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酒亭 ばんから  京都先斗町 居酒屋

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昔々、昭和39年頃、正に第1回東京オリンピックの年に「お座敷小唄」というとてつもなく変な歌が流行った。
知っている人は知っているという、松尾和子&和田弘とマヒナスターズというのが唄っていた。
その頃、 松尾和子なんてスゲー婆ァだと思っていたが、当時まだ30歳前だったという。

今自分もかなり年齢を追い越して、結構綺麗だったじゃんと思えるようにもなり、喜ばしい限りではあるが、年は取りたくないもんである。
ちなみに真昼間、台湾の街中の裏路地にあるカラオケ屋から、爺さん婆さんが台湾語で歌うこの歌が流れているのを聞いたことがある。
「再会」とかの良い曲も歌ってたよな。
で、その「お座敷小唄」の歌詞だが、
  富士の高嶺に 降る雪も
  京都先斗町に 降る雪も
  雪に変わりは ないじゃなし
  溶けて流れりゃ 皆同じ
というどうしようもなくシュールで、特に、「ないじゃなし」なんていうと有るのか無いのかサッパリ分からなく、ますます混迷が深くなるものだった。
で、歌詞にある先斗町は「せんとちょう」でなく「ぽんとちょう」と読む。
狸のような腹の出た客と厚化粧の芸鼓が化かしあうので、「ぽんたちょう」とも言う。
嘘である。
先斗町という花街を舞台にした客と芸妓とのお戯れの歌詞なのであるが、その先斗町。




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先斗町は、新旧の飲み屋がひしめき、毎夜日本人や外人さんで賑わいを見せる一大観光地となっている。
で、そこの路地を入ったところに、素晴らしい居酒屋がある。
酒亭ばんから。




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どれ、ちょいと粋な暖簾をくぐろうか。




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まずは突き出し。
魚の煮凝り、豆腐、魚のミンチの焼き物・要はハンバーグだな。
味付けが実にいい。
関東の多くで味わうメリハリの効いた塩辛さや旨味ではなく、そこはかとない。





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最初の酒は、佐賀県は天吹酒造の「天吹 純米吟醸 雄町」。
実に美しい酒だなあ。
香りといいキレといい、本当に美味い酒だ。
昔、よく浅草の「酒の大桝・本店」で買って帰って大事に飲んだもんだ。
ちなみに、九州っていうと芋焼酎と言う人が多いが、上(北)の方は良い日本酒を造っているところが多い。
中ほどは麦焼酎。
下に行って芋焼酎となる。
芋焼酎は、薩摩の田舎者が飲む酒である。
あんなもんの中にレアものとかいって、魔王だの伊佐美だのを有難がって高い金だして飲むヤツの気が知れない。
ということを、ガキの頃からブレずにしつこく言い続けて、僕は何度、多くの薩摩出身の田舎者と喧嘩したか分からない。
会津贔屓の僕としては、薩摩と長州は大嫌いなのである。
薩摩憎けりゃ焼酎まで憎い。
だいたい西郷のように、二度も自殺しようとして助かり、挙句、戦争を引き起こして自分の死場を求めるかのように将来ある若者をごまんと犬死させた、また、流刑にされたとき親切にしてくれた奄美大島の人たちを蔑んだ自分勝手な馬鹿を崇拝している、ここの出身者とは肌が合わない。
芋焼酎は、酒なのでそんなには嫌いではないが。
薩摩御出身の皆様、戯言と思って無視してくだされ。




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鱧の落とし。
新鮮さが命のこの魚、実にシャキシャキとしてほっこりとして、コクがあって美味い。
関東ではまともな鱧を食べたことがないので、京都に来ると三度三度毎食に食べているな。




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鯛の昆布〆め。
美味い魚を昆布の味で〆れば、更に美味しくなるに決まっている。
文句なしの美味さです。
僕は関東出身で、小さい頃から鯛より鮃を食べてきて、未だに鮃の独特の香りが好きだ。
鯛を食べるようになったのは、就職をしてから。
父親も鯛は焼く以外には使わなかったな。




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京の地酒を。
「神蔵 純米 無濾過生原酒」。
京都は、左京区吉田河原町の老舗造り酒屋「松井酒造株式会社」の酒である。
端麗で香良くキレのある酒だ。
いけるねえ。




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万願寺。
京野菜のししとうがらしである。
独特の甘みがホッとする美味しさなんだよね。
野菜嫌いの僕でも、酒の肴に選んでしまうのである。




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京小蕪のあんかけ。
ほっこりとする味。
出汁も上品で美味い。





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では、出羽は鶴岡の冨士酒造株式会社が贈る「栄光冨士 純米吟醸 朝顔ラベル 限定品」。
香りが高く酸が少ないという特徴を持つ、協会10号酵母を使った酒で、非常に上品でフルーティ、バランスの良い美味い酒だ。
この店、何飲んでも美味い。
素晴らしい。





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これ鰈である。
京都では「エテカレイ」、和名は「ソウハチガレイ」。
カレイって独特の臭いがある。
それを新鮮なうちに手早く捌き干すことによって、風味の良い匂いに変えるのだ。
京丹後の名産でもある。
肉が盛り上がっていて品の良い脂があって、良い香りのする実に美味い干物だ。




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へへへ。
せっかくだから、銀鱈の西京漬け。
大型の深海魚で、今や高級魚である。
鱈というよりもホッケに近い種で、脂がある。
活け専門で東京白金の御屋敷町で魚の引き売りをやっていた死んだ親父は、横浜で魚屋の店を出した当初、この魚のことはよく知らなかったらしく、お客さんに言われて仕入れてくるようになった。
店に並べてからも、こんな脂ぎった魚と言って、自分では絶対に食べなかった。
その割には、糞のような養殖のハマチはたまに食べていたが。
僕も、親父の影響でこの魚は食べなかったが、大人になってから西京漬けや煮付けを食べてみたりして、結構この魚を気に入ってた。
今でも、銀鱈の西京漬けは大好物。
大根卸しを添えてあるのは頷ける。



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京都の夏はこれなしには語れない。
琵琶湖の稚鮎の天婦羅。
美味いねえ。
上品な脂があるねえ。
香ばしい香りがいいねえ。
カラッと揚がっており、美味いものを上手く調理するとこんなに美味くなるという手本のような天婦羅だ。
酒が進むねえ。







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〆はちりめん山椒のご飯。
幸せとはこういうもんだねえ。

本当にこの店、一切の手抜きがなく、肴は美味しいし酒も美味しい。
料亭に勝るとも劣らない素晴らしい店だ。
京都の昼は「菊乃井」で、夜はここしかないと思う。
フフフ、本当はまだ隠し玉はあるが。

始めは愛想のなかった店主だが、だんだん打ち解けてきて、子供さんの話までされて盛り上がった。
京都で食べ物がおいしいのは冬ですよ、ぜひその時に又いらしてください
との言葉に、
絶対に又来ますよ
と店を出た。
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琉球鮨 築地青空三代目 寿司 那覇屋台村

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那覇の国際通りをちょっと入ったところに、それこそ「国際通り屋台村」という、食と物販とイベントスペースが一体となった一角がある。
琉球文化の伝承という観点での情報発信と交流の場というとこか。
グランドオリオンという映画館であったところに、近年できたものだ。
観光客の皆さんが行くところだろう、ということで、典型的な観光客の僕は顔を出した。
寿司が食いたい。
え、那覇で寿司かよ。
とな。




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ということで、タイトルの店に入った。
何だ、「築地」と書いてあるではないか。
だったら、築地で食えばよろし、ということで帰るか。
と、ここで帰ってはいけない。
どうも、やはり本店は築地らしく、築地の場外にある割と高めな店の沖縄店なのである。
島魚を握りで食わすという、沖縄の寿司屋では至極当たり前のことを、築地の寿司屋がやるということなのだ。
で、「美ら海」の8貫コース。2,200円にした。


33アオブダイP6130527

まずは、アオブダイ。
イラブッチャーである。
イライラし暴れて流血した、アブドーラ・ザ・ブッチャーではない。
そう言えば、リングでの登場曲は、PINK FLOYD のOne Of These Days (吹けよ風、呼べよ嵐)だったような。
ドンドドンドドンドドンドと続く、どんど焼きのようなベースに、何かが疾走する音がヴォワーンと入って、かっこいい曲だった。
ということで、魚の放精シーンのように体を揺らして待っていると、アオブダイが。
おーっ、皮が青い、熱帯魚、気持ち悪―い。
が、流血よりはまだいい。
うーん、活きは良い。

こんなこと言ったら怒られるが、そもそも沖縄の白身って美味くないと言われている。
脂がないし、味も淡白すぎると。
僕も、この意見に9割方賛成だが、活きの良いものを醤油とか他の味で誤魔化せばそれなりにかなり美味しい。

沖縄でのお勧めは白身ではなく、鮪とか鰹の赤身の類。
これとて人によっては脂がないと言って、美味くないというが、魚の旨味があって、僕は大好き。
ちなみに、沖縄のスーパーでは、普通に秋刀魚とか鯖とか鮭が並んでいる。



44アオリイカP6130531

沖縄で、烏賊というと思い浮かべるのは、紋甲烏賊の仲間で大型のクブシミと、ソデイカとかアカイカとも呼ばれるセイイカだ。
はっきり言って、両方ともそんなに美味しくない。
関東では、アカイカと呼ばれるのは剣先烏賊のことで、これは烏賊属の中では一二を争う美味さで別種。
烏賊だけでなく食える海の生き物の呼び名は地方によって色々で、聞くと混乱するな。
ちなみに、これはアオリイカ。
紋甲烏賊の仲間だけでなく、烏賊の中でもかなり美味しい烏賊だ。





55アグー豚P6130529

これは、陸に棲んでいる豚だ。
海に棲んでいる豚は河豚だが、これはアグー豚の握り。
豚は豚でも、中国起源の琉球在来豚「アグー」の血を50 パーセント以上有する豚肉とのことだ。
共食いにもなるので。豚肉には愛がない。
従って、普通に美味しい豚であった。




66ウミブドウP6130528

海ブドウの軍艦巻き。
括れ蔦と呼ばれる海藻である。
シュノーケリングとかしていると海の中を漂っていることがあるので、そのときはプチプチと食べている。
味自体は海藻だが、見た目や食感が楽しい。






