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今津屋 南伊豆 子浦 

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南伊豆の西側。
入り組んだ入り江に子浦海岸がある。
伊豆急下田から車で40分。
波の静かな海岸で砂地があり、海水浴もできる。
のんびりと静かな海を味わいたい向きにはお勧めのところだ。
しかし、本当に何もない。





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このように波に侵食された奇石が点在する。
海岸をのんびり散策するのも楽しい。
さすがにここまで来ると本当に静かだ。
夏でも、交通の便が良くないためか、ゆっくりゆったりと時間が流れる。
ここの入り江は、プライベートビーチみたいなもんで、夏でも人は多くない。
僕のとっておきのスノーケルポイントでもある。












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散歩をすると腹が減る。
では、今津屋さんを訪れる。
手こね寿司を看板にしている地元の魚を使った料理屋さんだ。
手こね寿司とは、魚のそぎ身を醤油ダレに漬けて、大葉や海苔や胡麻などと酢飯にあわせたもの。
忙しい船上で、釣った鰹などをそぎ身にし、醤油につけてご飯に手でこねて混ぜた漁師料理だったものである。




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景色がいいぞ。
広い畳の席でのんびり飯が食える。
ここ、色々な芸能人の写真や色紙が飾ってある。
番組の取材のものもあれば、プライベートで来たと思われるものもある。
僕は、芸能人は美空ひばりと石原裕次郎くらいしか知らないので、誰のものかはわからなかったが、友人がクワタ夫妻がいる、と言っていた。





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では、黒ムツの手こね寿司。
まあ、豪華。
イクラが乗っているではありませんか。
これは全然地魚じゃないな。
しかし、ムツは美味いぞ。
脂のある魚ではあるが、これは小ぶりなのかそんなに脂はない。
しかし、活きが良い。
この魚特有の甘みのある旨みが口に広がる。





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鯵の手こね寿司。
こりゃ美味い。
活きが良いといっても生簀から出したてのようなコリコリではない。
身に弾力はあるがしっかりと旨味と甘みが湧き出るような歯ざわりだ。
こういう味は、漁港ならではのもんだな。





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手こね寿司の定食はこんな感じ。
本日は、ひじきの煮たの…もちろん中国産ではない、
自家製のお新香…なんとゴーヤもある、
若布のおみおつけ…岩海苔が良かったな、
が付く。
デザートは、多分そのへんに成っている蜜柑…甘くて美味かった。





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では、金目の手こね寿司。
ここのお店は、本日仕入れた魚で手こね寿司を作ってくれる。
魚を教えてもらってその中から選ぶ。
値段はそれぞれで、今日この中では一番金目が高い。
僕は何を注文したかって?
秘密じゃ。





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脂がのって実に美味い。
醤油ダレは漬けすぎずサッと合わせただけのようだ。
甘すぎずさっぱりとしているが旨みのあるタレだ。
大葉も海苔も、そして意外や意外、イクラも良いアクセント。
ご飯の上にもタレはかかっていて、思わずかっ込んでしまった。
美味しくいただきました。
いつか、この素晴らしい景色と美味い魚で、じっくりと一杯飲りたいな。
素晴らしい場所の素晴らしいお店である。





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今津屋

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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ジャンル : グルメ

安兵衛 ラーメン 三島

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三島っていう街は、なかなか趣のある水の都であり、落ち着いた良い街である。
夜は、人はあまり歩いていないが、飲み屋は多い。
みんな、店に入って飲んでいるからだろうか。
中心地は、三島駅周辺ではなく、伊豆箱根鉄道で一駅行った三島広小路駅周辺である。
そこの外れにこんな店があった。
大衆酒場であり、「究極の三島ラーメン」を出す店のようである。
究極の三島ラーメン?





