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琉球鮨 築地青空三代目 寿司 那覇屋台村

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那覇の国際通りをちょっと入ったところに、それこそ「国際通り屋台村」という、食と物販とイベントスペースが一体となった一角がある。
琉球文化の伝承という観点での情報発信と交流の場というとこか。
グランドオリオンという映画館であったところに、近年できたものだ。
観光客の皆さんが行くところだろう、ということで、典型的な観光客の僕は顔を出した。
寿司が食いたい。
え、那覇で寿司かよ。
とな。




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ということで、タイトルの店に入った。
何だ、「築地」と書いてあるではないか。
だったら、築地で食えばよろし、ということで帰るか。
と、ここで帰ってはいけない。
どうも、やはり本店は築地らしく、築地の場外にある割と高めな店の沖縄店なのである。
島魚を握りで食わすという、沖縄の寿司屋では至極当たり前のことを、築地の寿司屋がやるということなのだ。
で、「美ら海」の8貫コース。2,200円にした。


33アオブダイP6130527

まずは、アオブダイ。
イラブッチャーである。
イライラし暴れて流血した、アブドーラ・ザ・ブッチャーではない。
そう言えば、リングでの登場曲は、PINK FLOYD のOne Of These Days (吹けよ風、呼べよ嵐)だったような。
ドンドドンドドンドドンドと続く、どんど焼きのようなベースに、何かが疾走する音がヴォワーンと入って、かっこいい曲だった。
ということで、魚の放精シーンのように体を揺らして待っていると、アオブダイが。
おーっ、皮が青い、熱帯魚、気持ち悪―い。
が、流血よりはまだいい。
うーん、活きは良い。

こんなこと言ったら怒られるが、そもそも沖縄の白身って美味くないと言われている。
脂がないし、味も淡白すぎると。
僕も、この意見に9割方賛成だが、活きの良いものを醤油とか他の味で誤魔化せばそれなりにかなり美味しい。

沖縄でのお勧めは白身ではなく、鮪とか鰹の赤身の類。
これとて人によっては脂がないと言って、美味くないというが、魚の旨味があって、僕は大好き。
ちなみに、沖縄のスーパーでは、普通に秋刀魚とか鯖とか鮭が並んでいる。



44アオリイカP6130531

沖縄で、烏賊というと思い浮かべるのは、紋甲烏賊の仲間で大型のクブシミと、ソデイカとかアカイカとも呼ばれるセイイカだ。
はっきり言って、両方ともそんなに美味しくない。
関東では、アカイカと呼ばれるのは剣先烏賊のことで、これは烏賊属の中では一二を争う美味さで別種。
烏賊だけでなく食える海の生き物の呼び名は地方によって色々で、聞くと混乱するな。
ちなみに、これはアオリイカ。
紋甲烏賊の仲間だけでなく、烏賊の中でもかなり美味しい烏賊だ。





55アグー豚P6130529

これは、陸に棲んでいる豚だ。
海に棲んでいる豚は河豚だが、これはアグー豚の握り。
豚は豚でも、中国起源の琉球在来豚「アグー」の血を50 パーセント以上有する豚肉とのことだ。
共食いにもなるので。豚肉には愛がない。
従って、普通に美味しい豚であった。




66ウミブドウP6130528

海ブドウの軍艦巻き。
括れ蔦と呼ばれる海藻である。
シュノーケリングとかしていると海の中を漂っていることがあるので、そのときはプチプチと食べている。
味自体は海藻だが、見た目や食感が楽しい。






77タカセガイP6130530

タカセガイ。
沖縄の貝は、磯の香りが強くて大好きだ。
これ、サラサバティという和名の巻貝で、貝殻は美しく装飾品などに加工もされる。
ダイビング中にも普通に見かける。
これを専門にとる船を「高瀬舟」と呼ぶというのは、嘘である。





88キハダマグロP6130526

キハダマグロ。
脂はないけど美味しいです。
沖縄鮪の真骨頂ですな。
こういうところのはいいんだけど、町の刺身店で買う鮪は時々生臭いことがある。
そういうのは多分、他の魚などを捌いたままの、まな板や包丁をよく洗わないで使ってるんじゃないかな。
てーげーだからな。





