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魚せき 弘明寺 寿司

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弘明寺に古くからある寿司屋である。
近年、隣のマンションの一階に移って、店は新しく綺麗だ。
元々大正13年創業だそうな。
現在の店主は四代目で、この辺の老舗の寿司屋のいくつかは、ここで修業をして独立したとのこと。
また、店主の魚へのこだわりは強く、知識も相当のモンだって、プロだから当たり前か。
そんなことで、美味い魚を話題に美味い寿司が食える店でもある。




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では、平目の昆布〆をいただく。
やっぱ平目は昆布〆だねえ。
よく利尻の昆布を買ってきて、自分でも平目の昆布〆は作る。
自己流だが、昆布を酒でよく拭く。
昆布が、酒に馴染んで広がるまでじっと待つ。
平目に薄く塩をして、しばし冷蔵庫に置く。
平目を軽く拭い、昆布に挟んでラップで包む。
半日ほど置く。
美味い。
でも、ここの方が美味しいな。




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では、お酒なんぞ。
八海山だ。
こういうスッキリとしたお酒は、寿司には合うなあ。
ついついガブガブ飲んでしまうところで、お里が知れる。




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では、新子だ。
身の艶も良く、塩の塩梅も良く、〆加減も生のようで生ではない。
ご飯は、ちょっとシャキッとしていないのが残念だが、魚は素晴らしい。




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〆鯖。
あれ、何だろう、この香りは?
聞くと、なんと隠し味は味噌だと言う。
どこでどう、味噌を使うのかは、聞くのを忘れた。
趣ある味だな。




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利尻の馬糞雲丹。
こう書くと汚い。
形状が似ているということなんだろうが、そのことが全てである。
でも、美味い。

ウニの食べられる部分は卵巣か精巣で、よく、これは卵?と言われるが違うのだ。
卵巣か精巣かは、卵巣の方が橙っぽいと言われているが、成体では双方橙色になるので、僕のようなド素人には区別はつかない。
一般的には、精巣の方が濃厚で美味いと言われているが、これまった、僕のようなど素人の味オンチには分らない。
ただ、通常は、卵巣精巣が混じって箱に入っている乱世(卵精)状態なので、オッ、一口目と味が違うな、ということはあるかもしれないが、これまで、それは気のせいだと思ってきている。




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この日は、まだ夏なのに、スミイカがあるという。
え゛っ、スミイカ? って聞き直してしまった。
冬に比べて、濃厚さはありながらも柔らかいという、独特な風味があってファンがいると言う。
では、と食べてみた。
おーっ、その通り。
これはこれで美味しいが、僕は冬の肉厚のが好きかな。





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では、とゲソ。
ツメが塗ってある。
こりゃ美味い。
身よりこっちのが美味い。
ツメも甘くなく、さりとてしつこくなく。
いいねえ。




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〆に鉄火巻をいただく。
おいしゅうございました。
値段もそれなりだが、良心的。
博学なご主人の話に耳を傾けながら、飲む一杯は、この世の至福あの世で心残り。
良い店です。


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魚せき寿司

夜総合点★★★☆☆ 3.7



関連ランキング:寿司 | 弘明寺駅(横浜市営)弘明寺駅(京急)蒔田駅


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テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ

淀 穴守稲荷 居酒屋

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羽田って言えば東京国際空港だが、かつては漁師町だった。
多摩川の河口で、淡水と海水とが混じる栄養豊かな海は、生き物の宝庫だった。
江戸時代には、ここで獲れた魚介類が徳川家に献上されていたという。
埋め立てや空港建設で、すっかり昔の面影はなくしたが、どっこい未だ穴子や貝類などの魚介類が獲れる江戸前の海なのだ。
で、場末の東京大好き友人と、そんな名残を残す穴守稲荷の「淀」で飲んだ。




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いいねえ。
江戸前てんぷら と来たもんだ。
しかも、ハゼに穴子。
酒は秋田の両関か。
まずいな。
いや、不味い酒なのではなく、飲み過ぎる予感が。




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突き出しはめかぶ。
ワカメの根元にあるビラビラの豪華なブラウスの襟のようなやつである。
色は茶色なんだが、熱湯をかけると、サーッと目の覚めるようなグリーンに変化する。
葉山にもたくさん生えているが、漁師さんが漁をしているので採ってはいけない。
これを三杯酢で。
美味いよね。
丼二杯は食べられるな。





