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うな一 東戸塚 鰻 居酒屋 

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相鉄線の緑園都市方面から国道一号線に抜ける道がある。
メインの町名を取って、名瀬街道と呼ばれているらしい。
その街道の最終地点、国道一号線に入る手前にJRの線路を超える陸橋がある。
大昔、秋葉踏切と呼ばれた今はなき踏切の上に出来た秋葉陸橋である。
陸橋を渡る付け根の左側には、我が国最高級の洋食器の製造・販売を行う大倉陶園の本社・工場がある。
この会社の店舗は、広尾・帝国ホテル・軽井沢とここ本社ファクトリーショップがある。
このブログには、本社以外、ご縁がない土地である。
で、この本社と名瀬街道を挟んで向かいにあるのが、この「うな一」だ。
大分ジャンルが違う。



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表の店構え、鰻に蕎麦まであるメニュー、そして、やけにデカイ鰻重の看板を見ると、若干不安も付きまとう。
でも、入ってみると意外や綺麗だ。
親父さん、奥さん、娘さんとコックさん?で営む、老舗の飲食店なのだ。
たまたま、この方面には所用でよく訪れる。
ずっと気になっていた店なのだが、うちの父親が、鰻が喰いたい!!! と突然この近くを通った時に言い出し、ついにパンドラの箱を開けてしまった。
以後、この辺に来るたんびに通ってしまうことになった。
 


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はい、鰻丼。
昼のランチで、1480円くらいだ。
安い。
これにきんぴらとお吸い物が付く。
お吸い物の代りに味噌汁のこともある。



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ここの鰻丼、愛知三河一色名産の鰻らしい。
それも、生きたウナギを注文してから捌き、蒸して、焼いて出してくれる。
ランチでもだ。
圧力鍋で蒸すそうで、そんなにたいそうな時間はかからない。
30分くらいか。
味は、この値段にしたら十分過ぎるくらいに十分だ。
気の利いたスーパーで、紀文や浜藤や宮川本廛の鰻を買えば、これくらいはゆうにする。
だったら、ここの鰻の方が比較にならないくらいに美味いし、コスパもはるかに良い。
で、僕は、普段使いで鰻が食べたくなったら、ここにしている。
たまに、はせ川とか桜家の鰻が食べたくはなるが。
タレはそんな甘くなくて僕好み。
父親は好みではないと言う。



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さて、メインの鰻の次は洋食部門に移ってみよう。
オムライス 750円。
この店、実は、「有限会社 睦食堂」が経営している。
で、隣にもう一軒店があるが、現在営業していない。
僕の推理では、その店が以前洋食部門であったのではないかと思う。
多分、店名はお皿の通り「むつみや」。
いまや、選択と集中の中、「うな一」に統合され、鰻から洋食から天麩羅・蕎麦までの一大コングロマリット食堂となっているのだろう。(未確認)



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実を言うと、このオムライスは実に美味い。
どうも、いつも表に出てこないもう一人のおじさんのコックさんが作っているらしいのだが、これがまた実に癖になる味なのだ。
バターの効いた卵、ケチャップライスは独特の風味があり、しかも酸っぱくない。
娘さんに言わせると、「普通の昔のオムレツよ。ぜんぜん今風じゃないよ。なんでこんなの写真撮るの?」
と言うことになる。
だって美味いじゃん。
僕は、これ3日食べないと禁断症状が出る。



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天丼もある。
これはお昼のランチの普通の天丼だ。
カラッと揚がって、十分美味しい天丼だ。


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これは天丼の上だ。
器の漆の色が黒だ。
高級感を醸し出す。
そして、海老が2本入っている。

よく、海老が味気なかったり、臭かったりの店があるが、ここの海老天の海老は実に美味しい。
当然冷凍の輸入物ではあるが、きちんと品物を厳選していると思う。
美味しい。
注文の際に、これと鰻丼とオムライスとでいつも迷うライバルである。



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カツ丼だ。
鰻丼とオムライスと天丼の中で決めきれなかった場合の、伏兵である。
鰻屋のカツ丼が不味いわけがない。
特に理由はない。
ここ、蕎麦もあるので、当然カツ丼もある。
特に理由はない。
たまにカツ丼って食べたくなるなあ。
ただ、卵はもう少しレアのが好き。



