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夏野菜のパスタ  ハーブ風味

って書くと、こ洒落たイタリアンのランチみたいなんだが、まったくそんなことはなく、自分で作った手抜き料理なのだ。


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庭で、茄子と胡瓜とバジルとコリアンダーを収穫した。
庭と言っても、敷地の隅の一畳分くらいの狭いところで、細々と野菜を育てている。
冬に、土壌改良をしっかりやったので、今年の出来には密かに期待しているのだ。
今年の初収穫だ。
無農薬で放りっぱなしなので、虫に喰われるは、形は悪いはなのだが、嬉しいものだ。
庭に食えるもんがあるというのは幸せなもんだ。
食えなくもないが、ミミズやトカゲやコウガイビルやアゲハの幼虫などもいる。





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で、昼飯は、近所の農家でもらったトマトとウチの茄子をオリーブオイルで炒め、余熱の中に千切ったバジルとコリアンダーをぶっこむ。
塩と胡椒でシンプルに味付けして、そこに、茹でたパスタを投入するだけ。
美味いんだなあ。
昼からビール飲んじまった。
これからゴーヤやオクラも実をつけてくるだろうから楽しみがさらに増えるなあ。
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一人しゃぶしゃぶ

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僕の家は商売をしていたので親は忙しく、子供のころから自主性・自立性を伸ばす教育を受けてきた。
放りっぱなしということである。
だから、こんな自己中心の発達障害となったのか、なんて言わないでください。
そんなことで、子供のころから割と一人でいることは苦ではなかった。

今でも、一人飲み、一人旅、一人ダイビング(推奨しできません。)なんてのは、至福の時でもある。
いくら飲んでもいいし、嫌いな野菜を食べなくてもいいし、旅の道標は気の向くまま風の吹くままだし、壁の前で60分間ウミウシを探してても誰に気兼ねもないし。
昔は、「一人飲みが出来て男は一人前」なんて言われていたが、最近野毛辺りでは、女子大生のような若い子が一人飲みしてるな。
あてにならなくなった。
で、本日は、家で一人しゃぶしゃぶ。
今は、子供の「孤食」が問題になっているが、慣れりゃ大したことはない。
ただし、僕のように人格は多少歪む。
多少だ。
で、スーパーで肉を買ってきた。
安かったが、一応和牛である。




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すき焼きとどっちにしようかと悩んだ。
濃厚な味付けのすき焼きの方が好きなのだが、悩んでいるうちに無意識に土鍋に嫌いな野菜を入れて湯を沸かしてしまっていた。
しまった。
すき焼きなら、煮詰まったタレの味付けで嫌いな野菜もなんとか食えるが。
後の祭りである。
しかし、すき焼きをしたらしたで、家中に葱と醤油のにおいが染み付き、それはそれで三日間くらい苦痛ではある。
ということで、酒など飲まずにしっかり一人ご飯しました。

あと、10年も経てば、本当の孤りご飯になるかも。





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翌日、みそ汁にしたら美味かったぞー。

ウミウシロールケーキ

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ウミウシという生き物は、嫌いな人にとっては気持ち悪いものの代表の一つかも知れない。
基本的には「色のついたナメクジ」と表現して差し支えないからだ。
しかし、好きな人にとっては、食べちゃいたいくらい綺麗で可愛く愛おしいのである。
昭和天皇だって、ウミウシの仲間を酢の物で召し上がっておられるんだぞ。
なんて、突っ張ってもしょうがない。

大瀬崎のダイビングショップ「海の案内人ちびすけ」は、変な名前のダイビングショップだが、かわちゃんとゆいちゃんの夫婦によるウミウシガイドは最高である。
次から次へと超レアなものやらマニアックなものやらゴミのようなものまで見せてくれる。
ウミウシ好きの方は是非。


で、奥さんのゆいちゃんの作ったウミウシロールケーキ。
本物だったら、吐くところだが、ちゃんとお菓子である。





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これはシロウミウシバージョン。
大瀬崎ではわりかしレアだが、葉山には山ほどいるウミウシだ。
右上のものは不明だ。




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これが、生きてるシロウミウシ。
実物も美味そうではないか。
そう思うのは僕だけか。
ホルスタインではありません。




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これはシロタスキウミウシバージョン。
けっこうレアなウミウシだ。




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これが実物。
和菓子の餡のようで美味しそうではないか。
そう思うのは僕だけか。