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では、両関を。
辛口でキレのある酒だ。
クイクイと行ってしまう。
やっぱヤバいではないか。

最近日本酒を飲み過ぎると記憶をなくすことが多い。
歳のせいか。
で、コップに水をもらって、これを飲みながら日本酒を飲む。
趣はないが、こうでもしないと、一生酒を飲める体を維持できなくなってしまうのではないか。
ガンガン飲んで行きつく所まで行くか、水を飲みながらチビチビと存えるか、究極の選択である。
ただ、今の所、γGTPは30くらい。
人は、奇跡の肝臓と言う。




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穴子の肝である。
それを煮て、煮凝りになっている。
美味いなあ。
穴子の旨味が全て煮汁に凝縮している。
こんなのをつまみながら、チビチビ飲む。
もう何もいらないではないか。




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と、言いながら、穴子の白焼きを注文してしもた。
ふっくらとした穴子だ。
脂の乗りもしつこくなく、ほど良い。
山葵醤油でいただく。
穴子の香りと旨みと軽やかな脂のコク。
至福だのう。
もう何もいらない。




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と、言いながら、またまた、注文してしまった。
看板に、江戸前ハゼとあれば、天ぷらを注文しないわけにはいかないではないか。
まあ、専門店ではないので、天ぷらはこんなものかと思うが、ハゼはホクホクで甘みがあって美味しいぞ。
ただ、この地域特有の天汁の甘さは、ちょっと馴染めない。
醤油で食べてみたら良かった。





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手洗い場の手ぬぐい。
これ、欲しいな。


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夜総合点★★★☆☆ 3.3



関連ランキング:割烹・小料理 | 穴守稲荷駅大鳥居駅天空橋駅


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ジャンル : グルメ

葉家五香鶏捲 & 〇雄   延三観光夜市 台北 MRT大橋頭駅

ご無沙汰しております。
ブログやめちゃったの?とか食べログで記事の強制削除を3連続でくらったんで、めげてるの?などとご心配の声かけやメールをいただいた。
介護やなんやで一気にいろいろあって忙しかっただけなんだが、皆様のお心遣いがうれしゅうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
で、再開は台湾かよ、とお嘆きのあなた。
いいではないか。




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台北市のMRTの大橋頭駅を降りて、ちょいと歩く。
「延三」という夜市のある街だ。
夕方から夜にかけて、露店で食堂や雑貨などの様々な店が並び、そこに人々が訪れ食い飲む。
台北市の名物だ。
といっても、夜は夜で予定があったので、夕市となった。
が、さすがにここはディープで、まず日本人はいない。
で、夜市の入り口。
オートレース場のようだ。
台北は、バイクの数がものすごい。
しかも、運転は雑。
車も運転が荒いので、これまた相まって、四六時中カーチェイスのような街なのである。
台北では、歩行者は、とにかく車とバイクに気をつけろ、と言われた。



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露店の一つ、通りに入って、すぐ左側にある「葉家五香鶏捲」という店だ。
どうも、延三観光夜市の有名店らしい。
油のいいにおいが漂っている。





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注文をして、歩道に並べられているイスとテーブルに座った。
まだ、夕方なのに次から次へと人が来る
夫婦二人でやっていて、二代目だという。
女の子と男の子が店を手伝っていた。

テーブル席には、他に台湾人か中国人らしき、親子がいた。
注文は僕が後だったが、料理は僕のが先に来た。
そしたら、この中国人の母親が、猛烈に店の人に抗議をしていた。
連れていたブスの娘(中学生くらいで眼鏡をかけていた)は、ものすごい形相で僕をにらんでいた。
逆恨みだろ。
父親は下を向いていた。
僕は侮蔑の心を込めて優しく微笑み返した。
似た物母子。
このタイプは、絶対に中国人だな。




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「鶏捲」である。
腹巻でも伊達巻でも花巻温泉でもない。
鶏捲とあるが、実はこれ豚肉である。
ちなみに、「鶏捲」とは、鶏肉を捲くという意味ではなく、有り合わせものというような意味があるらしい。
字からは想像できない。
40元×2本で80元。
安い、一本130円くらいだ。