77タカセガイP6130530

タカセガイ。
沖縄の貝は、磯の香りが強くて大好きだ。
これ、サラサバティという和名の巻貝で、貝殻は美しく装飾品などに加工もされる。
ダイビング中にも普通に見かける。
これを専門にとる船を「高瀬舟」と呼ぶというのは、嘘である。





88キハダマグロP6130526

キハダマグロ。
脂はないけど美味しいです。
沖縄鮪の真骨頂ですな。
こういうところのはいいんだけど、町の刺身店で買う鮪は時々生臭いことがある。
そういうのは多分、他の魚などを捌いたままの、まな板や包丁をよく洗わないで使ってるんじゃないかな。
てーげーだからな。





99ヒメジP6130523

ヒメジ。
ヒメジの仲間には何種類かいるが、特徴は口元に一対のひげのような感覚器官があることだ。
これは、何ヒメジかはわからないが、この仲間は沖縄ではかなり見かける。
オジサンとかオキナヒメジなんていう、ヒゲにちなんだ名前の魚もいる。
かなり美味しいという人もいるが、こんなものかという程度だと思う。




1010鮪カマ焼きP6130533

結構地の魚を食べて満足。
なんだかんだと言いながらも、情が入っているな。

隣で一人で飲んでたお兄さんからの差し入れの鮪のカマ焼き。
食べきれないからとのことだ。
今日北海道から来たそうな。
沖縄の魚のうんちくを語りながら一緒に飲んだ。
寿司職人さんが目の前で聞いているのにいい度胸だし、嫌な客だ。
年は取りたくない。
旅では、こういう一時も楽しい。

ART BISTRO ビストロ パリ9区

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パリなんて、たぶん一生行くことないな、と思っていたのだが、行ってしまった。
付き合わされたのだ。
そんな暇があったら、モルジブとか沖縄で潜りたい。
却下された。
人生、自分の思ったようにはならない。
そういえば、ウイーンも、タイプとして絶対に行くことはないなと思いながら行かされてしまったな。
で、後で思い出したが、どうせパリに行くなら、ムール貝と牡蠣をバケツ一杯食ってやると誓ったのだ。
しかし、ついぞ食べなかった。
理由は、ややかなり惚けが入っているので、来た目的を忘れて別のものを食べてしまったためである。

で、怪人の潜むオペラ座から北に向かい、サントトリニテ教会(Eglise de la Trinité)というたいそう立派な建物を通り過ぎ、クリシー通りをさらに北へ行くとこの店がある。
こう書くと、やけにパリに詳しいざんす、なんて思うだろうが、ん?思わない、そうざんす、ただのお上りさんざんす。
シェー、なんてイヤミをやっている場合ではない。

この辺りは大小の劇場が多く、舞台が跳ねるとお客さんがビストロに繰り出す。
ここは、そういう使い勝手の、大衆的な店だ。
さすがパリ、ART BISTROという。




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フランス語なんてチンプンカンプンな僕でさえ、読める。
「あゝ無情」。
これ日本題か。
アン・ルイスは出てこないが、僕が昔読んで、登場人物がやたら多くて誰が誰だかわからなくなるという悲惨な目にあった、パン泥棒のジャン・バルジャンの物語である。
なかなかARTだな。
左下の邪魔な禿げたおっさんは、謎の中国人だった。





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で、まずはワインでしょ。
パリで飲んだワインは、貧乏なのでハウスワインか、スーパーのモノプリで買った安いボルドーだったが、どれを飲んでも当たりで美味かった。
ワインの味はよくわからないのだが。
ちなみに、パリには日本でいういわゆるコンビニはない。






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で、エスカルゴを頼んだ。
初めて食べるという友人のために頼んであげた。
これが運ばれてきて初めて、ムール貝と牡蠣を食べに来たことを思い出した。
遅かった。
ソースは、バジルではなくバター、パセリ、エシャロット、ニンニクなどで作るブルギニオンバターソースだ。
香りがいい。
肝心のエスカルゴであるが、これカタツムリである。
知ってるか。
気持ち悪いな。
食感はサザエだが、カタツムリである。
気持ち悪いな。
カタツムリである。
しつこいがカタツムリである。
他に美味いもんがあるので、多分、一生二度と食べない。
ソースは美味い。
このタコ焼き器みたいなのは、エスカルゴ専用皿。




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これ、美味かった。
柔かで、ふくよかな香り。
肉も美味しい。
牛肉のワイン煮でブッフ・ブルギニョンというやつだ。
さっきもブルギニョンソースだったが、ブルゴーニュ風という意味。




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「あゝ無情」のジャン・バルジャンは、いろんな名前を使い分けていたが、『マドレーヌ』と名乗っていたこともある。
しかし、最後に出てきたのはマドレーヌならぬ林檎パイだった。
日本のものを食べつけていると、甘いな。
林檎の香は悪くない。






77 リンゴマイマイ

無題。
一応、リンゴマイマイという和名があるらしい。
やはり二度と食わない、と思う。

もりもり寿し 近江町店  金沢 近江町市場

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回転寿司というと偏見を持つあなた。
僕でした。
しかし、金沢の回転寿司はただものではないと、前回書いて入ったら、廻っていない寿司屋だった。
で、もう一軒行った。
朝飯の寿司のはしごだ。
二軒目は廻っていた。
しかし、寿司屋としての総合力はともかく、ネタそのものは前回の’’端っこ寿司’’よりもいいではないか。廻っていないネタをお好みで頼む。

如何にもな店名からご推察の通り金沢市内にチェーン店展開している寿司屋らしいのだが、どっこいなかなかだぞ。




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ノドグロ。
脂たっぷり。
僕は、魚は脂があればいいってもんじゃない、といつも書いているが、そんなことはない。
やっぱ脂のある魚も本当に美味いのう。




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天然物の寒鰤の腹側。
気絶するかと思うほど美味かった。
気絶したら喉につまるではないか。
旨味と脂の芸術だ。
寒鰤の美味さはやはり日本海に来ないとわからないな。
関東ではお目にかかれない逸品だ。





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これは香箱蟹。
当然、外子と内子。
さっきの店と同じものを食っているな。
ネタの良さは、こっちのがはるかにレベルは上。
こりゃ美味い。





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〆は天然物の鮪で鉄火巻き。
毎年冬になったら金沢の寿司を食べに来ても飛行機運賃は高くないな。
あっ、やっぱ高いか。
スシローで我慢するか。

春と秋は、沖縄で琉球料理と脂はないが新鮮でさっぱりとして旨味のあるマカジキやキハダマグロと鰹の刺身、さらには竜宮城と見間違うかな熱帯魚料理にソーキそば、夏は京都で鱧と鮎、そして鯖寿司、冬は金沢でノドグロ、寒鰤、香箱だな。
今後のそう長くはないだろう人生は、これで決まったかも。
日本は本当に良い国だ。
台湾も好きだが。
香港も嫌いではないが。

いきいき亭 寿司 金沢市 近江市場

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回転寿司と言うと偏見をお持ちのあなた。
それは僕です。
まあ、ちゃんとした寿司屋と比べて、ネタの仕事の具合とか、シャリの塩梅とか、寿司そのものの姿形とか握り加減とか、言い出したらキリはない。
しかし、ネタの良さと言ったら、金沢の回転寿司は凄いとしか言いようがない。
値段も大したことはないので、その気になれば毎日でも食べられる。
また、寿司なら飽きずに毎日食べられる。
ということで、朝から、金沢は、近江町市場で寿司を食べた。
この乱雑な雰囲気の店である。
いきいき亭という。




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入ったら、回転ずしではなく、普通の握り寿司屋であった。
では、朝定食にせずにお好みにした。
最初は、上から鮪トロの炙りと鰤。
美味いが、鰤は端っこじゃないところが良かったな。
これは、サクを刺身にすると最後に残った部分が厚くなるので、その身を切り開き平たくしたもの。
開いたため、蝶番の部分でつながっているが、見栄えが良くない。
ちょっと不満。




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メギスと平目。
メギスは、キスに似ているが深海性の別種の魚で、関東ではあまり見かけない。
新鮮なものは脂もあって美味しいとのこと。
普通。
しかも、これも尻尾の方だな。
平目は好きなので頼んでみた。




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ノドグロとタラの白子。
ノドグロは関東ではアカムツと呼ばれる深海性の魚。
近年高級魚として人気がある。
赤い美しい魚体に白身の魚だが、脂の乗りが半端ではない。
これをバーナーで炙ると、更なる脂と風味が浮き出てくる。
僕が初めてアカムツという魚を知ったのは、もう30年以上前に西伊豆の土肥で、親しくなった漁師さんに「何だか、わかっか?」と言われて食べた時だ。
初めて食べたのにわかるわけがない。
クロムツよりも遥かに脂が乗っていて、美味しかった記憶だけが残っている。
駿河湾は、深いのでこういう魚が棲息しているのだ。
結構感動もんだった。
白子は大好物な痛風メニューだ。
しかし、やめられない、止まらない。
このマッタリとしたコクはたまらん。




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毛ガニと香箱蟹。
軍艦になっている香箱蟹は、雌のズワイガニのことだ。
茶色の粒々は外子(そとこ)と呼ばれる腹についている卵。
オレンジ色の内子(うちこ)は甲羅の中にある卵巣だ。
金沢の冬はこの蟹なくして迎えられない。
今回、ひたすら、鰤とこれを食っていたな。
これらに、あと身と味噌が付いている。
これを一気に食べると様々な旨味が口の中に広がって、この世の天国となるが、あの世では地獄に行くと推察される。

最初は端っこだの尻尾だのと、不機嫌にもなったが、まあ美味しかった。
鰤に白子に香箱蟹。
冬の金沢、日本は素晴らしいなあ。

梓 小料理 戸塚

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戸塚にはロクな店がないとお嘆きのあなた。
って、僕のことだ。
確かに、大人が静かに飲めて、料理が美味しくて、値段もお手頃で、禁煙の店は戸塚にはないと思っていた。
ところが、あったんだよねー。
たまたま通りかかって、入った店、「梓」という。
ガラガラと戸を開けると みちよさん が迎えてくれる。
ではなくて、お母さんが迎えてくれる。
入ると右側にカウンターと調理場。
左側は独立した小部屋になっていて、4人掛けテーブルが2つ。
8人の宴会だと、独立性は保たれるが、4人ずつ知らぬグループだと話の中身は筒抜けだ。
まあ、大した話してないからいいか。