ウミウシは海の宝石ともよばれており(いったい誰が呼んでいるのかは不明である。)、その姿、形、色は多種多彩。
エサの入手などが困難なため、水族館でもあまり見かけない。
ぜひ、本屋でウミウシ図鑑でも立ち見して、その煌びやかな世界を味わってください。
決して、ナメクジではありません。

カマスの干物

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藤沢の片瀬漁港に時々仕入れに行く。
境川の河口にある港だ。
ここから江ノ島までは橋を渡ってすぐ。
この橋では、よく早朝にドラマかなんかの撮影をしている。
女優らしき綺麗なお姉さんが、パラソルとか持ってスタッフに囲まれているが、僕は最近高島礼子という若い女優さんの名前を知ったくらいなので、誰が誰だかわからない。
ちなみに、友達にその話をしたら、髙島礼子は若くないよと言われ、誰かと勘違いしていることが明白となった。




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この港、朝市を漁協がやっていて、9時開店なのだが、早朝に順番取りのクーラーを置いていく人が多い。
だいたいが、魚屋・寿司屋・居酒屋と思しきプロの風体の方々で、もともと魚の並ぶ種類や量が少ないので、早い者勝ちなのだ。
僕のような素人は邪魔にならぬよう、8時頃に行って、だいたい10位くらいをキープしている。
ろくな魚は残っていない。
でも、この通り新鮮で安いのでついつい通ってしまう。




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今日はカマスを買って、開いてみた。
これ、一尾100円しない。
僕はカマスが大好物で、白身の旨みと上品な脂の乗りがたまらん魚だ。
相模湾には、このカマスが多く生息する。
魚っ喰いで、細かく鋭い歯は、凶器である。
コレで、餌の鰯などに噛み付き、飲み込んでしまうのだ。
捌いていて、時々取り残しの鰓を取るときに、指を歯に引っ掛けてしまうことがある。
触れて、ちょっと動かすだけで指がサーッと切れて血筋が浮き出る。




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これ、サッと干してみた。
日中の3時間ほどである。
一夜干し風。
小さ目のヤマトカマスである。
これミズカマスとも言われるが、カマス自体もともと水っぽい魚だ。
しかし、旨みがある。
で、干物にして水気を飛ばすと旨みが収縮し抜群の味となるのだ。
やはり、カマスは、干物が一番、二番がフライ、三四がなくて、五が酢の物か。
また、焼いた干物が余ったら、酢に浸して食べると、また違った風味となって、酒の肴に最高だ。
毎週仕入れに行くのが楽しみだ。




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ウインナーとスティック野菜

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今日は、適当なつまみがないではないか。
そうだ、酒を飲まなきゃいいのだ。
そんな訳にはいかない。
それで、冷蔵庫を漁ってみた。

賞味期限が一週間ほど過ぎたウインナーと余ったやや萎びた野菜。
ウインナーは、ニンニクスライスで香りをつけて炒めて、塩をパラパラ振る。
野菜はスティックにして、味噌と味醂とマヨネーズで和えたソースでポリポリと。
こんなつまみで軽く飲る幸せ。
毎日こうだと、そんなに太らないな。

本日のお寿司 

内緒だが、僕は、あと5年もして退職したら、寿司職人になろうと思っている。
技術を身につけておけばと、今から鮨の握り方などの練習をしたり、寿司職人養成学校のパンフレットを取り寄せたりしている。
スーパーとか回転寿司とかで厚遇で雇ってもらえるかもしれない。
親しい友人の一人に、「内緒だが」と話した。
そしたら、「お前は馬鹿か、みんな機械が握ってくれるんで、シャリに酢をあわせたり、ネタを酢飯に乗せるだけだ。せいぜい、それに仕上げの一握りを加えるだけだ」と言われた。
そしたら別の日に別の友人から、「南米や東南アジアに行けばインチキな寿司屋が多いから、お前の握りでも何とか商売になるんではないか。物価も安いし。(治安は悪いが)」と優しいアドバイスをしてくれた。
こいつには話していないのに、僕が寿司職人になりたいということを何で知っているのか不思議だ。
「コレは内緒だが…」と誰かに言うと、すでにみんなが知っていて、そのことを知らなかったのは自分だけだと言うことを知った。
良い人生勉強をした。



