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栄屋 日ノ出町 居酒屋

1栄屋(日ノ出町)0702260001
1昔から通っている居酒屋でも、ブログなどで紹介され賑わいだすと、段々と足が遠のいてしまう。
一方、新しいお客さんが来ることにより、店も一層繁盛していく。
良し悪しではある。

この店は、昔僕の同僚だったO君が数十年と毎日通った店で、何度も彼とここで杯を酌み交わした。
と言ってもO君はヤクザではなく、当然僕もそうではなく、彼は50を半ばにして病気で会社を退職していった。
僕は酒癖は改めなくてならないが、飲んで彼を責めたわけではない。
彼は、日々の仕事の辛さをここで安らいでいたに違いない。





22栄屋(店内)0702260004
店の中はこんな感じで、昔はどこにでもあった普通の居酒屋だ。
久々に訪ねてみた。
腰椎と頸椎を痛めて通っていた整形外科が近くなのである。
体が痛めても酒を飲んでるのか、と叱られそうなのだが、そこに居酒屋があるからいけないのである。
本当は、医者に通っているのではなく、酒を飲みに行ったついでに医者に立ち寄っているのである。






33栄屋(筍煮)0704260021
まずは、竹の子の煮たの。
こんなのをつまみながら、チビリチビリとやる。
そういえば、昔竹の子族というのがいたな。
僕は、オウム真理教の広告塔の踊る女の子は、ずっと竹の子族だと思っていた。
こういう思い違いってあるな。





44屋(平貝)0702260008
ここの貝類は、なかなかいい。
まずは、平貝だ。
竹の子を黒くしたような二枚貝の中に入っている貝柱である。
また、竹の子かと…表現力に乏しい。
帆立貝などと比べると、貝柱に比べて貝殻が不釣り合いにでかい。
ラッパにもなるかもしれない。
身はシャキシャキとして、スッキリとした甘さと味にキレがある。
大好きな貝である。
高級なので、いつもは帆立貝で我慢している。
似て非なるものであるが。





55栄屋(トリガイ)0703120092
トリ貝。
不格好なボールのような貝殻の中に入っているベロの部分である。
鳥の嘴に似ているので、鳥貝。
かと言って、舌ではない。
これ、足の部分である。
この貝もシャキシャキとして、すっきり感のある甘みがあり、美味しい。





66栄屋(アオヤギ)0702260019
青柳。
馬鹿貝のベロである。
というが、これも構造的には、いわゆる足だ。
口を閉じてもオレンジ色のこの舌と言われる足を外に出している。
いろんな説はあるが、これが馬鹿に見えるので、馬鹿貝。
ニンニクバター炒めで食べても美味しい。
僕は好き。





77栄屋(鯨ベーコン)0704260022
大好物の鯨のベーコンだ。
これをクチャクチャしながら酒を飲むのがいい。
同席している女の子には嫌われる
辛子を添えてあるのがたまらん。
辛子醤油に酢をたらして辛子を溶かして漬けて食べるのが美味いんだよな。
僕の子供の頃のオヤツである。
今は超高級品で、今思えば贅沢なガキだったのである。





88生牡蠣 071002 画像 001
この日は牡蠣の季節でもあった。
まあ、冬である。
で、生牡蠣。
だいたい生牡蠣なんて、当たるから止めろと言う人は多いが、当たっても食べたい。
生牡蠣が原因だったか分からないが、かつて食べたその日の夜に猛烈な腹痛と下痢で入院をして、あげく盲腸炎という名の虫垂炎で、虫垂を切られた前歴のある身だ。
今はその呪縛から立派に逃れ、普通に食べている。
レモンを絞って醤油をたらして口に放り込む。
海のすべてを凝縮したような香りが鼻腔に広がる。
いやー、早くまた、牡蠣の季節が来ないかな。





99PA060151.jpg
生で食ったら、フライで食わないわけにはいかない。
カキフライってなんでこんなに美味しいのかと思ってしまう。
牡蠣づくし。
実は、牡蠣って当然天麩羅にしても美味しい。
最近、どっちが好きかと問われると、天麩羅の方がもたれなくていいかなあとも思う。
しかし、どちらにせよ、カキフライにソースはありえないと思う。
せめて、タルタルか醤油だよ。