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では、まずは蟹と胡瓜のサラダ。
蟹かまぼこではないぞ。
当たり前か。
かまぼこなら詐欺だ。
良い蟹だ。
美味しい。




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春だねえ。
菜の花の辛し和え。
草とか野菜とかは食べないが、これは大好物なんだよね。




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これは海鮮サラダ。
やはり、蟹だねえ。
違いはこれには鮪も入っている。
寄生虫みたいなのは、僕は食べていないので不明。
店の信用を傷つけるようなことを言ってはいけない。



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では、石鯛の刺身。
これを食べてここの店の実力について、可能性が確信に変わった。
僕は多少磯の香りが漂うこの魚が大好きだ。
脂があり、身がシャキッとしていて実に美味しい。
戸塚でこのレベルの石鯛が食べられるとは。




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これはアオリイカ。
同行のおばさんがイカ好きオバサンなので頼んだが、これも美味しい。
三浦半島でも水揚げされるが、この時期は違うかな。
でも、品物はいい。
脚はサッと湯がくというのが、鉄則。




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酒が進む。
ここは、有名どころでも質の良い日本酒が揃っている。
これは、八海山。




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では、魚の実力が十分わかったところで、刺し盛。
上から、寒鰤。
腹の部分の脂が美味しいね。
アオリイカ、鰹、鮃、下に行って、マグロの中トロか。
どれも、レベルが高い。





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厚揚げだ。






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冬なのでおでん。
本当におでん好きだなあと思う。
子供のころは、特に卵の黄身をお汁に溶かして、ご飯にかけて食べるのが大好きだった。
好きな種としては、
さつま揚げ、つみれ、すじ(魚の方の)、卵、はんぺんかな。
大根とかは、セットになっていない限り食べない。
大根を頼めば汁の実力がわかる、なんてね。
僕はわからないので。
基本的には野菜嫌いだし。




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鰤カマ焼いてもらった。
さっきの刺身が美味しかったので。
大好物なんだよね。
鰤は天然ものに限る。
絶対に養殖は食ってはいけない。
最寄り駅に高級スーパーがあって、そこの魚屋はモノはいいが、高いんだよな。
だから、お昼前くらいに行って、天然の鰤とか鮪のカマとかアラを買い占めて、嫌いな野菜の大根と似たり、塩焼きしたりしている。
そんなものしか買わない嫌な客だ。




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じゃーん、シラスpizza。
そのものである。
僕の好みではないが、美味しかった。




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ローストビーフサラダとでもいうのだろうか。
水菜は嫌いだが、肉は柔らかく美味しいぞ。






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この店、家族中心のハンドリングで、とても和やかである。
本当に良い店とは雰囲気もいい。
そして、肴も美味い。
いつ行っても、カウンターは常連さんを中心に賑わっている。

自民党の大馬鹿議員を中心に受動喫煙防止法が骨抜きになっているが、由々しきことである。
そういえば、昔、魚を食わせる店で、カウンターの風上から煙草の煙がこっちに直撃するので、席を替えてくれ、と言ったら、常連の方に失礼なことを言うなと店のオヤジに逆切れされた。
思わず、厨房の包丁を握って、手前客に失礼じゃねえか、と啖呵を切って金を叩きつけて出てきたことがある。
あっ、包丁は握ってなかったか。
あっ、お釣りもよこせと言ったか。
せこいし迫力ないな。

禁煙でも、美味けりゃ、ちゃんとお客さんが入るということがわからないのだろうか。
イタリアンでも懐石でもフレンチでもラーメン屋でさえも、たいして美味くない店でも、みんな禁煙ではないか。
だいたい、食べログとかああいうモノの味のわからん馬鹿が評価しているサイトも良くない。
魚にこだわる、料理にこだわるという店なのに、全面喫煙可。
そして、評価が高く、バカが揃って、美味しいですね~なんて書いている。
いかに魚が新鮮だとしても、料理が上手だとしても、横でスパスパじゃ美味いわけないだろうが。
ああいう馬鹿なサイトは見てはいけない。
たまに間違って見ているが。 
煙草なんて、何一つ体にも心にも良くない馬鹿なものを吸っていたら、モノの味もわからないし、モノの道理もわからなくなる。

とにかく、ここは戸塚では最上クラスのとても良い店だ。

いづう 祇園 鯖姿寿司・鱧姿寿司

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いづう
変な名前だが、そういう店の名前なのである。
1781年創業の老舗で、初代が「いづみや卯兵衛」というそうな。
略したか。
伊豆の宇佐美のことではない。
創業の年がどんな年でどんなことがあったのかさっぱり判らないが、この年に生きていた人は今この世には誰もいないほど、伝説的な店でもある。
京都祇園にある、言わずと知れた鯖姿寿司の名店である。




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祇園祭の最中、ちょいと足を延ばしてこの店に来た。
シックな店内である。
酒を飲みながら、鯖姿寿司と鱧姿寿司を待つ。
元々は、祇園のお座敷に寿司を運んでいたのが、1970年頃に店でも食べられるようにしたらしい。




32P7170068 2430円

で、来ましたよ。
鯖姿寿司。
昆布が巻いてあるが、食べるときには、必ず「あ~れ~。ご無体な」「いいではないか~」と言いながら外すのがしきたりである。
嘘である。
この昆布が鯖もご飯も更に美味しくする。
北海道産の真昆布である。
6ケで2,430円。
値のこと言うなよ、無粋な。




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では、いただきます。
見よ、この鯖の輝き。
この時期、脂いっぱいというわけではないが、魚がものすごく品も活きも良いものを使っている。
食べる。
こりゃ、美味いや。
元々、鯖自体は旨味の宝庫のような魚だし、それに昆布の旨味と香り。
さらに、滋賀県産の江洲米は固くなく、ほっこりとした感じである。
いいねえ。
お値打ちです。




54P7170070 7452円

次は鱧。
夏季限定で、やはり京の夏、祇園祭りと言えば旬の鱧。
「鱧祭」とも呼ばれているくらいだ。
これは産卵前で、脂の乗りがいいという理由もあるが、昔は魚の保冷技術が発達していなくて、夏に日本海から山を越え、京都まで活きの良い魚を運ぶのは相当困難だったらしい。
で、夏に鮮度を保てる魚は?となった時に、蛇のごとく生命力の強い活きの鱧が重宝されたらしい。
受け売りである。
当然、鱧は秋から冬にかけても脂が乗ってくるが、粋な京都のちゃんとしたお店で鱧は出てこない。
夏の魚なのである。

ただ、魚と言っても、脂があればいいってもんじゃない。
河豚に脂があるかー、馬鹿者め。
初鰹の爽やかな旨味に脂があるかー、馬鹿者め。
魚は脂が乗れば旬、脂が乗ってて美味しいですねー、なんて、魚=脂がすべてじゃない。
クソ食べログ投稿者の、ああいうコメント読むとムカつくんだよね。
たまに参考にするけど。
ちなみに、トロは大好物だが。
成分的には、僕の腹と大差はない。





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さて、お味は。
うーん、タレで焼き上げた鱧は美味いねー。
タレは辛からず甘からずで、淡白な鱧の旨味を上手に引き出している。
穴子も鰻も大好物だけど、個性の強いクセのあるこの子たちに比べると、遠慮深い奥ゆかしさを感じさせる味だ。
そしてほっこりとしている。
また、鱧は骨が多いが、骨切りをすれば歯や舌に当たらない。
3.3cmの間に24回もの包丁を入れるという。
恐るべし、京料理の技。

ちなみに、鱧姿寿司は、6ケで、何と7,452円である。
一つ、1.200円を超える。
これを高いとみるか安いとみるかはあなた次第。
年に一ぺんは食っても罰は当たらないし、食べたいな。
値のこと言うなよ、無粋な。
でも、高いな。





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トイレに向かう道中で。
鉢にオシッコしてはいけない。



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冬なので、暑い夏の話題。
また、来年も行きたい。
鱧食いたい。

ゑびす 金沢 おでん

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金沢おでんって、ご当地グルメで有名らしい。
なんでも、夏でもおでんを食わせるとか。
金沢でなくても僕は夏でも食べている。
夏でも、ホットコーヒー飲むだろう。
夏におでん食って何が悪い、
と怒ってはいけない。
年寄りは被害妄想が激しいからなあ。
で、金沢でおでん屋に入った。
金沢おでんって、明確な定義はないらしいが、汁が塩ベースであるとか、カニや車麩とか地元の素材を使うところに特徴があるらしい。
で、夜の街を彷徨い歩いて見つけた店だ。




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すでに、飲んで食ってきているので、あまり食えない。
で、それでも食うのかという言葉が耳に痛うございますが、まずはカウンターのおばんざいの中から、ガスエビの煮たのを。
ガスエビとは、この辺で獲れるトゲクロザコエビ(こんなエビ知らないが。)という和名のエビのことだと読んだ。
どうも、黒っぼくて見栄え悪く、鮮度も落ちるのが早いとかで、カスのエビ が訛ってガスエビと呼ばれているとの説がある。
しかし、食べたら甘くて美味いらしい。
でも、何で「ザコ」とか付けるのさー、ってお姉言葉になってしまった。
何でも、昨日までは刺身で出していたようで、それを頂く。
普通である。




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大好物の身欠きニシンの煮たの。
美味いんだよなー。
甘く煮るのがよろしで、注文通りの味でした。
しかし、腹はいっぱいである。




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手取川なんてチビチビと飲りながら。
本醸造であるが、米の味が割と出てくる酒だ。
イマイチ好みではないが、甘ったるい酒よりはよろし。
石川県の酒だ。
本当に手取川という川もある。
相撲取りがいたかどうかは寡聞にして知らない。
最近相撲見る気しないんだよなー。
特に、相撲協会の執行部の連中の顔見ると、胸糞悪くて手取川が進んでしまいそうだ。