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店に入る。
ここは、通称「白雪通り」と言うらしいのだが、白雪姫ならぬ、奥さんがお一人でやっていた。
先客は、おじさんと若い白雪姫のカップル。
間違っても親子ではない雰囲気で、しかも常連と見た。
親しげにボトルの焼酎を飲みながら、盛り上がっている。
他人とはいえ、手本にしたい人生である。




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まずはビールで乾杯。
散々飲んだ後だし、もう酒はいい。
ビールは、お茶代わりだが、たくさん飲めばそれなりに酔う。
でも、飲まずにはいられない。
〆のラーメンを食いに来たのではないか。
また、やってしもた。
飲んだ後のラーメン。





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ラーメンが来た。
いわゆる中華そば。
濃い口の醤油ラーメンだ。
醤油の香りは良く、鶏がらと魚介のスープは美味しい。
ただ、化調は強く、この辺は好みの分かれるところか。

昔は、僕は化調入りのラーメンが苦手で、避けて通ってきた。
しかし、寄る年波で、大抵のことは許せたり我慢したり、ドーでも好くなってきた。
人間ができてきたというか、めんどくさくなってきたかのどちらかである。
で、最近は、化調だけで味のつけてあるような代物はともかく、どこのラーメンも大抵食べている。
そもそも場末の江戸は大森の出身でもあり、子供のころから慣れ親しんだ化調に回帰したのであった。
そもそも頭が良くなると言われて、味の素を舐め過ぎて気持ち悪くなって吐いたこともあった。
馬鹿である。



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麺は縮れた中太麺。
これが良くスープと絡んでいい。
麺自体も美味しくて、シャワシャワと食べてしまった。
叉焼は、肩ロースか。
味が染みていて柔らかくて美味しい。
その他、ワカメが特徴的といえば特徴的。

ラーメンを食べている間に何人かお客さんが入ってきた。
遅くまでやっているので地元の方には重宝している店なんだろうなと思う。
こういう店は近所に一軒ほしいな。

酒の〆 夜中のラーメン 今は過去
なんてことは、当分ない。




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安兵衛

夜総合点★★★☆☆ 3.0



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まるげん 伊東 海鮮料理

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♪伊東に行くならハトヤ、電話は4126♪
なんていうコマーシャルがあった。
野球以外にテレビを観なくなって20年以上経つ。
まだTVでやっているのだろうか。
野坂昭如が作詞で、いずみたくが作曲したものだ。
で、実は、伊東の街は好きで、かなり彷徨い歩いている。
最近は活気がなくて寂しいが、JRと伊豆急の結節点でもあるからか降りる機会が多い。
で、電車の時間があと2時間とかいう時は必ずこの店に入る。





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まずは、乾杯。
伊豆高原での飲み会旅行の帰りなのだ。
昨夜も死ぬほど飲んで、朝は本当に死んでいたのだが、また昼から復活して宴会である。
ザオリクは効果的であった。
ドラクエの技だった。
この店、昼間から飲めるのがいい。
大抵のお客さんは、海鮮の丼ものとかを頼んでいる。
宴会やっている我らは、ちょいと浮いている。





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では〆鯖から。
おーっ、かなりレアだ。
新鮮な鯖だからこそできる荒業。
もちろん、ここは地物の魚を使うので嬉しい。
価格もかなり良心的だ。
脂があって美味しい鯖である。
美味い。





44DSCF8574 メジナ クロムツ メダイ キハダ サワラ
では、御決まりの刺し盛り。
地魚盛りだ。
店のおばさんの、つっかえ間違え厨房へ確認しながらの解説によると、左上から右に、メジナ、黒ムツ、目鯛、キハダ、鰆だそうだ。
どうも黒ムツは鱸っぽいな。
こん中で一番美味かったのは、鰆。
炙りになっていて新鮮で甘みがあって、実に美味い魚を食べたぁ~という感じだ。
あとはキハダマグロを食べた。
これも近海物。
さっぱりして好きな鮪だ。
あとは気付いたら、すでに食べられていた。