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僕は、よく自分で寿司を握る。
寿司が好きなんである。
貧乏なので、外で食べると高い。
幸い魚の目利きとなんちゃって調理は出来るので、手前寿司となるのであった。
上から左に。
目鉢鮪、アオリ烏賊、秋刀魚、北寄貝。



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続いて、
目鉢鮪、北寄貝、秋刀魚、雲丹、アオリ烏賊。
大船の鈴木水産で魚は仕入れてきた。

一枚目は手前の鮪がひっくり返っているし、二枚目は俺だ、ではなく雲丹の重みで海苔が崩れているし。
これじゃ、まだまだ南米や東南アジアの人たちに失礼だな。
精進せねば。
目指せ、定年後の東南アジア又は南米移住。

南米のがいいかな。
オネーサンが色っぽいしなぁ。


小鯵の南蛮漬け

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新鮮な小鯵が手に入った。
鰭や尻尾が黄色い実にいい鯵だ。
明け方まで相模湾で泳いでいたのだから当然だな。
最初は、全部刺身にしようかと思い頭を落としてしまったのだが、後で気が変わった。
南蛮漬けもいいかなと。
頭は揚げると美味しいので残念なことをしてしまった。



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やや低めの温度に調節してじっくりと揚げる。
表面がカリッとしたら一度上げて、しばらくしてもう一度揚げる。
二度揚げして骨まで美味しく食べるのだ。




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次から次へと揚げて、新聞紙に置いて油を切る。
これに塩を振って、ガブッとビールのつまみもいいな。
ということで、揚げながらビール飲みながら温かいのを一本つまんでしまった。




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では、タッパーに並べる。
お酢と塩と砂糖、鷹の爪をハラッと。



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仕上げは、玉葱のスライスを被せる。
香り付けになるし甘みが出る。
漬かれば、玉葱自体が酒のつまみになる。
酒のつまみのことしか考えてないな、こりゃ。
二晩位が美味い。




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刺身にした後の鯵の中骨は、揚げて骨せんべいに。
これも、二度揚げして骨まで柔らかくして食べる。
ハラッと塩を振ってビールのつまみにいい。
鯵自体は安いもんなので、手間さえかければ美味しく食べられる。
年金生活になったら暇になるので、手はかけられるし家計にもやさしいな。
って、まだまだ先だが。
そしたら毎日食べることになりそうだ。

鮪の煮つけ

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家から車で20分ほど行ったところに市場がある。
魚から肉から野菜から乾物など店が並び、大抵何でもある。
が、市場だから安いかというと、そんなことはない。
市場だから新鮮かというと、そんなこともない。
従って、いつ行っても客は少ない。
最寄りの駅からは、一般客用に買い物バスも出ているようだが。
商売は成り立っているのだろうか心配である。
しかし、僕はよくここに行く。
お目当ては、お酢と鮪の落としである。

お酢は、酢の物が好きなのでたくさん使う。
一升瓶で購入しているのだが、これを置いている店が家の近くにないのだ。
鮪はすばらしい。
天然ものの、トロや中トロの刺身用のサクを取った後の、筋のある部分や端切れや皮にくっついた部分で、落としと呼ばれているものである。
これで、250円。
もちろん生で山葵醤油で食べられるが、サクほど丁寧には扱われていないだろうから、いつも生姜で煮る。
これが、めちゃんこ美味いのである。




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僕の煮ものはいつもテキトーで、醤油に味醂に砂糖に酒を入れて、舐めてみて薄目で塩梅のいいところで煮たてて、生姜と魚を投入する。




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メバルやカサゴなどは、濃い目の汁でさっと煮つけ、煮汁を煮詰めてサッとかけるが、この
鮪は保存用なので、コトコト煮てしっかり汁を滲みこませる。
こんな落し蓋しちゃうのである。
僕は年寄りなので忘れっぽい。
従って、煮込んでいる間に台所を離れ別のことをしていると、大抵忘れて焦がす。
鮪にありつけるのは、過去2回に1回だった。
で、最近は台所から出ないようにして、煮汁を肴に眺めながらビールを飲んでいる。
飲む理由が出来た。
そして、煮汁が少なくなってきたら、ガスを止め鮪を取り出す。
残った煮汁に砂糖を加え煮詰めて鮪にかけ、完成。