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で、おでん。
注文したのは。大根と爆弾。
爆弾ってぇのは物騒だが、茹で玉子が入ったさつま揚のこと。
丸のままだと、ただの丸いさつま揚げか何だかわからないし、食べにくいので、大抵半分に切ってある(んだと思う)。
腹がきついなんて言いながら爆弾はないよね。
丸いから爆弾というのか、中に「かやく」が入っているからなのか、よく分らんが、さつま揚げも茹で卵も大好きなので、二度美味しいという代物だ。

地元の方々と談笑したり蘊蓄語ったりと、それなのに旅先の飲み屋を楽しんだ。





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実はこの店に来る前にこんな店にいた。
金沢は南町にある割烹「島路」。




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で、食べたのは、車麩とつぶ貝のおでん。
また、おでんかとお嘆きのあなた。
正しい。
あまり、おでんのハシゴはしないわな。
車麩っていうのは、小麦からとったグルテンを長い棒にぐるぐると巻いて焼いたもの。
棒を抜くとその部分が穴になって車輪のように見えるので、車麩か。
つぶ貝は刺身でもいける生とのこと。





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自家製つみれ。
魚の味がする。
当たり前か。

おでん三昧の一夜だった。
地元の人しかいない店で、調子に乗って盛り上がってしもた。


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新垣ぜんざい 沖縄 本部

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ぜんざい
と言えば、小豆を砂糖で煮込んだやつで、汁の少ない方のことと認識している。
汁の多いのはお汁粉。
お汁ってくらいなもんで当たり前か。
餅などを入れて、フーフーと暖かいのを食べるのが、冬の楽しみである。
しかし、僕は年寄りなので、餅が喉につっかえる。
お餅抜きで食べるが、白玉くらいならまだ平気である。
見栄は若干張ってる。
本当は、僕は餡蜜の方が大好きなのだが、看板に誘われて、ある暑い日、沖縄は本部でぜんざいを食べた。
新垣ぜんざい。




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僕は、豆が好きだ。
もちろん餡子類は容器まで舐めまわす。
餡子玉やきんつばはいくらでも行ける。
甘納豆はあれば何種類も買っちゃう。
ダダっちゃ豆はビールのお供。
納豆はご飯のお供。
醤油は刺身のお供。
アーモンドはビタミンE補給のお供。
こりゃ豆じゃないか。
って、だんだん遠ざかってきた。

で、中に入る。
ガッキーがいるわけではない。
が一緒にぜんざい食べたいな。
といっても、彼女と松下奈緒との区別が未だにつかないが。
おーっ、達筆な字で「新垣」と書いてあるなあ。



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ということで、ぜんざいが来た。
何だ、かき氷ではないか。
暖かくないではないか。
まあ、沖縄はまだ外は暑いからいいか。
しかし、僕は氷は食べない主義なのだ。
なぜなら、食べているそばからサクサクと氷がテーブルにこぼれ、数分後にはテーブルが水浸しになっていること。
小豆やシロップなどのかかっている部分とかかっていない部分との、ひどく極端な味の落差が許せないこと。
これが炒飯だったら怒るだろう?君。
頭が痛くなること。
虫歯にしみること。
おなかを壊すこと。
などの理由からだ。




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何だ、沖縄県の「ぜんざい」とは、氷あずきのことか。
嘘である。
実は、小豆ではなく、金時豆。
氷きんとき。
黒糖で甘くする。
言われてみないと、味も含めて、違いは僕には全くわからない。
豆を煮る前は色が違うのでわかるが、煮たら同じだ。
豆の形なんてじっくり見てないし。
たぶん氷あずきとぜんざいが並んでいて、食べ比べれば、おーっ、ぜんざいはコクがあるなぁとか分かるかもしれないという程度のやつが書いてるブログなので、そんなもんだと思って読んでください




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実は、四の五のと書いてきたが、沖縄では必ずぜんざいを食べる。
寒くないしなあ。
ダイビングの後の爽やかな甘みも嬉しいし。
ここのぜんざいは、そんなに甘くなく蜜の香が良く、実にさっぱり感のあるものだ。
これなら、お替り行けるが、お腹こわす。

ちなみに、僕は横浜では、いくら氷あずきでも氷あずきミルクであっても、かき氷は夏でも食べない。
沖縄の気候・風土が僕にぜんざいを食わせているのだな。
ビールも沖縄だとオリオン生が堪らなく美味いし。
僕って、基軸がしっかりとしていなくて、周りに影響されやすいのよね。




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首里のそばの名店「首里そば」のぜんざい。
画像では違いが判らず、すみません。





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今帰仁の僕のお気に入り「今帰仁そば」のぜんざい。
画像では違いが判らず、すみません。



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名護の「パーラーわかば」のぜんざい。
画像では違いが判らず、すみません。
よく食っとるな。

太湖海鮮城 香港・佐敦 海鮮料理

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日本のみなさーん、お元気ですか。
明けましておめでとうございます。
香港で迎えるお正月、温かくでいいですよーって、横浜でこの原稿を書いています。
今年もよろしくお願いいたします。




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香港に行った。
ついでに、澳門にも寄った。
カジノで「大小」という出目を予想するゲームをやった。
例えば、3つのサイコロの出目の和が、11~17と思ったら「大」、4~10と思ったら「小」に賭ける。
確率は低いが、それ以外の数字が出たら胴元が取るゲームである。
「大小」という名のゲームだが、「大」か「小」以外にも、「偶数・奇数」とか「合計数」とか色々と役はあるが、面倒なので大か小で勝負した。
勝った。
しまった、こんなところで人生の運を使ってしまった。
で、厄落とし兼ねて泡銭はさっさと使うに限るので、今宵は「出前一丁」の「香港ラーメン」ではなく、豪華海鮮料理屋で飯を食うことにした。

ずいぶん昔にミシュラン取ったという噂のこの店である。
つまり、今はどうかは分らない。




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写真にはないが、高価な青島ビールを飲んだ。
そのつまみ。
茹でたピーナッツ。

香港の 青島片手に 南京豆。




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乾燥した鮑でも入ってるのかと感動していたが、手触りはウエットお手拭きだった。




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白灼海生蝦。
茹で蝦のことである。
僕は、香港ではこればかり食べている。
蝦好きの痛風持ちである。
矢でも鉄砲でも持って来いってんだって、開き直ってはいけない。
生姜とか葱とかの香草というか香りのもんが添えてあるんだな。



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蝦は頭が美味い。
味噌が入っているからだ。
僕は痛風だ。
何が悪い。
で、脚は残しておいた方が食感がいい。
で、こんなんで食べる。
し、し、しまった、眼と眼の下の角みたいなのを獲るのを忘れた。
口の中刺した。
タレが傷にしみるが、スパイシーなタレと海老の甘みがバッチリ絡み、美味い。
生きたものを茹でたと思われ、まったく嫌な臭みがない。
いくらでも食べられるぞ。
僕は痛風だった。




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蟹粉小龍包。
ただの蟹肉小籠包ではない。
蟹味噌の小龍包なのだ。 
蟹味噌とコクのあるスープ。
この世の天国。
あの世では地獄かもしれないが。
美味い。




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蚧肉のあんかけ。
多分、料理名はこんな字。⇒蚧肉鷥鴦蔬
というか独特のホワイトソースのようなもので煮込んだようなスープ風。
蟹と蚧だとどちらもカニなのだが、違いが良くわからない。
メニューには、こっちの蚧を使っていた。
絶妙な火加減で、風味がすごく良い。




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白火●(火と局)芝麻雞という。
鶏の揚げ物、胡麻風味か。
脂っこくなくさっぱりした味。
歯ごたえのある鶏肉は、日本のブロイラーのような柔らかさはない。
その分、噛めば鶏の濃い味が伝わってくる。
地鶏のような感じだ。
海鮮屋で鶏を頼むなよなー。
って、美味いじゃん。





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海鮮炒飯。
エビとかカニが入っている。
ご飯はこの通りハラハラ。
長米ならではかな。
いやー、美味いね。
旨味が絡み合っている。
炒飯って、変に米に旨味を求めるよりも、こういうサラッとした米にキチンと味をつけてパラっとさせた方が美味しいな。





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せっかく博打で勝ったのだから、もっと豪遊したかったが、実はこの店勝つ前に予約してあったのだ。
良いものを、と思ったが、貧乏性なのとそんなに食えないのでこんなもんに終わってしまった。
4人で、18,000円くらい。
全然豪遊ではないではないか。

香港の足場。
竹組みだ。
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腹ごなしに二駅ほど歩いて帰ったが、外で食うのもいいもんだねー。
満腹でもう食えないのが残念。


Alter Bach-Hengl ワインバー・ホイリゲ Wien ・ Grinzing

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10月にオーストリアのウイーンに行った。
力説するが、もちろん、仕事である。
しかし、夜は暇である。
オーストリアには、残念ながらコアラはいないので、ホイリゲに酒を飲みに行くことにした。





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ホイリゲとは、元来「今年の」という意味があるらしく、オーストリアの新酒のワインのことを指すようで、転じて葡萄栽培農家が自家製のワインを飲ませてくれる酒場のこと、又は1年未満のワインの新酒のことだ。
で、「毎日がクリスマス」的な、観光客受けしそうなこの店に。
名前は読めない。




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最初にこんなのが出てきた。
スープか。
中に入っているのは麩のようなもの。
どうもフリターテンスッぺ(Frittatensuppe)という短冊に切ったクレープ地のコンソメスープのようだ。
生地のコクとさっぱりとしたスープのコラボがいいねえ



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パンだ。
コアラがいないので、パンダか、とかいうおやじギャグを言ってる暇はない。
多分、ライ麦パン(ロッゲンミッシュブロート)だと思う。
あんまり口に合わないかな。





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はい!
これが飲みたくてやって来ました。
これ、STURM(シュトゥルム)という。
ワインは、ブドウを潰し発酵させて作るが、シュトゥルムとは発酵が始まったばかりの状態の飲み物だ。
ちょうど、ブドウジュースの香と爽やかな甘みが残り、しかも程よくアルコールも効いている。
まあ、ビール並みの度数の濁り酒というところか。
これ、フルーティで、めちゃ美味いんだよね。
街中でも、こればっか飲んでいた。
あっ、仕事だった。
まあ、ビール並みだからいいではないか。
オーストリアのブドウは8月中旬から9月初旬くらいに収穫されるので、ちょうどよい時期に来たわけだ。
日頃の行いだな。