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伊東に来たらこれを食べなきゃだめだろう。
地物のカマス。
大好物である。
一塩の一夜干しも好きだが、やはりカマスはフライだ。
品の良い脂のある身が、実に衣とマッチする。
水っぽい魚なので、あまり刺身では食べないが、最近では炙りで出す店も多い。
何でも刺身で食べるのが良いわけではないが。





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これは、鯵のなめろう。
美味しくって美味しくって、皿まで舐めちゃうので なめろう とか。
鯵の身を、味噌と薬味で叩くのだ。
これ、全然生臭くなくて、はっきり言って実に美味い。
酒の肴には最高だぞ。
温かいご飯の上に乗せて良し、冷たいご飯でお茶漬けも良しの万能選手だ。
鯵とは味なり、って誰かが言ってたな。





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ダーン!!!!
金目鯛だ。
でかくはないが、それなりにデカイ。
一尾丸々煮付けだぞ。
こういうのをボソボソと会話しながら身をむしりながら酒を飲みながら食べるのが好きだ。
鍋ほど盛り上がらず、蟹ほど静かではない。
煮汁は真っ黒だが、塩っぱくない。
甘くもなく辛くもなく絶妙な味付けだ。





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伊東名物に ”ちんちん揚げ” というのがあるそうだ。
“あげまん” は知っているが、”ちんちん揚げ” は勉強不足で知らなかった。
そもそもどんな教科書で勉強していいのかもわからない。
これ、川奈のグランパル公園の横の旅の駅?に貼ってあったポスターだ。
なんでも、魚や烏賊をすり身にして、野菜と共に揚げたものだそうだ。
なんで、”ちんちん”揚げなぞということさら勘違いや誤解を駆り立てるような名称にしたのか。





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で、これがそれである。
丸いかりんとうと言えなくもない。
ちんちん揚げ。
似てないではないか。
どうも形状からの由来ではなさそうだ。
んで、これが美味いのである。
本当に美味いのである。
さつま揚げをさらに旨くしたような感じ。
お替りした。





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さて、腹も減った。
釜揚げシラス丼。
醤油をちょっと大根おろしにたらし、グジュグジュっと混ぜる。
美味いんだよね。
みんなで突っついた。




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この店、店主が変な人というか、良く言えば独創的な方のようで、メニューのポップが面白い。
トイレには、男性・女性・ニューハーフと書いてあったし。
で、こんなメニューが、

一度はたべたい。
グリーンピースは入っていない
海の男の黒潮チャー飯
ポール君もデリシャス
大絶賛

なんじゃこりゃ。





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これがそれである。
確かにチャーハンだが、この黒い角煮みたいなのはなんだ。

で、キイワードが、 グリーンピースは入っていない  である。
グリーンピースというとあのクソな反捕鯨団体である。
多分、犬のシーシェパードも食わない と書いても良いかも。

で、これはイルカ肉である。
小型の歯鯨だ。

イルカは、僕個人としては、臭みがあって旨みがイマイチで、あんまり美味いとは思わないが、伊豆のスーパーで普通に肉は売られている。
昔、ステーキで食べたが、ボソボソしていて歯ごたえがあり過ぎて、あれならオージーの牛肉とどっこいどっこいだった。
また、オキゴンドウという歯鯨を八丈島で煮付けで食べさせてもらったこともあるが、臭みがあって駄目だった。
イルカは苦手だ。
しかし、この食文化だけは絶対守るべきだ。
そのためにも、あれば食べるようには努力している。

しかし、ポール君ってだれ?
マッカートニー?