1010栄屋(桜海老天麩羅)0704260027
桜海老のかき揚げ。
天麩羅デブシリーズに突入してしまうではないか。
確かに天麩羅は大好物だ。
玉葱との組み合わせで香りを引き立たせている。
かき揚げって、自分で揚げると本当に上手くいかない。
でも、なぜか煎餅みたいなバリバリと食う、かき揚げを食わす店も多いな。
これはこれで困る。





1111PA060157.jpg
烏賊刺しなんぞもある。
この烏賊刺、僕が切った方がはるかに上手いかも。
はっきり言ってプロの技ではない。
なんてことは置いといて、甘くて美味しい槍烏賊だ。
烏賊の中では、やはり剣先烏賊か槍烏賊だな。





1212PA060145.jpg
小肌。
出世魚で、シンコ、コハダ、ナカズミ、コノシロとなる。
だいたいこの店、海のものなら大抵ある。
山のものも普通にある。
これも、切り方とか盛り付けはイマイチだが、それなりに美味しい。
僕も、昔は山ほどの小肌を割いたが、小ぶりのものは実に美味しい。
大きいコノシロは、皮は硬いし見てくれが悪いし、小骨が多い。
脂があって美味しくない。
やはり、小肌はスキッとした新子が美味い。
ただし、高い。
新子は夏が旬。





1313PC260645.jpg
やはり、マグロはメジでしょう。
本鮪の子どもだが、まだ身は柔らかい。
でも、味があっても、本鮪ほど濃くはなく、僕は好き。
盛り方と皮のついているのはご愛嬌。





1414栄屋(湯豆腐)070226P1010014
湯豆腐である。
また、冬になってしまった。
野菜も入っていて冬のつまみにいい。
この暑苦しい夏にスマン。





1515PC260648.jpg
お勧めの鶏鍋。
良い鶏を使っていて、クリーミーで美味しいのだ。
これも冬の定番だ。
刺身と鍋で一杯はこたえられないな。

最近暑くてかなわん。
早く冬が来ないかな。
しかし、冬になるとやけに夏が恋しい。

ちなみに、ここの婆さんは、常連にはえらく愛想はいいが、一見さんには人が変わったようなそっけない態度を取るので、ムカついたという知り合いは何人もいる。
確かに傍目で見ていて感じは悪いわな。




1616栄屋(ノラネコ)0703120095




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大衆酒場 栄屋

夜総合点★★★☆☆ 3.0



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テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ

太田なわのれん 日ノ出町 牛鍋

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1関内からオデオンを過ぎて、伊勢佐木通りを一本大岡川側(言いにくい)に入ると若葉町。
さらに、その先の通りは末吉町だ。
この辺、昔は、南米人、もっと昔はロシア人、さらには韓国人や中国人など、様々な国のお姉さんたちが屯している街だった。
何でそんなに詳しいの?と聞かれても答えに窮する。
世の中には、聞いてはいけないこともある。
そういうことで、地元の人もなかなか立ち入り難かった。
しかし、そんな中、ポツリと明かりが灯るここは、知る人ぞ知る横浜の老舗、太田縄のれんなのである。




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創業明治元年。
さすが進取の気質を持つ横浜人。
開港と同時に、真っ先にこの国に肉食文化を定着させたのであった。
この店、明治の半ばまでは、太田縄のれんという名前ではなかったらしい。
その頃、道路の改修で一時「太田」(横浜のどこだかは知らない)というところに仮移転していたので、太田にあった縄のれんの店ということで、この名がついたと店のHPに書いてあった。
この店のシンボルマークはフクちゃん。
早稲田大学との関係は不明。




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では、まずはビールでも。
こういうところで飲むビールは美味いが、市場価格と比べるとお高い。
味わって飲もう。





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まずは、口取り。
蛤のエスカベッシュみたいのが美味しかった。
なかなか彩も綺麗だ。
季節感もあり、さすが老舗。





55DSCF9256あいなめ葛
椀物。
アイナメの葛あんかけ。
実にすっきりとした出汁で、上品。
アイナメのシャキシャキとした身と噛んだ後に広がる旨みと甘み。
美味しい。
こういう料理は良いやねえ。