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店の中はこんなサービスがある。
と言っても、ちゃんとチップは払うのだが、
「シュランメル音楽」と言うらしく、19世紀半ば頃、ウィーンのシュランメル兄弟が料理店や酒場で民族音楽を演奏していて評判を博したのが始まりで、ホイリゲでの楽しみの一つらしい。
こんなに楽しい催しがあることを、知らんめるだった。
この店いろんな国の人が飲みに来ていたが、それぞれのお国の民謡を席ごとに演奏してくれていた。
オーストリアにいて、ドイツやイタリアの民謡を楽しむとともに、「さくら さくら」も奏ってくれたぞ。
ドイツ人の爺さん婆さんの集団は、ドイツ語で酔っぱらって歌っていて楽しそうだったな。
南部牛追い歌とか安来節とか奏ってくれないだろうか。





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食い物だ。
腹減った。
煮豚とタコの出来損ないのようなソーセージ。
煮豚はシンプルで、僕が作るのと同じ味だった。
ソーセージはさすが本場、タコの出来損ないを割り引いても、十分美味しい。





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やっぱり、ドイツ文化圏。
ザワークラウト。
山盛りで来た。
あんまり酸っぱくなくていくらでも食える。





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やっぱり、ドイツ文化圏。
茹でたジャガイモ。
山盛りで来た。
腹がきつい。
が、シュトゥルムと合うんだよね。
日本酒は何でも合うが、これウイスキーや紹興酒には合わないぞ。





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綺麗に盛るとこんな感じ。
僕のセンスが光る。





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しかし、こっちの方って、必ず甘いもんが付くんだよな。
いらないから安くしてほいが、これも文化と諦めて食う。
シナモン味のリンゴのパイ包み。
美味いけど。





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ローマ法王やらクリントンやらアラブの王様やらいらしてるな。





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シュテファン大聖堂。


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シュテファン大聖堂の内部。


1414旧市役所

旧ウイーン市役所。


1515ヴィオティーヴ教会

ヴィオティーヴ教会。


1616オペラ座

怪人のいないオペラ座。
画像は、ちょっとやばい雰囲気だが。



1717ハイリゲンクロイツ修道院

ハイリゲンクロイツ修道院。


1818ハイリゲンクロイツ

ハイリゲンクロイツ修道院のステンドグラス。


1919スワロフスキー

スワロフスキー本店。
別にここでお土産を買ったわけではない。



2020ウイーンプラーター公園 観覧車 ウイーン縮小ファイルPA050557

プラーター公園の観覧車。
ぜひ、「第三の男」を観てね。
1897年に建設されたそうで、大丈夫かいな。



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乗っちまった。
ウイーンの中心部が綺麗。



2222ザッハトルテ

ザッハホテルのショップ。
チョコレート菓子というのだろうか?
ザッハトルテを売っていた。



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ザッハトルテ。



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メチャクチャ甘いので砂糖抜きの生クリームを添えるのが良いが、ホイップするのが面倒だったので。
確かに死ぬほど甘い。
僕も良く仕事の見積もりでそう言われてる。

菊乃井本店 京都東山 懐石料理

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京都と言えば、人それぞれ思い浮かべるものは違うだろう。
寺社仏閣、紅葉、舞妓はん、鴨川、修学旅行、薩長新選組、中国人(どこにでもいるか)、夏暑くて冬寒い(家もだ)、心霊スポット多し、などなど出るわ出るわ。
僕なんぞは、食いしん坊なので、懐石、鱧、鮎、ちりめんじゃこ、おばんざい、漬物、京野菜などの食い物しか浮かばない。
ということで、八坂神社の脇を抜けて、料亭「菊乃井」に向かった。




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「菊乃井」と言えば、大正元年創業の老舗料亭だ。
料亭と言えば、敷居が高いような気もするが、ちょっとした人生の節目の記念日などに、ちょいとお洒落をして、家族や彼女と会食なんていいもんだ。
京都には、たまにはいいかと、気軽に来られる美味しい料亭が多く羨ましい。
ここは、ミシュランなんちゃら星とかのお店で、タイヤ屋さんが評価しているくらいなんで大したことはないと思うが、そんなことはなく、昼なら最低ランクの一万円でも素晴らしい懐石コースが食べられるのだ。
では、さっそく堂々とした玄関から、気後れすることなく堂々と入る。
仲居さんの「おこしやすぅ、ようこそぉ」という柔らかい京都弁がたまらんなー。
ちなみに、「おいでやす」は一見の客に対して言うもので、僕のようなお馴染みさんには「おこしやす」なのである。
というか、予約客だからだ。それも3か月も前にだ。




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仲居さんの案内で、こういった感じの、庭の見える個室が続く廊下を案内されて進む。




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通された部屋はこんな感じ。
庭がきれいだ。
この部屋だけでも、十分満足だ。
さて、帰るか、って帰ってはいけない。
まだ、飯食ってない。酒飲んでない。




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まずは、ようこそ、とお茶が出る。
ちょっと、一息だ。
いきなり、「とりあえず、ビール!」なんてセッカチなことを言ってはいけない。
ここで、仲居さんに心付けを渡す。
心付けをしたからといってサービスが変わるわけじゃないし、サービス料は別に取られるし、いらないんじゃないのってな無粋はなし。お互い気持ちよければいいじゃないっすか。





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さて、時は7月、本日のお献立。
高々五万円のコースである。(税・サービス料別)
嘘である。
こんだけ出て、一万円かー。
こりゃいい。
しかも、今回の目的である、鱧、鮎、そして鯛にぐじ(甘鯛)。
やったね。





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おーっ、八寸である。
普段僕らが普通に食べている八寸は、季節感のある食材が普通の皿に盛ってあるものだが、これは由緒正しい方の八寸。
一辺が八寸(約24㎝)の杉の木で作られたお盆に、酒のつまみとなる山海の幸が盛りつけられている。
嬉しいねえ。
そして、中には金杯に注がれたお酒と、木の盆に盛られた料理が。
美しい。




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上から下がって左側へ。
利休麩と青瓜の雷干しの胡麻味噌和え。
利休麩とは、生麩を醤油で煮てから揚げたもの。
これで、味に一本芯が通る。
雷干しは、DNAみたいにクルンクルンと切った瓜を塩漬けして干したもの。
一つ一つに味のついた素材が奏でるハーモニーである。
手がかかっている。
鱧寿司。
大好物。
タレは案外しっかりしているが、肉厚でコクのある鱧は、これに負けていない。
とこぶし。
お見事。
とこぶしファンの僕も唸る。
甘くなく辛くもなく、なんていいお味。
ぐじ水玉胡瓜。
水玉胡瓜とは、芯を残して桂剥きした胡瓜をねじり広げたもの。
そこに蒸したぐじをロールした。
包丁技一つをとっても、嬉しくなる。
サフラン生姜は彩。
川海老は、甘く煮たもの。
でも、甘くないという手加減。



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では、と言うことで、お酒を。
進むなあ。
酒は、伏見の澤屋まつもと。
すっきりはしているが、味わいの深いお酒だ。
食中酒としてはうってつけで、決してつまみの邪魔はしない。




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この松葉は何を意味するのか。
そこの君、変なことを想像してはいけない。
お酒が垂れても、お猪口の底が浸からないように敷いてあるのである。
こういう配慮はさすが。




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向付。
膳の向こう側につける料理なので向付というが、二番目に出す料理のことでもある。
刺身を用いることが多い。
で、明石鯛と梅肉和えでと鱧の落とし。
鯛はこの時期脂が乗り、鱧はコクがあって甘い。
美味しいね。
良いものはいいし、旬のものはさらにいい。





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僕の造る刺身とは雲泥の差で、美味しいだけではなく、美しい。
日本料理の奥深さだねえ。



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緑色の饅頭に隠元が乗っている餡掛け。
なんじゃこれは。




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冬瓜饅頭で餡子は海老と真薯。
葛餡に木の芽を散らした逸品だ。
餡の出汁はとにかく素晴らしい。
丁寧な仕事を感じさせる澄んだ味の鰹と昆布出汁が効いて、絶妙の味わいだ。




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おっ、こりゃなんじゃ。





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お口直しのトウモロコシのシャーベット。
トウモロコシの風味と香りの、甘さを抑えたシャーベット。
驚きの組み合わせだ。
いやー、参った。
こりゃ美味しい。





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鮎である。
僕の大好物。
塩焼きを蓼酢でいただく。






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蓼食う虫も好き好き、ではなく、こりゃ好きにならずにはいられない。
プレスリーもびっくり。
琵琶湖産天然の小鮎である。
確かに、小さいくせに顔が精悍だ。
これ。子供の鮎ではない。
琵琶湖の鮎は、成魚でも10センチを超えることはない。
で、小鮎。子鮎ではない。
琵琶湖にだけ生息する鮎とのことである。
プランクトンだけを食べるという餌に因るところが大きいらしく、これを他の河川に放流したり養殖されたりすると大きく成長する。
しかし、身の締まりがある一方で、脂の乗りは素晴らしく、本当に美味い。
香ばしい脂でホッペが落ちるほどである。
浅学にして琵琶湖の天然小鮎は初めて食べたが、絶品だ。




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海胆豆腐。
和布を使った餡である。





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上に乗ったジュレも爽やか。
幾重にも違った味の波が寄せては返すような感触だ。
うーん、手が込んでるな。





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ちょっと一休み。
庭の様子。
こんな庭を眺めながら、美味いもんを食べて美味い酒を堪能する。
いいねえ。





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おっ、スィーツか。
しかし、よく見ると、白い餡の上に乗っているのは、和辛子ではないか。







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中身は豚の角煮。
臭みが全くない。
豚肉を、箸でほぐれるまで柔らかく味わい深く煮込んである。
餡はジャガイモ。
マッシュポテト味わい。
青ずいきが添えてある。
これも、ドイツとかオーストリアで食べるような素材を、見事に和に昇華した逸品だ。




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では、〆のごはん。
ご飯とお椀と香物である。
香物は胡瓜と茄子。





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鱧の炊き込みご飯に木の芽を添えたもの。
鱧のコクと木の芽のさっぱり感、ご飯の美味しさ、素晴らしいハーモニーを奏でる。
ガツガツ食えるが、お替りは我慢した。