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ジップロックなどに保存して、食べたいときに小出しにして食べられる。
早く食べた方が当然風味があって美味しい。
ご飯のおかずに良し、酒のつまみに良し。
絶品である。
煮方ではなく鮪がであるが。

1サク2,000円近くする鮪であった。
品質的には同じものなので、美味いに決まっている。
だいたい3パックくらい買いだめしているが、この店では他の物を買ったことがない。
嫌な客だ。

ゴーヤの酢漬け

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ゴーヤがうちの庭で真っ盛りである。
次から次へと雨後の筍のように生えてくる。
2m離して隣にキュウリを植えているのだが、早々と領分を侵食し、今や数メートル離れた梅の木の枝に届いている。
更に、別の一連隊は隣の家の庭にまで進出したので、「お宅の庭側に実が成っていたら勝手にもいで食べてください。」と伝えてある。
凄い生命力と成長力。
人類が滅びても生き残るのは、ゴキブリとゴーヤだ。
GOGOだな。

僕はゴーヤが大好きである。
ちなみに、ゴキブリはそんなに好きではない。
ゴーヤを嫌いな人は、あの苦みが嫌だという。
ゴキブリを嫌いな人は、丸めた新聞紙で叩こうとすると、叩いた人に向かって飛んでくることだという。
確かに怖い。
叩いて殺すと、出てくる白い体液も気持ち悪い。
しかし、どっちも慣れれば大したことはない。
特にゴーヤの苦みなんざ、モノの例えで苦みばしった良い男というではないか。
あの爽やかな香りと苦み、夏だなあと思う。



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これは領分を侵食された哀れなキュウリとのツーショットである。
心なしか、キュウリはいじけて見える。
どちらも、毎朝必ず収穫できる。
キュウリはそのままサラダにできるが、ゴーヤはちょっと生では厳しい。
なにせ、ゴキブリとタイマン張れるくらいの生命力である。
植物界のゴキブリ。
ゴーヤが可哀想である。



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では、早速調理しよう。
収穫してきたゴーヤの端を切った。
これを二つに割って、中の綿みたいのを取る。
手前のが重宝している綿取りの道具。
結構刃先が鋭く下手すると手を刺す。




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ゴーヤチャンプルー。
反省点は肉を入れ過ぎたことか。
もうちょっと肉食べたいなあと思うくらいがちょうどいいな。
これじゃあ豚肉チャンプルだな。
でも美味いぞ。
フライパンに油をひいて、豚肉を炒める。
次に。よく水切りした豆腐を賽の目に切って入れて狐色になるまで炒める。
そして、ゴーヤを入れる。
ゴーヤがシナッとしたら醤油と鰹・昆布出汁を混ぜたタレをかけてサッと炒め、仕上げに溶き卵を入れて掻き回す。
できあがり。
沖縄の人に言わせると、油ではなくて豚のラードで炒めないとゴーヤチャンプルーではないそうだ。
確かに、香りが全然違う。



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これは、ゴーヤの酢漬け。
なんせ、毎日収穫できるので、食べても食べても追いつかない。
で、これを作ってみた。
爽やかで、夏の夕暮れのビールにばっちり会う。
酢と砂糖と昆布出汁の素を交ぜて、火入れして酢を飛ばし、冷ましてから切ったゴーヤをつけるだけ。
冷蔵庫で二晩くらい置いた方が美味しい。


これも参考になるし面白い。
👇

小鯵の干物

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長井の魚屋で、小鯵を箱一杯買ってきた。
唐揚げ⇒南蛮漬けにしたら美味しいが、今日は天気がいい。
一尾ずつおろして、その半分を干物にした。
頭を付けておけばカッコいいが、無駄なのと面倒なので、落とした。
こんなに出来た。
天日で干した塩の甘い自家製の干物は最高だ。
炙って食べたら、骨までイケるし、ビールが美味い。

集荷後の敷物にした新聞にこう書いてあった。
「30歳以上が接種すべきカルシウム量に対して、男性は28%、女性は27%足りていません
!」
何たる偶然。
言い訳がましいが、画像を見るまで気付かなくて、決してヤラセではありません。
ということで、小鯵の干物をせっせと毎日食べよう。
グルコサミンとコンドロイチンなんていらないぞ。