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川奈のグランパル公園の横の旅の駅?のトイレで。
おかしくて、プッ と上半身と下半身ともども吹き出してしまった。
で、カメラを取りにわざわざ車に引き返し、撮影した。
トイレで写真撮影など、逮捕されても文句は言えない。
でも、僕は絶対無実です。
信じてください。

また、食べ物ブログにもかかわらず、トイレネタで終わるという貧困な構成力について深くお詫びを申し上げます。




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まるげん

昼総合点★★★★ 4.0



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テーマ : こんな店に行ってきました
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桜家 鰻 三島広小路

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僕は鰻が好きである。
三度の飯よりも好きだ。
ということは、毎食鰻でも大丈夫ということだ。
そう、寿司と鰻は、毎食でも食えるのだ。
20年前なら、天丼も焼肉も毎食食えた。
鼻血が出る。
で、時は経ち、大瀬崎のダイビングで疲れた帰り道、体に精をつけるのはここしかない。
カメラ屋ではない。



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まずはビールか。
このお店、創業は安政三年の老舗である。
炭火で焼き上げる、伝統のうちわ使いの技と味の店だ。
三島っていう街は実に面白い街だと思う。
普通、鰻屋と言えば、だいたい年配の客が多い。
若い人でも、年配の客と一緒のことが多い。
勘定は爺ちゃん持ちなのである。
なぜなら、鰻は値段が高いし、割く・蒸す・焼くで時間がかかり、かなり待つ。
ファストフードに慣れた貧乏な若者は、まず主体的には入らない。

しかし、三島は違う。
ここの店、観光店でもあるのだが、地元の客も多い。
それも、若い地元の連中が仲間とうな重の4枚重ね(5,500円だぞ、5,500円。)を食べていたり、会社帰りの若い女性の一人客が普通にいたりするのである。
関東ではありえない。
三島の若者の所得水準が高いとかどうかは寡聞にして知らないが、恐るべし三島の鰻文化なのだ。



33DSCF0524肝の時雨煮
では、肝の時雨煮。
まあ、いわゆる生姜の入った佃煮のようなものだな。
何で、「時雨」なんていう粋な名前が付いているのかわからない。
わりと濃いめの醤油でサッと煮るから時雨煮か。
しかし、日本は雨一つをとっても色々な呼び名があるなあ。
この素晴らしい感性を日本人はもっと大事にせにゃなあ。
肝の苦みと汁の甘みが相まって実にいい。



44DSCF0525うざく
うざくである。
鰻とキュウリの酢の物のことだ。
これだと、脂の多い鰻をさっぱりいただくことができる。
鰻の蒲焼を食べる前の酒の肴に、ピッタリだ。
いくら好きでも、鰻を次々と食べるわけにはいかない。



55DSCF0527ほうれん草の煮びたし
酒が進む。
ほうれん草のお漬しなど。
この店、酒のつまみも丁寧に作ってある。
鰻重が出て来るまでは時間がかかる。
その間、酒を飲みながら待つ至福。
あまりつまみを食べると鰻重は食えなくなるので、注意が必要だ。
そんなのは僕だけか。
卑しいのである。



66DSCF0530久保田原酒
酒は、八海山の生原酒だ。
新潟の中では、好きな酒である。
一に〆張、二に八海山、三四がなくて五に寒梅か。
度の強い酒が五臓六腑に染渡る。
実に鮮烈ですっきり感の中に重みを感じる。
美味いなあ。
天国だなあ。
この瞬間のために、わざわざ大瀬崎までダイビングをしに来ているようなもんだ。



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さて、最初に頼んでおいた鰻重が来た。
お吸い物付二枚で、3,350円。
さすがに、これだけつまんで飲んだら、4枚5,500円は、はばかられた。
この店、鰻丼も同じ値段だ。
また、うなぎハムとか鰻焼売もある。
メニューでは、どういう訳かハムの場合は鰻もひらがなになる。
さらに、「龍羹」なる、4,200円もする変な甘くない羊羹もある。
絶対に買わないが、話の種に一度は食べてはみたい。
その勇気がない。



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さて、いただきます。
うまい!!!
実に美味しい鰻だ。
柔らかくふくよかで、まったく鰻の臭みがない。
噛めば鰻の香りとうまみが鼻腔に広がる。
こりゃ美味い。
タレも甘くなく、味わい深いものである。
また、ご飯が、炊き具合といい、実に美味しかった。
美味しい鰻に美味しいご飯のベストマッチ、幸せである。
また、鰻を食べにダイビングに来よう。