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このお椀は、新牛蒡のすり流し。
実は僕は品と育ちが良いので、土臭い牛蒡は好きではない。
また、牛蒡を食べるとどうもただでさえ弱い腸がグルグルして嫌なのだ。
しかし。
これって、牛蒡などに火を通し、ミキサーで撹拌したものに、出汁を加えて鍋にかけたものだと思うが、あっさりしていて、まったく土臭くなく良い風味。
いやー美味い。
何杯でも行けるね。





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水物。
葛切りである。
これまた黒蜜のシャーベットが爽やかな涼味を演出してくれて美味。
美味しい。



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本当の締めにお抹茶。
抹茶の水羊羹と白いのは蓮根か?
実に面白い組み合わせの食感。
始め枝豆かと思ったんだが、このミミックの素晴らしさ。
眼でも楽しめるのを実感しました。
恐るべし、日本料理。






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とにかく、いつも自分が食べているものと一段も二段も違う食べ物だった。
本当に美味しいものをいただいた後の満足感。
食べて見て楽しんで一万円という、この金額なら、年に何度も来たいな。
と思ったが、税・サービス料を入れて、澤屋まつもとを次々とお替りすると二万円近くにはなる。
しかし、料理・部屋・庭・雰囲気、すべて合わせて二万円以上の価値は間違いなくある。
誇るべし、日本料理。
本当に素晴らしい。

第一亭 日ノ出町 いちおう台湾料理

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三か月ぶりの更新。
そのうち読者がいなくなるかも。
ということで、再開は横浜のお店から。

昔からある店で、30年位前、わざわざここまでタクシーに乗って夜だけではなく、たまに昼飯を食いに来たこともある名店!!!!というほどでもないが、今でも時々飲みに来る。
ここでは、よく酔っ払って、蜆の醤油漬けを食べては、店に置いてあるギターを下手だが弾いて唄い、ニンニクの臭いを撒き散らしたな、と言ってもニンニク料理が多いので大して効果はなかったが。
いつのまにやら禁煙にもなり、居心地も良い。
日ノ出町は、大岡川のリバーサイド、第一亭である。
だいたいあの頃の日本は、多少お行儀の悪い酒飲みとかにも普通に市民権があって、セクハラとかパワハラとかそういう面倒な腹の内もなく、全体として寛容な国だった。
今、酒飲んで騒いでいたら通報されるし、お前しっかりやれ!!!と叱咤激励するとパワハラだし、君のような可愛い子は見たことがないよ、と言うとセクハラだし、せちがない世の中になった。
君のような可愛い子は見たことがないよ、と見境もなく誰にでも言ってたのがマズかったのかもしれない。




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では、餃子などから。
手作り感たっぷりの餃子である。
ホッソリ系の美人餃子である。
この辺りの店、おデブ形の僕の腹の様な餃子が多いので、このスタイルは特筆すべきモノがある。
店主の美学であろうと思うが、どうでもいいことだ。
ただ、その分具は少なくなる。
ケチ臭いことを言ってはいけない
こんなんでビールを飲む。




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最近、酒を飲んでいる時にやたら、葉っぱを注文するオヤジが増えた。
健康のためとか言って、家で食わされているのにも関わらず外でも食うというのが解せない。
男が野菜を好きなわけは、 絶対にない。
そんなもんは家で奥さんに出されたら鼻をつまんで食えばよろしい。
家庭の延長を飲み屋で引き摺ってはいけない。
飲み屋では、家では食べられないもの、ギトギトの油物とか粒々いっぱいのどぎつい着色魚卵とか舌が麻痺するような塩っパイ物とか、体に悪いものを食べるべきだ。




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豚の角煮。
これも、ビタミン豊富で体にいいといわれているが、野菜よりはマシだと思う。
全然、角でないところと味噌味というところが、看板とはまったく違うドッキリ感があって良い。




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チートという。
たくさん入っていても、チート。
豚の胃袋と生姜を炒めて、スープでとろみをつけたもの。
別にそんなに美味くもないが、連れがぜひとも喰いたいというので仕方ない。
噛みでがあるので、つまみにするには餌持ちが良い。



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ホルモンの味噌炒め。
これもそんなに美味いとは思わないが、連れが喰いたいというので。
どうも、連れは餌持ちの良いモノが好きらしい。
年寄りなので、顎が疲れて翌日筋肉痛となることを心配しながらビールを飲む。
実際筋肉なんてないので、むしろ足の親指の付け根とかが痛くならないといいが。




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これがパタン。
平打ち面というほど平らではないが茹でた麺に、大量のニンニクやごま油などを合わせたもの。
これ好きなんだが、臭い。
しかも、一日では抜けない。
が、これをつまみに飲むのもなかなか良い。
酔っぱらうと必ず頼むので、これをワンパターンという。




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パタンにスープが付いてくるので、最後にコレでうがいをして〆だ。
吐き出してはいけない。
この店、グルメ番組で放映されて有名になったらしく、付き合って10年未満の友人たちからは、連れて行け連れて行け、と言われている。
そして、連れて行けば、ホルモンとかパタンとか美味い美味いと食っている。
本日一緒に来たのは、ここにも共に通った30年来の飲み仲間だが、テレビを見てどうしても、チートとかパタンとかを喰いたくなったらしい。
そんなに美味いか?と思ってしまうが、とはいいつつ、やはりいい店だな、と思う。
禁煙だし、最近たまに行っている。

島豚家 沖縄本部町

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沖縄は本部でそばと言ったら、きしもと食堂。
いつも行列のできている大人気店である。
しかし、今や本部町の観光地といっても良いこの店を通り過ぎて向かったのは別の店だ。

島豚家に行った。
BIGINだか誰かが唄った「島豚」はよくカラオケで歌う。
しまぶぅたよ かぜにのりぃ~
「島唄」だった。
この店、なんでも横浜出身の方がやっているらしい。
応援したくなるではないか。
ウリは沖縄産にこだわった食材だとか。
横浜はどーした。
そして、あと、でかい豚肉の炙り。
島豚だ。




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店内は結構広いぞ。
テーブルや椅子を片付ければ、エイサーやプロレスの興行ができるかも。




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この日は暑かった。
6月上旬で30度、しかもピーカン。
ビールしかないだろう。
ん、レンタカーだった。
仕方ないので、ノンアルビールにした。
最近のノンアルって結構美味しくなったよね。
おっ、オリオンのやつではないか。
今度、勤務時間中に喉が乾いたら飲もうかな。
何か、問題が無いようで有るような気もする。






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特製炙り島豚そば 1,080円だ。
で、で、でかい。
丼に頭と足をのせて、島豚の三枚肉(バラ肉)が寝そべっているではないか。
態度でかいな。
しかし、これがとてもとても柔らかくジューシーなのだ。
じっくり煮込んで、炭火で炙った逸品だ。
美味い。
しつこくはないし。
味玉も焼き豆腐みたいのも美味しかったぞ。





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スープは、なんと鰹節の効いた魚介系ラーメン屋の出汁だ。
豚骨、鶏、野菜なども混沌の中に潜行している。
こりゃコクはあるがしつこくなくて美味い。
そういゃあ、本部は鰹が名産で、5月には鯉のぼりならぬ鰹のぼりが、町内の満名川に上げられるらしい。
味付けも、本部は備瀬の海水から採る「あっちゃんの塩」。
凄いよー、あっちゃん、武勇伝だね。
あっちゃんさんと呼ばなければいけない。

麵は、手打ちの自家製で、平打ちのモチモチしたコシのあるもの。
プチプチしている沖縄そばとは一線を画している。
味もいい。





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ごちそうさま。
また、本部に来た時には、ぜひ寄りたい店だ。
しかし、ここばかり来ていたら、いつまでたっても、本部の沖縄そば屋は制覇できないではないか。
今最大の悩みとなっている。
はしごするか。
本部そば 昼の二軒目 武勇伝


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Buffalo バー 横須賀中央

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昼間っからヨコスカで飲むのが好きだ。
よく考えたら、昼から飲めればどこでもいいような気もしてきた。
確かに、ヨコスカは横浜ほどゴミゴミしていないし、外人さんが多くて非日常的空間を楽しめる。
それでなくても、みんなが働いているときに飲めるという開放感がある。
結果として、そのまま夜飲みに突入するのが玉に瑕である。
横須賀には、昼からやっている、いくつかのRestaurant & Bar がある。
外人さんも多い。
ここもその一つ。
バッファロー。
昼から飲んで、バッカヤローは僕のことだ。




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中はディープだぞ。
いきなり、潜水士が登場か。
いかにも左腕に刺青が覗く。
非番のネイヴィか。
この店、多機能トイレの手摺みたいなパイプのあるところで、キャッシュオンで注文する。

ところで、よくJRの駅で、「ここは多機能トイレです。」という、コンピュータで合成した女性の声でのアナウンスが流れている。
身障者や子育て・高齢者向けのトイレのことである。
僕はずっとアレを「ここは滝のおトイレです。」だと思っていた。
座るとザーザーとマイナスイオンたっぷりの滝の音が聞こえてくるのかと。
JRも味なことやるわいと。
海での潜りすぎか、最近耳まで、ヤバクなってきた。




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まずは、バドとコロナで乾杯か。
喉が渇いていたので、美味い一口だ。





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つまみはアメリカンだぞ。
薄い、という意味ではない。
最近、頭がアメリカンになりつつはあるが。
で、イモならいくらでも食えるな。
これがまたビールに美味いんだな。
ケチャップはうちで食べているカゴメと比べるとややスパイシーな感じで、僕はこっちの方が好き。
馬鹿舌なので、全然違うかもしれないが、デルモンテとかハインツとか、あるいは未知のケチャップとか。
白飛びしているのがマヨネーズ。
ケチャップとマヨネーズだけのつまみだけでもビール3本は飲めるな。





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STOP
と書いてある。
だいたい、その先は危険である、という意味で多く使う常套句である。
無法地帯、ヨコスカらしい雰囲気だ。
「CZMIEL」などと壁タイルに意味不明な落書きまでしてあるのが見える。
「シュミエル」?って、人の名前?
経済学者ではなさそうだ
調べたら「CZMIL」だと,測量船の入れない浅場の岩礁域やさんご礁を調査する航空レーザー測深機(Coastal Zone Mapping and Imaging Lidar)の略のようだが。
「MALE」まであるな。
なんだ、トイレか。