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テーマ : これは美味い!!
ジャンル : グルメ

〆鯖 黒龍大吟醸

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丸々と太った鯖が手に入った。
この時期の 相模湾のもので、脂はそんなにない。
しかし、今朝、港に揚がったばかりのものを、その場でワタを出してもらってきて、午前中に塩と酢で〆たので、この上なく新鮮だ。




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出来た、出来た。
塩で1時間、酢で1時間。
刺身で食べようとは思わないが、それくらい活きが良い。
一応ちゃんとアニサキスの点検をしたが、いるわけがない。
美味い。
自我自賛。



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酒はこれで。
福井は黒龍の大吟醸。
って、贅沢やん。
果物系の香りが素晴らしく、すきっとした飲み口だ。
かといって、軽くはない。
クリアな美味い酒だ。
いくらでも飲めちゃう。

福井県といえば、「へしこ」。
塩っぱい鯖の糠漬けだ。
鯖つながり。
そういえば、〆鯖も酢で洗うとしても、相当塩は効かせている。
高血圧注意である。
おまけに、痛風も。
しかし、やめられん。
美味い酒に美味いつまみ。




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タコ刺し 

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行きつけの飲み屋に行った。
「今日は、佐島の蛸が入ったよ」という。
僕は、実は、好んでそんなに蛸を喰う人ではない。
蛸よりも烏賊の方が好きだ。
烏賊のネットリ甘みがなんともいえない。
僕は人間もネットリしているので人には嫌われる。
同じネットリなのに烏賊は人に好かれるではないか。

でも、美味いから喰えという。
喰った。
塩味が効いてシャキシャキして味があって、そりゃ美味いさ。

後日、葉山で生きた蛸を買ってきて家で茹でた。
ちゃんと買ったんだぞ。
やっぱり美味い。
こういう夜は酒が進むが、蛸だけで腹を一杯にするのもちょっと寂しい。
余計なものもつまむ。
腹もつまむ。
だから、太る。



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葉山の海にはタコがいっぱいいる。
磯歩きで、大潮の干潮時に行けば、5~6杯は固い。
こんな感じで人を化かす。

こいつら美味いわけだ。
美食家なのだ。
イセエビやらワタリガニやら甲殻類はバリバリ喰うは、共食いはするは。
きっと僕も絶対に美味いに違いない。
共食いはまだしていない。

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鯛の鯛

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この骨のようなものはなんでしょう?
答えを言ってしまったか。
骨です。
魚っぽい形をしている。
恐竜に見えないこともない。



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小型のマダイが手に入った。
今朝揚がったばかりの近海ものだ。
それではと、切れない包丁でチョイチョイと。
捌きながら何にして食べようかと考える。



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ホイ! この通り。
骨は、さっと焼いて、お椀の種にしようと思う。
頭は兜煮だ。
楽しみは二倍だ。



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一応柵にして並べた。
刺身に昆布〆だな。
写真を撮るの間もなく、アッという間に食べてしまった。

冒頭のへんな骨は、「鯛の鯛」という。
形が魚に似ており、鯛は魚の王様だからか。
マダイの胸鰭の所にあり、胸鰭を支えたり動かしたりする機能がある。
ちなみに硬骨魚類のどの魚にも基本的にはあるが、どれも「鯛の鯛」という。
つまり、「鯵の鯵」などという無粋なことは言わないということなのだ。

〆鯖  一ノ蔵 「大和伝」

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相模湾は長井の朝獲れたての良い鯖が手に入った。
実にいい。
生でも食えるが、そもそも生の鯖なんて食わなくてよろしい。
鯖はやっぱ塩焼きか〆鯖だろう。
〆鯖だって、もちろんアニサキスは怖い。
しかし、これだけ新鮮なら、内臓から身へのお引越しはまだだと思うので、〆鯖にした。



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塩で2時間、酢で6時間。
朝買って捌いて食べたのが夕方だ。
よく塩で40分、酢で1時間なんていう人がいるが、これはレア。
めったにしないという意味ではない。
〆鯖は多少よく漬けた方が僕は好き。
アニサキス対策は、よく腹身を点検するのと、100回くらい噛むのが良ろし。
で、これ美味い。
自画自賛だ。
僕の好みだ。実は、僕はあまり脂の乗り過ぎた鯖は好きではない。
ノルウエー産などギトギトしていてゲロを吐きそうである。
むしろ、こういう相模湾の品の良い、ほどほどに脂の乗ったすこぶる活き良いのがベストだ。
要は、年を取って脂っこいのが駄目になったということだ。