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うなぎ 桜家

夜総合点★★★★ 4.0



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味千 西伊豆 キビナゴ寿司

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沼津から西伊豆を下って行くと土肥という小さな温泉町があり、僕には縁はないがその先に恋人岬というのがある。
悔しいのでいつかは行きたいとは思っている。
そこの手前、小下田というところにこの店はある。
10年以上前、中木という伊豆半島の先端にシュノーケルをしに行った途中この店に立ち寄って、キビナゴ寿司をテイクアウトしたことを思い出した。
キビナゴは、日本では静岡県以南に分布するニシンの仲間の小魚だ。
このため、葉山で見かける小魚の群れはすべてカタクチイワシだとずっと思っていたのだが、どうやらこのキビナゴもいるらしいのだ。
近くは老眼、遠くは近眼なので、遠目だとカタクチイワシと区別がつかない。



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これはサービスで出してくれた筍。
おばちゃんが自分で掘って来たとのことでサービスで出してくれた。
どうせ原価はただなので、もっと食べたかった。
そういう憎まれ口をきいてはいけない。
本当は、ビールを飲みたかった。



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地魚寿司。
1,500円。
左上から下へ。
生のキビナゴ、アワビ、生のキビナゴ、メジナ。
漬けのキビナゴ、タカノハダイ、漬けのキビナゴ、ブダイの漬け。
全体として、味はこんなもんかという感じ。
特筆すべきものはない。
また、鮨の種としては、珍しいが、1,500円はお高い。
話の種としては良い。
タカノハダイは初めて食べたが、思ったほどは磯臭くなかった。
キビナゴは、鰭の部分が口に残る。
これ、丁寧には取ればもっと食感が増すと思うのだが。
まあ、一度食べたら十分である。
って、毎回食べているが。



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うしお汁。
美味しい。
香りも良い。
ウゴノリか何かの海藻が入っていて薬味の葱とあいまって、海が恋しい味となっている。
従って、やや塩っぱい。



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三番目の写真の左下の漬けキビナゴの下に敷いてあった葉っぱ。
なんだか、瑞々しくて香りが良くて美味しかった。



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コスパは良くないし、新鮮ではあるがそんなに高いネタを使っている訳でもない。
そういう意味からは、一度行けば、という感じなのだが、ついつい立ち寄ってしまう。
不思議な店だ。

こんな立派な船が飾ってある。


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きびなご寿し 味千




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花吹雪 旅館 伊豆高原

一生に一度くらいは、お忍びで若い美人の女の子と二人で温泉に泊まってみたい、とここ15年ほど思っているが、不本意ながら、まだ実現していない。
年々難易度が上がるような気がする。
たぶん一生実現しないような気もする。
欲は言わない。
美人でなくても若いだけでもいい。
十分に欲か。
4つの宿泊棟と7つの貸切温泉で美味しい料理を堪能できる、極めて非現実的でかつ不埒なことをオジサンに考えさせるような素敵な旅館である。



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しかし、若い女の子が近づいてくれるのは、芸能人か金持ちに相場は決まっている。
そういえば、芸能人でもないし、金も全くなかった。
我が身を省みるのを忘れていた。
せめて、ダイビング帰りに飯でも食うか、と伊豆海洋公園で潜った後、若くないダイバー仲間と訪問した。
ここは、旅館のほかに、「森の料理茶屋」という3つの食事処があるのだ。
一番安いもので、「桜おこわ膳」(「乙女桜膳」?)というのが2,100円で食べられる。



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「森の料理茶屋」の中の3つの食事処の一つ「雲上亭」という。
僕は雲上人なので通されたらしい。
大きく切られた窓に木々の緑がまぶしい。
思わず、疲れた体を横たえて昼寝でもと思ったが、まだ飯の注文もしていなかったし、仲居さんに「あらら」と言われたのでやめた。
つい育ちが出てしまった。