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これトイレの天井の落書き。
身長3m20cmのヤツが書いたと推察される。
他にも「アルコールはお前の問題を何も解決しない」みたいなことが書いてある。
まるで、僕のために書かれた言葉のようだ。
人生見直すのに良いきっかけとなった。
しかし、トイレにカメラを持って入ってはいけない。
捕まっても言い逃れが出来ないな。
しかし、どうしてもコレ撮りたいよね。




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コロナ、もう一本。
昼飲み友達。
オジサンとも呼ばれている。
平日の昼間から外で酒を飲むことが可能という、社会や家庭で最も必要とされていない種類の人種である。
あっ、僕もであった。





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戦艦三笠。
ヨコスカの三笠公園に設置されている。
かっこいいな。
日露戦争の時に活躍した、東郷平八郎大将が乗った連合艦隊の旗艦である。
これに「山」を付けると、別のものになってしまうので注意されたい。

iNAho 関内 ダイニング




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久々に横浜の食い物屋の記事だ。
最近は、東京魚吉商店とか沖縄魚吉商店になっていたからなあ。

このお店、関内の桜通りを海岸に向かい路地を入った2階にある。
これは2階のお店の入り口。
1階からの階段の入り口が分かりにくい上、看板が1階の焼鳥屋の入り口の上に付いているため、初めて来た僕の友達の何人かは、間違ってその焼鳥屋に入ってしまった。
その店で階段の入り口を教えてもらい2階に上がったのだと。
他の一人は、焼鳥屋でビールと砂肝を注文してから気付いたという。
焼鳥屋の看板の上にこの店の看板が付いているので、よく見れば2階だということがわかるではないか。
注意力のない馬鹿者どもめ。
って、僕も初めて行った時は、焼鳥屋の上の看板にも気付かずに、この辺りを2周廻ったのであった。
類は類を呼ぶ、朱に交われば赤くなる。




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まずは、サラダ。
僕の苦手なアレのことだ。
「アレ」とは、今日は生ハムの野菜サラダだ。
おっ、いいねえ、自家製ドレッシングだ。
鎌倉野菜?らしきのサラダで、ドレッシングも美味しく、これなら僕でもいけるぞ。





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鮪のカルパッチョ。
こないだの城ヶ島の鮪よりはるかに質がよい。

何回もここで魚を食べているが、割と良い魚を使っている。
盛り付けも綺麗で嬉しい。
野菜の中でも、嫌いなほうから数えて4番目のミニトマトも、色合いも品も良くて瑞々しく、思わず美味しそうと思ってしまう。
食べなかったが。




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では、乾杯。
今日はビール好きの婆さん二人と飲んだ。
あっ、この人たち、ワインも飲むな。
晩酌で日本酒も飲んでるみたいだな。
要は、酒豪の婆さんたちなのである。
気に食わないのは、この二人は酒好きな上、野菜大好きなのだ。
つまみに野菜を食いたがる。
確かに、女性は総じて野菜が好きだ。
僕は、あんなウサギやニワトリが食うものは美味くないと思うので、嫌いなのだ。
だけど、この店、女性の経営者で、新鮮な野菜がたんと使われ、店のウリにもなっている。
優しい僕は、この店を選ぶという苦渋の選択をしたのであった。





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ご飯の入っていないドリアである。
手作り感があり、美味しいな。
僕は、この手の食い物には割りと目がなくて、口の中を火膨れだらけにしてパクパク食うのである。





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鯵と牡蠣のフライ。
その辺の居酒屋のフライと比べてはるかに美味い。
まずは、やはりモノがいい。
ちゃんとしたものを仕入れている。
牡蠣はふっくらとして揚げ過ぎず、鯵は居酒屋にありがちな生臭みがない。
家で、鮮度のいい牡蠣と鯵を買って来て、フライにしたという感じである。





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国産の何チャラ豚を、塩と胡椒で焼いたヤツである。
ポテトとクレソン添え。
確かに、肉も美味しい。
柔らかい豚の旨みが伝わってくる。
僕は、共食いになるので、あまり豚は食べないが、良い豚をシンプルな味付けで食べるのは格別である。
この辺から、予約のときに婆さんどもの体形に合わせてフルボディで、とお願いしてあった赤ワインをガバガバと飲みだしたのだが、美味しくて写真を撮るのも忘れて、ブイブイと飲んで食ってたようなのである。





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ピザ。
全然もたれません。
僕の苦手なものはたくさんあるのだが、その中でも三番目くらいに苦手なのが、ピザ。
けっこう鬼門だ。
昔、シェーキーズのピザを食べると必ず胃痛がして、以降ピザをプッツリと断っていた。
復活したのは、関内の七里家という家系のようなピザ屋で食ってからか。
シチリヤだったかな。
やはり、女性が作ると、軽くてヘルシーで美味しいな。
ウチの料理は塩味が薄くて、おかずにならねえ、と嘆くオヤジが多いが、それは旦那の健康を奥さんが考えてくれているからなのである。
濃かったら、あなたに掛かっている保険金をもう一度確認したほうがいい。
まあ、外の飲み屋で、味の濃いものを食べているので丁度バランスが取れているんだろうが。






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嬉しい。
味噌汁が美味い。





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食後のデザート。
ロールケーキ大好物人間としてはたまりません。
クリームもさっぱりとして美味しかったです。

同行の婆さん二人と違い、お店のスタッフである女性お二人の感じがとても良く、非常にホスピタリティがあって僕のような酔っ払いにも優しいし親切にしてくれる。
また、料理も品の良い家庭料理といった感じで、ボリュームもあり美味しいのだ。
さらに、禁煙。
カウンターもあり、一人のみにもグー。
隠れ家的な居心地の良い店だ。

興慶丸 横須賀中央 鮪

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僕は、鮪をよく食べる。
手が振るえたり痺れたりするのは鮪に含まれる水銀のせいだと未だに少し思っている。
魚でよく食べるのは、鮪か鰹。
なぜならば、これらならスーパーの冷凍ものでも比較的良いものが手に入るからなのである。
刺身で食べる場合、青魚や白身はスーパーでは絶対に買わない。

で、横須賀中央で飲んでた時に気に入った店である。
興慶丸と言って、マグロの操業から店頭販売まで一貫経営している鮪産業に特化した企業で、店名は自社所有の鮪漁船とのこと。
よこすかポートマーケットにも店を出しているが、ここは街中だし昼から酒が飲める。
最近クソのような養殖本鮪が幅を利かせているが、天然鮪専門店という心意気がうれしいじゃないっすか。



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では、剥き身を。
トロのところと赤身交じりで。
まあまあでした。
お店の方と話していたら、長井漁港で網を引いていたとのこと。
盛り上がっちまいました。
酔っ払いの僕が勝手に盛り上がっていたのでした。





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何ほまれだかすっかり忘れちゃって飲んでた冷酒。
スッキリ系だったな。
この日、ビール、ホッピー、ハイボール、と飲ってきて、〆の日本酒だったのだ。
実は、弾みがついてもう一軒「ぎんじ」で熱燗行ってしもたが。





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サービスでもらった鮪の煮つけ。
僕も良くスーパーで、ワンパック250円くらいで鮪のアラを買ってきて生姜で煮るんだけど美味いんだよね。
ただ、風味が落ちやすいので早めに食べるようにはしているが、スーパーのアラってけっこう山盛りなんだよな。
山ほど煮て、ジブロックに入れて保管してチョボチョボ出して、白いご飯のおかず。
うめーんだぞ。
ありがとうございます。





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大トロ頼みました。
印度鮪。
美味いよね。
和名はミナミマグロ。
昔から、インドと呼んでいて、自分としては一番食べている鮪だ。
美味しい鮪です。
子どものころから次によく食べていたのは、メバチ。
これもこれで美味しい。
が、はるかにインドの方がお高い。
鮪大好物人間としては、当然天然の血の香る本鮪も大好きだが、更に更に高いからなあ。
いずれ来る年金生活が怖い。





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で、〆はインドの赤身と中トロと剥き身。
赤身もネットリとして美味しいんだよね。
基地の外人さんがたまたま鉄火丼を食べに来ていたが、酔っぱらった威勢で片言でお話をした。
ジョージア州出身で、日本に来て鮪の美味さを知ったとか。
確かに、ジョージアでは鮪は獲れないかも。
缶コーヒーじゃないぞ。
旧グルジアとは違うぞ。
Rainy Night in Georgia を一緒に唄ってお別れをした。
帰りに雨を呼ばないといいが。
酔っ払いが失礼いたしました。
満足しました。





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「ぎんじ」は、撮影ぎんじ、もとい、撮影禁止。

海景海鮮酒家 香港 鯉魚門

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香港の九龍から北回りで東に30分ほど行った鯉魚門という地区に行った。
漁港のすぐ横にある海鮮街である。
今晩は、ここで海の幸を食べるのだ。
こいぎょもん?ではなく、Lei Yue Munと発音するらしい。
何と発音するかわからないが。
これがその門である。



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この門をくぐりしばらく行くと、漁港の風情が。
昔は、この辺も船上生活をしていたとのこと。
雰囲気あるなあ。
でも、向こう側に見えるのは、香港島の住宅街だ。
また、ここ鯉魚門もこの一角を除いては、周りに高層住宅が立ち並んでいる。



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おー、コイキングの滝登りか。
ホングコング対ゴジラならぬ、ホングコングのコイキングである。
ポケモンゴーをやっている暇はない。
いかにも、この色、プラチナっぽく、お目出たい。



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ここ、「海傍道」というアーケード通りの入り口。
このアーケードの中に、新鮮な魚介類の入った生簀のある鮮魚店と海鮮料理店が並ぶ。
香港語が喋れれば、鮮魚店で好みの魚介を購入し、そこが経営しているか提携している料理店で焼けとか蒸せとかタタキにしろとか言って調理してもらい、食べるのである。
蝦蛄とかマテガイとかハタとか好きなもんが食べられて面白いが、勝手がわからずボラれても何なので、今回は食事ツアーに参加。