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じゃあ、酒だ。
一ノ蔵の「大和伝」。
「大和伝」とは、実用刀として機能を追求した宮城県の名刀である。
そんな名刀の名を付けた、「蔵の華」という酒造好適米を50%まで磨き挙げて仕込んで銘酒である。
この酒は、手間隙の掛かる小箱法での麹造りと、低温発酵に加え1年以上の熟成を行うなど、実に丁寧に作られている。
薫り高く、名刀の名を冠しただけあって切れ口の良い凛とした酒である。
今食べた〆鯖を綺麗に洗い流し、次の〆鯖に手を出したくなるような、そういう極上の酒だ。
今夜も極上ナイト。

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くどき上手 秋刀魚

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秋刀魚で一杯やった。
秋刀魚っていうのは、なんでこんなに安くて美味いのだろう。
保冷技術に感謝ということか。
ちょっと、脂が乗りすぎているなあ。
歳なので、脂は年々身に堪える。
大トロはよく食べるが。

しかし、秋刀魚は安い。
イトーヨーカドーで、一本、95円。
この時期、秋刀魚だけ食べていても平気かも。
主食?
刺身で焼いて煮て酢にして、干物にして。
今日は、姜で甘く煮てみた。


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酒は、山形県は羽黒町の亀の井酒造(株)の「くどき上手」。
創業明治8年の伝統はある小さな蔵だ。
実に良い仕事をする。
気品ある香りと旨みは絶品だ。

小さい頃によく一人で遊んでいた。
あー、あれは「遊び上手」だ。
実は、由来は、遊び人のことではないのだ。
偉い偉くないにかかわらず、また、貧富のかかわりもなく、心を解いて説き伏せる心だそうだ。
誠心誠意か。

煩悩が多く、そういう境地にいつ達するのやら。
秋刀魚が酒に流れ、鼻腔に香りが広がっていく。


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寿司も作ってみた。
押し寿司にしようと思ったが、面倒なので、秋刀魚を普通に酢にして、自分で握った。
美味いなあ。
自画自賛。

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アオアジの酢の物

長井の漁港にたまに魚を仕入れに行く。
冷凍倉庫が自宅にあるわけではないが、買いだめである。
新鮮で安いうえ野菜も買えるし、漁師の母ちゃんが焼くイカが食べられる。
ただし、車で行くので酒が飲めないことが唯一の無念じゃ。

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で、ある日フラッと行くと、10cmに満たない小さな青鯵をザル一杯にすくって200円で売っていた。
和名は、マルアジ。
青鯵は、場所によっては美味いらしい。
関東では、脂はないし旨みも真鯵などと比べてはるかに落ちるので、干物かクサヤだ。

しかし、ものすごく新鮮だったので、こりゃ今日なら刺身で、明日なら酢の物で行けるぞと後先考えずに、買ってしまった。
さらに、店のオヤジがそんなに遠慮するなと言ってさらに袋に詰め込んでくれた。
有難迷惑とはこのことだ。
おかげで捌くのが大変ではないか。



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家に帰って、50尾ほどを三枚おろしにした。
1時間以上かかった。
筋肉痛で上がらない腕で、葱と叩いてみた。
甘みがあってプリプリして美味しいぞ。
旨みもある。
やはり、小魚は新鮮さが一番だ。
で、つまみに少し刺身にした。



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で、酢の物。
多めの塩で〆て重しをして2時間。
お酢で洗って、昆布を入れた酢に漬けて、2時間。
時間的には、ちょっと〆ぎみにした。
叩きで飲んでいたら、たまたまその時間になったわけで、意図したものではない。



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さて、酒はこれだ。
青鯵なら伊豆七島。
伊豆七島の芋焼酎なら、青ヶ島の「青酎」だ。



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青ヶ島は八丈島の更に70kmほど先にある絶海の孤島である。
八丈島にダイビングに行ってきた方からいただいたものだ。
まだお返しはあげていないので、飲み倒したことになっている。
一時の焼酎ブームで、幻の焼酎と言われ、品薄になるやら高値取引をされたものだった。
いまはどうなんだろうか。
八丈島では普通に買えたが。