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これ、湯葉みたいなやつで、豚肉と玉ねぎを巻いたものなのである。
それを油で揚げる。
タレはちょっぴり甘い天津丼の餡のような感じ。
五香粉や胡椒などの香りが実にスパイシー。
皮はパリパリ、中は玉葱シャキシャキ&豚肉クシュクシュ。
様々な食感も嬉しい。
肉は柔らかく甘くて実に美味しい。
揚げたてのアツアツを食べているので、さらに美味しさが増すのかと思う。
クセになる味で実に美味い。
ビール持ってくりゃ良かったなあ。




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ちょいとこの街を散策してみる。
裏通りに入るとこんな感じ。
アパート群と狭い道にバイクや車が止まっている。
駐禁やらんのかな。
ちょいとヤバい雰囲気。





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これは築100年というアパート。
ネットとかではヒットしないかも。
なんとガイドブックに載っていたのだ。





88P6140511延平老店
で、次の店へ。
店の名前がよく分からない。
「嘉義」なのか「〇雄」なのか「延平老店」なのか「鶏肉飯」なのか?
覗いてみたら、結構混んでるし、地元の人が美味しそうになんか食べていた。




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これが壁に貼ってあったメニュー。
どうも、鶏肉飯と魯肉飯がお勧めらしいな。
嘉義というのは、どうも台湾南部の地方の名前のようだ。
そこでのポピュラーな庶民の食べ物と言ったところか。
しかし、このメニュー何がなんだかさっぱりわからん。




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台湾では、店でこんなメニューシートをくれて、これに注文を書き込む方式なのだ。
これだと、言い間違いとか聞き間違いがない。
前に、居酒屋で黒ムツの刺身があったので、「ムツ」と注文したら、「モツ」焼が出て来たことがあった。
僕が山形なまりだったからか。
こういうこともあるので、合理的な方法だな。
しかし、読めても意味が分からないところが最大の欠点だ。




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では、とりあえずビール。
台灣啤酒。
台湾ビール。
日本酒とかと同じ意味ではない。
台湾の台湾煙酒公司が造っているビールで、台湾で一番のビール・ブランドらしい。
台北では、このビールばかり飲んでいたが、すっきりしていて味にキレがあるし、ふくよかで実に美味しかった。
そういえば、滞在中はビール以外の酒は飲まなかったなあ。
もともと紹興酒は好きじゃないし、この国で日本酒でもなかろうと。




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現炒青菜 40元。
空芯菜の炒め物。
これ、実に美味い。
このブログの中だけでは、僕は野菜嫌いで有名だが、こりゃ美味い。
実にシャキシャキしていてえぐみがなく甘い。
味付けも口に残るような変な旨みもない。
しかも、130円くらい。
日本では、僕はこの料理を旨いと思ったことはなく、しかも、大体1,000円くらいする。
食い物だけで考えたら、住むなら絶対台湾だな。




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魯油豆腐。
豆腐を揚げて、おでんのように煮て、餡をかけたもの。
25元。
100円しないじゃん。
豆板醤らしき赤い調味料で食べた。
見た通りの味だった。
癖がなく美味しい。
ビールお替り。






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〆はこれ。
魯肉飯。
鶏肉飯と迷ったが、日本でこれの美味しいのに出会ったことがないので頼んだ。
美味かった。
秘伝のタレに長時間漬けこんだ豚バラ肉をじっくりと煮込み、細切りにしてご飯にかけて食べる。
横浜中華街の台湾系の店でこれを食べさせるが、明らかに軍配はこちら。
香辛料の香りはよく、味付けは実にふくよかで混沌の中に至福が隠れているようなものだった。
地元の人が多くて、日本でも知られていない地味な店のような印象だったが、恐るべし台湾。
こりゃ徹底的に死ぬまで食い歩いてみたいぞ。




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帰りがてら。
台湾のゴミ出しは、ゴミを置いておけば持って行ってくれるのではない。
なぜか“エリーゼのために”のメロディに乗って夕方収集車が来ると、どこからともなく人が集まって来て、各自ゴミ袋を車に放りこんでいくというもの。
所変わればだなあ。
黒い乗用車の前が収集車。
一緒に捨てられると困るので、近づけなかった。

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プロフィール

chromodoris

Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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