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では、コースを取ることにした。
わざわざメニューを見てもったいぶって考えるほどのことはなく、一番安い2,100円のだ。
今度ボーナスの後に来て、3,675円のを食ってやる。
牛乳豆腐というらしい。
どうも、江戸時代からの伝承らしく古式豊かな味がするはずなのだが、よくわからなかった。
しかし、さっぱりとしながらも良く出汁が効いたタレで、風味豊かな豆腐の味を引き立てている。
煮豆がアクセント。


44DSCF0163.jpg椀が出た。
昆布の良い香りと貝類と思わせる出汁がとても美味しい。
極上だ。
訳の分からない葉っぱと塩漬けの梅の花が具だ。
早飯早●ソの僕の場合滅多にないことなのだが、少しずつ味わいたい気持ちになった。



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お造りである。
白くてよく分からないと思う。
でも、分かるんである。
だって、ちゃんと本日の「お献立」をもらっている。
しかし、よく見たら「その日の地上がり刺身」としか書いてない。
って言っても平目である。
もう少し身に張りが欲しいかな。
落してちょうど食い頃のものは、高い泊まり賃を払った汚らわしい中年男と若い(美人の)女の子が昨夜食べたに違いない。
ちょっと感情的になってすまん。



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こうなったらヤケ酒だ。
というほど下品な振る舞いはできない。
なかなか趣向ある徳利と御猪口だ。
そして美味しい酒肴と。
「しゅこう」とは良い言葉だ。
どうぞ、と御猪口を若い美人に手交されと…すまん、しつこかった。
個人的には、山形県に次ぐ酒処であると思っている静岡県の名酒にしようかと思ったが、復興支援で宮城県の「伯楽星」にした。
この酒蔵のHPのフタッフの方々の写真は横浜家系ラーメン屋一門のようで、失礼だが笑える。



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次は柿の葉寿司が出た。
よく奈良のお土産で頂くが大好物である。
ただ、たまに酢飯に甘いのがあって、あれは勘弁してほしい。
酒の肴にならんだろ。
って、酒のことしか考えないのか。
柿の葉の香りが酢飯と相まって食欲をそそる。




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中身は鯵の酢〆である。
近海ものだという。
さっき、伊豆海洋公園の「かけあがり」を仲間が大群で泳いでいた。
多分、あんだけいるので親戚縁者のモノに違いないと思う。
わりときっちり目に〆られている。
酢は甘くなくさっぱり系でなかなか美味しい。



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ついお替りが欲しくなってしまう。
ダイビングの後の過度の飲酒は良くないと言われているので、たまにしかやらないが、この程度はむしろ心地良い。
しかし、この心地良さが過度につながるので身を崩している。
酒を飲んで気持ち悪くなる人が羨ましい。
僕は飲んでいるときは平気なのだが、大抵翌日に気持ち悪くなるので、困ったものだ。

ウダウダ言っても、のんびりとした気分になる。
横になって飲んでいたら、また仲居さんに見つかって「お客さん、お行儀が悪い」と言われた。
仲間は関わらないように目をそむけている。
すまん、他に誰も客がいなかったので。
まさかお姉さんが突然いらっしゃるなんて。
食い物もなくなったし。
と言ったら揚げ物を持っていた。



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茄子の素揚げと長命草と明日葉。
基本的には野菜は嫌いなのだが、葉っぱは好き。
長命草は地元で採れたそうな。
こんなのをつまみながら杯が重なる。



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さて、ご飯だ。
ここの名物料理だそうな。
大島桜の葉で蒸し上げたおこわだ。
上に海老と生姜が乗る。
香り豊かでご飯の固さもちょうどよく美味しい。



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この漬物も漬かり加減といい塩加減といい、絶品である。
死んだばあちゃんの漬物を思い出した。
こんなんで、おこわ飯を食う。
日本人で良かった。



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そして、最後は蕨餅。
僕はこ寿々の蕨餅が大好物なので、特にコメントはしないが、普通に美味しい。
ここの店、この値段でこの雰囲気でこの料理だ。
寝てはいけないが、くつろげるし、休めるし、実にゆったりできる。
料金の3倍くらいは満足感を味わえる。
でも、請求されたら怒る。