99ヒメジP6130523

ヒメジ。
ヒメジの仲間には何種類かいるが、特徴は口元に一対のひげのような感覚器官があることだ。
これは、何ヒメジかはわからないが、この仲間は沖縄ではかなり見かける。
オジサンとかオキナヒメジなんていう、ヒゲにちなんだ名前の魚もいる。
かなり美味しいという人もいるが、こんなものかという程度だと思う。




1010鮪カマ焼きP6130533

結構地の魚を食べて満足。
なんだかんだと言いながらも、情が入っているな。

隣で一人で飲んでたお兄さんからの差し入れの鮪のカマ焼き。
食べきれないからとのことだ。
今日北海道から来たそうな。
沖縄の魚のうんちくを語りながら一緒に飲んだ。
寿司職人さんが目の前で聞いているのにいい度胸だし、嫌な客だ。
年は取りたくない。
旅では、こういう一時も楽しい。
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ART BISTRO ビストロ パリ9区

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パリなんて、たぶん一生行くことないな、と思っていたのだが、行ってしまった。
付き合わされたのだ。
そんな暇があったら、モルジブとか沖縄で潜りたい。
却下された。
人生、自分の思ったようにはならない。
そういえば、ウイーンも、タイプとして絶対に行くことはないなと思いながら行かされてしまったな。
で、後で思い出したが、どうせパリに行くなら、ムール貝と牡蠣をバケツ一杯食ってやると誓ったのだ。
しかし、ついぞ食べなかった。
理由は、ややかなり惚けが入っているので、来た目的を忘れて別のものを食べてしまったためである。

で、怪人の潜むオペラ座から北に向かい、サントトリニテ教会(Eglise de la Trinité)というたいそう立派な建物を通り過ぎ、クリシー通りをさらに北へ行くとこの店がある。
こう書くと、やけにパリに詳しいざんす、なんて思うだろうが、ん?思わない、そうざんす、ただのお上りさんざんす。
シェー、なんてイヤミをやっている場合ではない。

この辺りは大小の劇場が多く、舞台が跳ねるとお客さんがビストロに繰り出す。
ここは、そういう使い勝手の、大衆的な店だ。
さすがパリ、ART BISTROという。




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フランス語なんてチンプンカンプンな僕でさえ、読める。
「あゝ無情」。
これ日本題か。
アン・ルイスは出てこないが、僕が昔読んで、登場人物がやたら多くて誰が誰だかわからなくなるという悲惨な目にあった、パン泥棒のジャン・バルジャンの物語である。
なかなかARTだな。
左下の邪魔な禿げたおっさんは、謎の中国人だった。





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で、まずはワインでしょ。
パリで飲んだワインは、貧乏なのでハウスワインか、スーパーのモノプリで買った安いボルドーだったが、どれを飲んでも当たりで美味かった。
ワインの味はよくわからないのだが。
ちなみに、パリには日本でいういわゆるコンビニはない。






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で、エスカルゴを頼んだ。
初めて食べるという友人のために頼んであげた。
これが運ばれてきて初めて、ムール貝と牡蠣を食べに来たことを思い出した。
遅かった。
ソースは、バジルではなくバター、パセリ、エシャロット、ニンニクなどで作るブルギニオンバターソースだ。
香りがいい。
肝心のエスカルゴであるが、これカタツムリである。
知ってるか。
気持ち悪いな。
食感はサザエだが、カタツムリである。
気持ち悪いな。
カタツムリである。
しつこいがカタツムリである。
他に美味いもんがあるので、多分、一生二度と食べない。
ソースは美味い。
このタコ焼き器みたいなのは、エスカルゴ専用皿。




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これ、美味かった。
柔かで、ふくよかな香り。
肉も美味しい。
牛肉のワイン煮でブッフ・ブルギニョンというやつだ。
さっきもブルギニョンソースだったが、ブルゴーニュ風という意味。




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「あゝ無情」のジャン・バルジャンは、いろんな名前を使い分けていたが、『マドレーヌ』と名乗っていたこともある。
しかし、最後に出てきたのはマドレーヌならぬ林檎パイだった。
日本のものを食べつけていると、甘いな。
林檎の香は悪くない。






77 リンゴマイマイ

無題。
一応、リンゴマイマイという和名があるらしい。
やはり二度と食わない、と思う。
プロフィール

chromodoris

Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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