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これは穴子を白焼きにして握りにしたものを柿の葉で包んだもの。
穴子という、ちょいと癖のある魚を柿の葉の香りで包む。
これも美味しい。
香りが捨てがたい。
もともとは、柿の葉寿司は保存食で、柿の葉には抗菌作用があると言われており、保存効果を高めるものなんだと。
ちなみに、葉っぱは、渋柿の方が良いらしい。
抗菌作用の元であるタンニンが渋柿に多く含まれているとのこと。





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では、ワイン。
シャトー・メルシャン・長野メルロー 2012年。
市販で3,000円以上するワインだ。
だから、ここで飲むと6,000円以上する。
いつもは市販価格 数百円のワインを飲んでいる身。
今日は、清水の舞台から飛び降りて、太田縄のれんに着地した。
もともと高い店なので、ワインの価格くらい麻痺して気にならないのだ。
後がヤバい。
濃い赤紫色で、ふくらみのあるどっしり感ワインだぞ。
果実やスパイスの複雑な香りもする。
長野県産のメルローで造られた逸品だ。




88DSCF9264.jpg
さあさあ来たぞぉ。
牛鍋。
もうこのレイアウトを見ただけで十分満足じゃ。
さあ、帰るか。





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そうはいかない。
鍋の行く末を見届けなくてはならない。
最後は、トイレでの今朝の健康状態観察の指標とはなるが、どれが牛鍋だかわからない。
こんなことを書くと、また食べログで記事の強制削除となるかもしれない。

僕は多分食べログのブラックリストに載っていると思われる。
これまで、記事の強制削除を3回ほど受けている。
トイレネタ一回、お客批判一回、寄生虫ネタ一回。
しかし、そんなたちの悪い投稿者にもかかわらず、食べログ事務局から横浜でオフ会をするので参加しないかとお誘いを受けた。
ブラックはブラックなりに恥じらいはあるので、もちろん参加はしていない。
しかし、食べログの懐の深さを感じざるを得ない。
と、今後のこともあるので胡麻を擦ってみた。



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こんなことを問わず語りしているうちに、鍋が煮えてきた。
味噌の良い匂いがしてくる。
この店、高いなりにそりなりのことはある。
鍋の段取りとオペレーションは、昔はさぞかし美人であったろうお姉さんが全部やってくれる。
僕は煮えたのを食うだけである。

しかし、よく「美人の年寄」と「若い美人でないの」とどっちがいいかという議論になる。
多分僕の仲間内だけだろうとは思う。
吉永小百合と渡辺直美だったら吉永小百合だが、通常なら僕は絶対に若い美人でない方だ。
寄る年波のせいか、渡辺直美もそれなりに最近は可愛いとは思うが。
また、食べログで強制削除になる気がする。





1111DSCF9275.jpg
では、いただきます。
これ、実に美味い。
素晴らしいお肉だ。
柔らかく、甘く、旨みがある。
十分価格に折り合う上等な肉を使っている。
それでもこれは、「特上」ではないのだ。
参りました。
恐るべし、太田縄のれん。







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お新香なぞも出てきた。





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では、〆のご飯。
へへへ、牛をのせて食べるのだ。
この味噌、色が濃いので辛そうに見えるが全然そんなことはない。
ご飯のおかずに、実に合う。
こりゃ、何杯も食べちゃうぞ。
舐めながらの日本酒もいい。






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ということで、鍋に残った味噌でさらに飯を食う。
牛の旨みがたっぷり混ざった味噌が美味い。
これが、醍醐味。





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では、お口直し。
メロンは、小さいときに病気をして以来だ。
貧乏だったわけではないが、機会がないとなかなか食べないものだ。





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先割れスプーン。
給食のとき以来だ。





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トイレの絵タイル。
開港記念会館…ジャックである。
横浜の老舗ってこういう演出がしてあるところが多い。
横浜、いいな。

ちなみに、本日のコースは、「梅」で10,800円。
牛鍋の量の多いコースだ。
最後は、肉はもういいというくらいなので、値段以上にお得だ。
15年ぶりの太田縄のれんだった。
満足。

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太田なわのれん

夜総合点★★★☆☆ 3.5



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プロフィール

chromodoris

Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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