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アーケードに所狭しと並ぶ生簀というか水槽。




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金魚かと思ったら、海老だった。
海老すくいなんてのもできそうだ。






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水族館大好き人間の僕としては、大感激。
水槽を見て歩くだけで楽しくて楽しくて。
水槽に見入っている間に、どんどんツアーの列から遅れること、5分。
ちゃんとついて来ないとダメあるよ、と陳さんに叱られた。
誰だ、陳さんて。
ガイドさんだった。




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アーケードをずっと行くと、バスケットコートにぶち当たった。
ここ、小学校の第二グランドだそうである。
ちゃんと金網のネットが張ってある。
しかし、自由に往来可能。
何と、大らかな。




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で、高い金網のネットを抜けるとそこは海鮮料理屋だった。
「海景海鮮酒家」
直訳すると「海の景色の海の幸の料亭」か。
なんて読むんだ???
これだと。香港のグルメサイトだな。
コイキング・シーフード・レストランではない。
しつかいか。




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では、まず海老から。
塩茹でした海老。
何海老かわからないが、甲殻類大好きの僕としては全部食える。




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赤唐辛子の醤油ダレで。
新鮮で身がシャキシャキしていて甘い。
間違いなく生きたやつを茹でたんだろうと思いたい。
こりゃビールが進むわい。





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これは何?
天かす?って思わず聞いてしまった。
ではなく、牡蠣だと。
しょぼいな。
食ってみたら、美味い。
身は瘦せているが新鮮だった。




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青菜を茹でたんだか炒めたやつ。
葉っぱには愛がないので、ほとんど食べていない。
ウサギや鶏ではないので基本的には食べないことにしているのだ。





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これ烏賊がクルンクルンしている。
実に活きが良いぞ。
セロリとの炒め物。
柔らかいが歯ごたえのある烏賊だ。
どういう意味かというと、サクッと入ってシャキッと受け止める食感。
日本の烏賊のが美味いが美味しい。





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出ました。
トコブシ?
アワビの小さいの?
けっこう肉厚。
これを広東風というか、醤油、オイスターソース、紹興酒、油(ピーナッツ油?)のタレ?でいただく。
普通においしい。





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はい。
香港名物、ロブスターのエッグタルト。
そんな料理はない。
ロブスターをこのへんてこりんなソースで閉じ込めてオーブンで焼いたのか。






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ドーン。
鋏。
このソース、初めて食べた味だ。
なんか、ちょっと甘くてコーンスープのような味で、もったい。
全然洗練されていないが、食べつけると癖になりそう。
付き合っているうちに情が移ってちょっと不細工な女の子が可愛く見えてくるような味か。
どんな味だ???
我が身を顧みずにそういうことを言ってはいけない。
ロブスターの身は、もうシャキシャキで甘くて、ソースも甘いが美味しかった。





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広東料理で有名な清蒸鮮魚(チェンチェンシンユウ)。
魚種としては、ハタが有名だが、白身の魚を蒸して(清蒸)、ネギやシャンツァイなどの香菜を乗せピーナッツオイルをかける。
さらに、醤油、オイスターソース、紹興酒などのスープをかける。
横浜の中華街などでもあるが、大抵「時価」と書いてあり、昔々接待で食べた以外、この料理は口にしたことはない。
なんかこれ、鯉みたいだな。
しかし、頭が丸くないな。
海の近くで池の魚が出てくるとは思えないので、違うとは思うが。
コイキング・レストランだからな。
食べたら、スゲー美味い。





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〆は炒飯だ。
今回は、炒飯は美味いのを食べているのであまり感動はなかった。
贅沢なことを言ってはいけない。
普通に十分に美味しかった。





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これが、さっきの魚の歯。
な、な、なんじゃ、こりゃ。
当然、全然鯉ではない。
やはり、コイキング。
って、違うな。
間違いなく海の魚だと思うが。
多分永遠の謎として墓場まで持っていきそうな魚種だが、白身で実に美味しい。
けっこう感動した。





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この白いスープ、メチャ旨🐎
魚のスープだというが、全然生臭くない。
柔らかな味で美味しい。





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デザート。
スイカは美味しかったが、メロンは甘くなかった。





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帰り際に見つけたポスト。
緑なんだな。




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帰りに果物屋さんがあった。
猫山?
ドリアンは香港では猫といい、山になっているという意味である。
嘘である。
マレーシア産のドリアンで「猫山王(マオシャンワン)」という品種。
蜜のような濃厚な味で美味しいらしい。
しかし、臭うだろうことは想像できるので、買う勇気はなかった。
後で聞いたら、かなり高いらしい。

鳥喰 吉野町 ラーメン

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一時期、週に2回くらい、外でラーメンを食べていた時期があった。
第一期ラーメンブーム(そんなのあったのか?)の20年位前かな、関東中のラーメン屋を食べ歩いていた。
太った。
血圧上がった。
で、100軒くらい回ってやめた。
藤沢にあった「めじろ」、早稲田にあった「一条流がんこ」、佐野にあった「幻のラーメン」が美味しかったなあ。
佐野と言えば、あのおっかない鵠沼にあった故佐野さんのところも美味しかった。
今でも、年に一度くらいはDNAを受け継いだ戸塚店で食べている。
みんな過去形になっているな。
横浜家系は苦手。
ゲロ吐きそうになる。
スープや麺自体、そのものと言えばそのものだが。
失礼しました。
家系よりも下品とは思われるが、ラーメンショップ系は休み休み何とか食える。
この辺が人体の不思議なところである。
まあ、馬鹿舌なんで、そんなもんだと思ってほしい。
その時、自分でも、鶏や昆布や煮干しやシイタケや玉葱などでスープ作って、ラーメンの自作もしていた。
いやー、自分で言うのもなんだが、はっきり言って自作のが一番美味かったな。
今は、年も取ったし飽きたし、手も震えるので、止めた。

久々にラーメン屋に入った。
年寄りなので病院帰りに立ち寄った、吉野町のラーメン屋だ。
車で通りかかるといつも行列だったので、試しに入ってみようと。





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これは、シンプルな塩。
澄んだ綺麗なスープだ。
よいお出汁が出ています。
甘いね。
海苔と鶏つみれ・腿・胸と草か。
鶏叉焼、ちょいと鶏臭いな。
鶏だから当たり前だがね………。
鶏肉のトッピングって、気になっちゃうんだよな。





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これは、特製醤油。
要は、デフォルトに味玉とローストビーフみたいのが付く。
やはり鶏出汁は美味い。
野菜の甘みも感じるな。
よく出来たスープだと感心。
鶏肉はやはりイマイチ。
ローストビーフはいらないかな。
味玉は大好物なので、何を食べてもたいてい美味しい。




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麺は中細で、ストレート。
コシがあり伸びることなく、スープともよく絡んで美味しい麺だった。

この店、後で聞くと、ミシュランビブグルマンに載ったらしい。
それに載ったから美味いと言うわけではないとは思うが、普通に美味しかった。
「とりくい」だと思ってたが、TRICKだと。
お笑い系にしてはやけに美人の、仲間由紀恵という人がやっている店ではないようだ。




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ただ、近くには大好きな「流星軒」もあるので、次回の通院時はそこかな。
店主が矢沢永吉ファンで、店内グッズから音楽からそれなんだよな。
矢沢永吉って、生理的に大嫌いなんで行きたくないが、ラーメンは美味いので我慢している。
では、流星軒の醤油。
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點餃 點心餃子専門店 香港 油麻地 

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香港で深夜に腹が減った。
異国で腹が減るのはえらく寂しいもんだ。
だからデブなんだ、とか言わないでね。
食わなきゃデブにならないんだから、食わねえよ。
という訳には行かない。
他の欲はさておき、食欲だけは止められない。
で、深夜の香港の街を彷徨った。
時間は、25時30分くらい。
街には、山ほど人が溢れている。
この国の人たちは明日ちゃんと仕事をするのだろうか。

さて、麺類やご飯類は腹に重いし、がっちり料理を食うというのも気が引ける。
で、たまたまポツンとあった点心の店にフラリ入った。
點餃という。
明解だな。
點心餃子専門店を略しただけではないか。
チェーン店っぽいな。
てんきょう???
てんこう???
イルージョンだな。




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一応、英語で、ビールはあるか?
と聞いた。
ビール プリーズ と言っただけだ。
対応した、香港では希少種の笑顔のおばちゃんが、店の反対側を指さした。
セブンイレブンがあった。
買って来いということか。
で、コンビニで、チンタオビールを買って栓を抜いてもらい(コンビニのカウンターにちゃんと栓抜きが常備してあったのだ。)、店に持ち込んだ。
おばちゃんが、サッとコップを出してくれた。
ここは、どこ?
香港とは思えない気遣いに、感動で一人旅先で涙した。
ちなみにコーラなどのソフトドリンクは、この店にもある。
どこでもそうだが、香港では街の食堂でビールとか酒を飲んでいる人はほとんど見かけなかった。
僕くらいか。
そもそも置いてある店が少ない。
人のことはあまり言えないが隣に座ったデブもそうだが、ゼロでないコカコーラを飲んでいる人が多かったな。

頼んだのは、腸粉(チョンファン)だ。
米の粉を布のようにして巻き、蒸した食べ物、といったところのものである。
巻いた状態が、腸に似ていることから腸粉。
ライスロールだな。
ライスロールそのものは、特に味がないに等しいので、オイスターソース味の甘塩っパイタレで食べる。
けっこう、このタレ、店ごとに特徴があって楽しいんだよね、
これは、陳皮牛肉腸。
Beef Rice Rolls With Chhenpi。
蜜柑の味はしなかったな。
牛肉もよく分からなかった。
しかし、ビールのつまみにも、小腹の足しにもいい。





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定番、海老蒸し餃子。
店のメニューではこうだ。⇒點餃蝦餃皇 2粒 Shrimp Dumplings 2pcs
海老プリップリ。
普通であるが、決して不味くはない。

この店、グーグルマップで検索しても出てこない。
ネットで探したが、ヒットは二つ。

一つはこれ。
おー、ここからデリバリー頼めるんだな。


もう一つの、香港旅行記みたいなサイトではこんな記事が。
酷評ですな。


僕的にはマアマア美味しかった。
腹減ってたし。
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chromodoris

Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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