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味はというと、この「青酎」というブランドではあるが、島の方々が合資会社を作っていて、それぞれ微妙に違うのだ。
僕はそんなに好みではない。
さつま芋の癖を一手に引き受けた感のある癖のある独特の香りと甘さと酸っぱ味。
これに合うつまみは難しい。
大抵はこのエグサに負けちゃう。



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で、ゆったりと青鯵の酢の物を味わう。
しかし、不思議と青酎には、味噌と葱で叩いたか酢の物にした青鯵が合う。
むしろ清められるかのような爽やかさを感じる。
で、今夜も飲み過ぎて、着替えず歯も磨かず風呂にも入らずコトキレルのである。
朝シャワーくらい浴びて会社に行こうとは思う。



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テーマ : +おうちでごはん+
ジャンル : グルメ

平目の刺身 

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一昨年のことで恐縮だ。
横浜市金沢区に市の南部市場がある。
そこで年に一回お祭りがある。
様々なイベントをやっているので、フラリと行ってみた。
近海物の魚が並んでいて、来場者を相手に模擬の競りが始まっていた。
発泡スチロールの箱に入った魚を次々と競っていく。

50cmの平目を狙っていた。
で、なんと1,500円で競り落としてきた。
あまりの安さに眼が寄ってしまった。



3&42 34-101003_1510~01
さっそく捌く。
実が盛り上がって良いヒラメだ。
仕上げは88歳の父親がやった。
上手いもんだ。
骨に実が残っていないので、これを煮魚にしたちしても食べるところがない。
僕がおろしたら、さらに刺身が取れる。



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刺身を造った。
見栄えはこんなもんで許して欲しい。
右下にある山が縁側だ。

活き良く普通に刺身に。
噛むと甘みと旨みが口の中にほとばしる。



64-P6200094開運・純米吟醸
酒は、これだ。
開運の純米吟醸。
静岡県は掛川市にある、土井酒造場が送り出す逸品である。

兵庫県産の山田錦を使っており、旨みとキレのある爽やかな飲み口だ。
刺身にはこういう酒がいい。
そろそろ近海の底物の放射能汚染が気になる。

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島寿司 八重椿 情け嶋

こういう名前のお寿司屋さんが、横浜の南、金沢八景にある。
ネタとシャリがでかいので有名である。
島寿司は島寿司でも、今日は店の名前のことではない。



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島寿司を作ってみた。
八丈島の郷土料理だ。
この魚は鰹。
脂の少ないところだ。
醤油と味醂に鰹を浸し、ワサビの代わりになんと辛子を添えて酢飯で握るのだ。
正調は、ネタはシャリに乗せるだけらしい。

伊豆諸島、小笠原諸島、さらに八丈からの開拓団が移住したという沖縄の南大東島でも郷土料理となっている。
通常は淡白な白身を握ることが多いが、何でもいいのだ。
要は、何でも漬けにするのである。



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こうなると酒は八丈島の島焼酎だろう。
1850年代に薩摩藩から八丈島に流された人々によって伝えられたものだ。
実は、八丈島には蔵が5つもあるそうで、島酒といえば焼酎なのだ。
もともとは芋焼酎が主力だったそうだが、昭和初期からは麦焼酎も造られるようになった。
「八重椿」に「情け嶋」。
贅沢に2本行っちゃえ。


八丈島酒造の「八重椿」は、さつまいも3割、麦7割の割合でブレンドされている。
多少くせはあるが、甘みがあってすっきりとした飲み口だ。
このメーカー、「一本釣り」とか、「島流し」なんていう自虐的な酒も造っている。

僕が行く八丈のダイビングショップのオーナーは「情け嶋」が専門だ。
ダイビング中にはガンガン泳いで、年寄りにも情け容赦のない暴力ガイドである。

この焼酎は、地元民に愛されている八丈興発(株)の麦焼酎だ。
すっきりとした口当たりのマイルドな飲み過ぎちゃう酒だ。
二日酔いダイビングは厳禁。

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ビーフシチュー なんて作ってみた

たまに無性に肉が食いたいと思うときがある。
ものすごく疲れたときか、ものすごく体調の良いときである。
つまり、早く疲れを回復したいときと持て余した体力が要求しているときである。
肉伝説。
しかし、最近、疲れを回復するのは肉ではなくドリンク剤であり、また、体力を持て余すことも遠い昔のこととなってしまった。

