なんと裏は紫色という変わった野菜だ。
茹でるとヌメリが出てきて、栄養たっぷり。
鹿児島県の発表によると、カルシウム量がほうれん草の3.9倍、ポリフェノールが玉ねぎの1.7倍あるそうだ。
基本的には野菜は好きではないのだが、こういう機会でもないと食べないので食べた。
味はこんなものか。

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さあ、いよいよクライマックス。
満本さんの伴奏で、店主の西和美さんが島唄を歌う。
西さんは、奄美大島の島唄の唄者で、1985年には奄美民謡大賞を受賞された方だそうだ。




この画像は、和美さんの師匠の坪山豊名人との掛け合い。
いいなあ。
異国にいるような雰囲気だが、妙に里心をくすぐるものがある。
満本さんとは、掛け合いで何曲かやってくれた。
グラスを持つ手も止まってしまった奄美の夜だ。


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豚足と油揚げを炊いたもの。
ここの料理は、薄味なのだが味付けのしっかりしたものである。
出汁がちゃんと効いているのだ。
美味しいです。
でも、もうかなりギブアップ。

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うー、さつま揚げだ。
僕はおでんを食べるときは必ず頼む。
これ、大好物だ。
いつも食べている、紀文や浜藤とかのさつま揚げよりも魚の風味があっていいな。
腹一杯だが、ついつい食べてしまう。

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アカウルメの唐揚げだ。
今回の奄美行では、これあちこちで食べた。
これ、いわゆるグルクンである。
和名はタカサゴで、沖縄県の県魚だが、奄美ではかなりポピュラーに食べられている魚である。
海の中で見ると、もつと青っぽくて黄色い線が鮮やかだ。

このさっぱりとした味わいは捨てがたく、刺身でも塩焼きでもgoo!!
これで本当にギブアップだ。
申し訳ないが、テーブルに並んだ料理全ては、全部食べ切れなかった。

奄美を訪れたら、またぜひとも立ち寄りたい店である。
美味しい料理と酒、心に染み入る唄と奄美三味線。
すっかり満喫してしまった。
これで、焼酎3杯飲んで、4,500円は絶対にお値打ちだ。
絶対に行くべし。

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郷土料理 かずみ 郷土料理 / 奄美市その他)

夜総合点★★★★ 4.0


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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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