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さて、夜の部に移行する。
定食が高じて、ついに、東戸塚駅まで来てバスに乗って、わざわざ飲みに行ってしまった。
まずは、焼酎だ。
「さつま司」という。
鹿児島県は「さつま司酒造」がおくる芋焼酎である。
黒糖ならではの、コクはあるが、すっきりとして飲みやすいものだ。
お湯割りにするとまろやかなふくらみと香りが出てよろしい。
が、今日は暑いので水割りだ。



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枝豆。
おっ、ちゃんと新もの。
味があって香りがあって美味しいぞ。
ここのご主人、素材にはこだわりがあって、ちゃんと良いものを使う。
商売はこれでなくっちゃねえ。



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これもそうだ。
ほんとの大和芋の粘りの強いやつだ。
そういえば、昔、僕はトロロが苦手だった。
食べると口の周りが痒くなるのだ。
でも、大人になってからはそんなことがないな。
芋の品種改良が進んだのか、僕の体質が変わったのかは不明である。
こんなんで、ちびりちびりとやる。



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今日は鮪の刺身があると言う。
何時もあると思わないでね、と念を押された。
メバチの赤身と中トロである。
これが美味い。
しかし、ゆっくり飲っていると、ご主人も娘さんも早く食べろと繰り返し言う。
切って新鮮なうちに食べさせたいという職人魂。
これを、ありがたいと思うかウザいと思うかは評価の分かれるところだろう。
僕には、ちょっとウザい。
しかし、気持ちは分る。
せっかく仕入れた良い魚が干からびるほど放置されたらむかつく。
そこまでではないではないではないか。



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焼き鳥。
レバと白。
タレでお願いした。
どちらも鶏ではない。
これも温かいうちに食べろ食べろと促される。
確かに、一気に色々と頼み過ぎた。
根が貧乏だからなのだ。
職人魂に応えるには少しずつ注文することをお勧めする。



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豚の頭と鶏の手羽。
おーっ、けっこう手羽が美味いぞ。
どれもこれも、普通の焼き鳥屋の上をいく水準だ。
こだわりのある分、なかなか何を頼んでも、美味しい。



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やはり鰻屋ならば、これをたのまにゃなあ。
肝だ。
ちょっと苦みの効いた肝は夏の滋養には最高の食いもんだ。



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つくねだ。
あれっ…、鶏ではない。
そう、ここのつくねは鰯なのだ。
ダンゴがでかいので、2人までで3人にはならなかったのか。
ダンゴ3兄弟とか言うつもりじゃなかった。
鰯のつくねは僕も大好きでよく作る。
やはり、新鮮な刺身になるやつを手際よく捌き、生姜と塩と卵白と酒とともにダンゴにする。
鍋に入れる。
いくらでも食べられちゃうな。
これじゃ、焼きつくねにはならない。



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仕上げは天麩羅だな。
天麩羅つまみに飲む酒は美味い。

この店、鰻に天麩羅と、僕の好きな3大食べ物の二つが入っている。
これに寿司が加われば、満点だが、これじゃ伊豆辺りの観光地の高級食堂だ。
そんなことで、ラインナップ良し、食い物も美味しいし、外観や立地に関わらず、素晴らしい店だ。
親父さんとお姉さんの職人魂的こだわりには多少目をつぶろう。


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うな一

夜総合点★★★☆☆ 3.6

昼総合点★★★☆☆ 3.6



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テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ

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初めまして!
旅と食べ歩きのブログをやっているものですが、ひょんなことからこちらにたどり着きました!
こちらは秋葉三叉路にある鰻屋さんですよね?
気にはなっていましたが食べた事はありません!
お値段を見るとかなり良い感じで、近いうちに突撃したくなりました!
非常に参考になりました、ありがとうございます!

ようこそいらっしゃいました。

そうです、そうです。
秋葉三叉路です。

ぜひ、突撃を。
値段の割には食べられます。

ホントはオムライスがお薦めなんですが。(笑)

うな一 東戸塚 鰻 居酒屋 

聞いてみたら、圧力釜
5分とか。

Re: うな一 東戸塚 鰻 居酒屋 

田舎のお店で、しかも洋食からもろもろの丼物をやっている居酒屋としては、合格点かなと。(笑)
プロフィール

chromodoris

Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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