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桜家 鰻 三島広小路

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僕は鰻が好きである。
三度の飯よりも好きだ。
ということは、毎食鰻でも大丈夫ということだ。
そう、寿司と鰻は、毎食でも食えるのだ。
20年前なら、天丼も焼肉も毎食食えた。
鼻血が出る。
で、時は経ち、大瀬崎のダイビングで疲れた帰り道、体に精をつけるのはここしかない。
カメラ屋ではない。



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まずはビールか。
このお店、創業は安政三年の老舗である。
炭火で焼き上げる、伝統のうちわ使いの技と味の店だ。
三島っていう街は実に面白い街だと思う。
普通、鰻屋と言えば、だいたい年配の客が多い。
若い人でも、年配の客と一緒のことが多い。
勘定は爺ちゃん持ちなのである。
なぜなら、鰻は値段が高いし、割く・蒸す・焼くで時間がかかり、かなり待つ。
ファストフードに慣れた貧乏な若者は、まず主体的には入らない。

しかし、三島は違う。
ここの店、観光店でもあるのだが、地元の客も多い。
それも、若い地元の連中が仲間とうな重の4枚重ね(5,500円だぞ、5,500円。)を食べていたり、会社帰りの若い女性の一人客が普通にいたりするのである。
関東ではありえない。
三島の若者の所得水準が高いとかどうかは寡聞にして知らないが、恐るべし三島の鰻文化なのだ。



33DSCF0524肝の時雨煮
では、肝の時雨煮。
まあ、いわゆる生姜の入った佃煮のようなものだな。
何で、「時雨」なんていう粋な名前が付いているのかわからない。
わりと濃いめの醤油でサッと煮るから時雨煮か。
しかし、日本は雨一つをとっても色々な呼び名があるなあ。
この素晴らしい感性を日本人はもっと大事にせにゃなあ。
肝の苦みと汁の甘みが相まって実にいい。



44DSCF0525うざく
うざくである。
鰻とキュウリの酢の物のことだ。
これだと、脂の多い鰻をさっぱりいただくことができる。
鰻の蒲焼を食べる前の酒の肴に、ピッタリだ。
いくら好きでも、鰻を次々と食べるわけにはいかない。



55DSCF0527ほうれん草の煮びたし
酒が進む。
ほうれん草のお漬しなど。
この店、酒のつまみも丁寧に作ってある。
鰻重が出て来るまでは時間がかかる。
その間、酒を飲みながら待つ至福。
あまりつまみを食べると鰻重は食えなくなるので、注意が必要だ。
そんなのは僕だけか。
卑しいのである。



66DSCF0530久保田原酒
酒は、八海山の生原酒だ。
新潟の中では、好きな酒である。
一に〆張、二に八海山、三四がなくて五に寒梅か。
度の強い酒が五臓六腑に染渡る。
実に鮮烈ですっきり感の中に重みを感じる。
美味いなあ。
天国だなあ。
この瞬間のために、わざわざ大瀬崎までダイビングをしに来ているようなもんだ。



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さて、最初に頼んでおいた鰻重が来た。
お吸い物付二枚で、3,350円。
さすがに、これだけつまんで飲んだら、4枚5,500円は、はばかられた。
この店、鰻丼も同じ値段だ。
また、うなぎハムとか鰻焼売もある。
メニューでは、どういう訳かハムの場合は鰻もひらがなになる。
さらに、「龍羹」なる、4,200円もする変な甘くない羊羹もある。
絶対に買わないが、話の種に一度は食べてはみたい。
その勇気がない。



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さて、いただきます。
うまい!!!
実に美味しい鰻だ。
柔らかくふくよかで、まったく鰻の臭みがない。
噛めば鰻の香りとうまみが鼻腔に広がる。
こりゃ美味い。
タレも甘くなく、味わい深いものである。
また、ご飯が、炊き具合といい、実に美味しかった。
美味しい鰻に美味しいご飯のベストマッチ、幸せである。
また、鰻を食べにダイビングに来よう。



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うなぎ 桜家

夜総合点★★★★ 4.0



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テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ

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三島はうなぎと焼き肉屋が多い

先だって富士登山の帰りに三島に出て桜屋に行こうと店に寄ると、臨時休業で残念でした。

噂でも地元の人の声でもここはおすすめの一店とか。
この奥の方のうなぎ屋もいいとかタクシーで行く店もいいとか。

しかし、空いていたうなぎ すみの坊 本町店。
かなり最低でした。

残念。

Re: 三島はうなぎと焼き肉屋が多い

コメントありがとうございます。
残念でしたね。
やはり、桜家は一番だと思いますよ。
次回は是非。

すみの坊に行かれましたか。
おっしゃる通りです。
舌が肥えてらっしゃいます。
私のブログにはあの店は載せません。(笑)
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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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