伊豆海洋公園の帰りはここに決まりだ。
行きの駅から海洋公園までのタクシー代をケチって歩いた甲斐があった。
リッチな気分のわりに情けないな。

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花吹雪




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田舎っぺ 伊東 居酒屋

静岡県は温暖な伊東市にある居酒屋さんである。
伊東の駅から歩いて5分。
湯の花通りを下って、パチンコ屋の湯の花ホールを右折、まっすぐ行って道なり左に折れて右側の2階にある。
また、駅からスーパーのグルメシティを通り抜けていけばまっすぐである。



このお店は、ダイビング帰りに寄る三島のお寿司屋さんに紹介してもらった。
伊東に行くならどこ?
という話の中でハトヤならず「田舎っぺ」とのこと。
寿司屋からの紹介となれば行かないわけにはいかない…。
行くのか行かないのか、どっちなんじゃ?

で、行くことに。
17:00開店ということで、ちょっと早いが電話をしたら”どうぞ”とのことで向かう。
ダイビングの器材を抱えてエッチラオッチラと階段を上がる。
階段を上がって入ると逆L字に、お座敷・通路・カウンターが配置されている。
普通の居酒屋だ。
メニューを見たが、やはり普通の居酒屋である。

女将さんは和服の似合うなかなかの美人。
旦那さんは強面の職人タイプ。
タバコを吹かしている。
ちょっと不安になる。



とりあえず、お通し。
牛スジの煮物。
おっ、薄味だがきちんと良い出汁が出ていて美味しいぞ。
こりゃ、悪くない。



豆腐サラダ。
こんなのは僕の趣味ではないが、酒を飲んでも”野菜を必ず一品”頼む牛みたいなやつがいるので仕方ない。
さすが、居酒屋である。
この手の食い物は沢山ある。
モヤシ炒めからグラタンまであるぞ。

しかし、これも美味しい。
何だろう?
取り合わせかドレッシングか。
酸っぱ過ぎることなく味が良い。



では、お酒。
菊源氏生酒。
もともとは静岡県の大仁の酒だった。
大好きな静岡のお酒の中では、僕が好きではないという稀な酒である。
この酒、今は灘の”富久娘”の傘下となり、神戸で造られている。
米だけは弁解がてら、せめて静岡産ということなのか。
糖類・酸味料のおまけまで入っている。
知っていたら絶対に飲まなかった。
酔っ払っていたら美味い美味いと飲んでいた。
僕なんてこんな程度である。



さて、肝心の魚は如何に。
これ、カマスの塩焼きである。
さっき、海の中で群れで泳いでいて、食いたいなあとレギュレーターと指をくわえながら思っていたものだ。

カマスは、本当は水っぽい柔らかい魚なので、干したほうが身と旨みが凝縮して美味いのだが、これはシャキシャキとして美味しい。
活きが良いのだ。
肝も入っていたので食べたが、まったく臭みがなくて美味。



さて、刺身だ。
まずは、ワラサ。
ブリの若魚である。
身を噛むとサクッとしている。
甘みもある。
脂はまだそんなにはないが、新鮮である。
”ハマチ”と称する養殖物とはまったく別の食べ物である。



これはイサキ。
眼を見れば伊東近海の朝取れだとわかる。
小型なので身がやや柔らかいが、脂があって甘くて美味しい。

しかし、酒がねえ。
静岡県には、開運とか磯自慢とか初亀とか臥龍梅とかもっと良い酒があるのに。
多いんだよな、料理は良いのに日本酒がイマイチな店。

この店、次から次へとお客さんが入って、18:00過ぎには満員だ。
常連さんが多いようで、知る人ぞ知る地元の方々の店だ。
お値段もせいぜい一人3,000円もあれば十分。
魚と料理はお勧め。

田舎っぺ 居酒屋 / 伊東駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


プロフィール

chromodoris

Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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