肉は、豚肉でも鶏肉でもない。
自分のことはさておいて、馬肉でも鹿肉でもない。
やはり牛肉なのである。

どうやって食うのが一番美味いか、ということを考える。
スライスだと、しゃぶしゃぶ。
厚みがあればステーキか。
どっちも作るだけなら簡単である。

簡単であるがゆえに、しゃぶしゃぶだと肉の薄さは何mmでなくてはならないとか、ステーキの最後の蒸しは何秒でなくてはならないなどと、奥は深い。
まあ、すき焼き用でも切り落としでもしゃぶしゃぶにはなるし、蒸さなくたって肉は焼けるし、この辺は単なるこだわりなのでどうってことはないが、素材だけは誤魔化せない。
必然的に高い肉を買ってしまう。
で、だから男には財布を持たせて買い物に行かせられない、などと非難される。



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肉屋に親戚があるわけではないが、また良い肉をもらった。
買ったものではないので何も言われなくて済む。
しかし、しゃぶしゃぶにするにしては、こんなの薄切りにする道具はないし手間だし趣がないし小さすぎる。
そもそも、この手の肉は普通しゃぶしゃぶにはできない。
サイコロステーキにするにしては、筋っぽい。

で、戸棚を開けたら、ハインツのデミグラ缶があった。
シチューにすることにした。
単に前日にカレーを食べたからなのだ。
グダグタ書いたが、そもそもシチュー・カレー用の肉だし。
で、塩胡椒をして炒めてワインや香草などと一緒に、圧力鍋で15分茹でた。



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野菜嫌いといわれているが、何も入っていないのも味気ない。
かといって、野菜たっぷりシチューなど家畜の食うもんであって(偏見か)、食べる気も起きない。
幸運なことに冷蔵庫にはろくな野菜が入っていなかった。
で、ニンジンとシメジの牛シチュー。
って、これしかなかったのだ。



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大玉葱を3個炒める。
これは、90分くらい炒めた。
シチューにコクと香りが増す。
弱火にして、焦がさないようにして、根気よく炒めるのだ。
でも、これが楽しみなのである。

炒めながら、好きなものをつまみながら、ビールを飲むのだ。
たいてい4缶は飲む。
この日のつまみは冷奴だった。
僕は炒めるときには、大きめの木のスプーンを使う。
冷奴は、このスプーンを兼用して食べる。
箸だと、つまんだ豆腐を落としたとき、それを拾うのに手間取ってフライパンが疎かになるし、また炒めるときにスプーンに持ち替えなくてはならなくて面倒だ。
だから、時折、焦がし玉葱豆腐チャンプルーになっていることもある。



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最後の煮込み。
色合い的に、トマトケチャップが隠し味になっていないところが唯一の失敗か。
冷奴の後のつまみにプリングルズ・シカゴピッツァ味を食べた。
お腹がいっぱいになってしまった。
せっかく作ったが、シチューは翌日食べることとなった。
味は非公開。

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イカフライ マドロスソース

イカフライが食べたくなった。
太る可愛いタイプなので、日ごろから油物はなるべく食べないようにしている。
しかし、この暑さだ。
油物を食わないと元気が出ない。
と思い込んでいる。
この暑さで油物が食いたくなる自分を褒めてやりたいが、ウエットスーツは年々パンパンになり、ほころびが増えていく。
無常である。



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で、イカをフライにした。
何と、4ハイで500円。
胴の部分の1パイがフライ、2ハイを塩辛、1パイを刺身、そして、エンペラと足は醤油と味醂に漬けて照り焼き用にした。
一気に全部食べたわけではない。


2
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イカフライに何をかけるのか?
僕は、昔からアジフライとエビフライは醤油、イカはソースなのだ。
しかも、付けるのではなくかけて漬けるのである。
これでないと美味くない。
なぜだか分からないが、このスタイルが確立したのは20代の後半であった。
それから先は高血圧との戦いとなる。


3
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ソースはコレだ。
"マドロスソース"という。
栃木県は佐野の半久食品が作るソースだ。
タマネギがどっちゃり入り甘みが旨みとなっているが、とてもスパイシーだ。
水は日本名水100選の赤見温泉の名水だ。
三代目が、コツコツと作っている名品である。

ただ、滅多にフライなどしないもんで、ソースも年代物だ。
賞味期限は、平成18年12月28日となっていた。
冷蔵庫で熟成され、円やかさが増して美味いので、まったく気にしていないのだが…。

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Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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