琉球鮨 築地青空三代目 寿司 那覇屋台村

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那覇の国際通りをちょっと入ったところに、それこそ「国際通り屋台村」という、食と物販とイベントスペースが一体となった一角がある。
琉球文化の伝承という観点での情報発信と交流の場というとこか。
グランドオリオンという映画館であったところに、近年できたものだ。
観光客の皆さんが行くところだろう、ということで、典型的な観光客の僕は顔を出した。
寿司が食いたい。
え、那覇で寿司かよ。
とな。




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ということで、タイトルの店に入った。
何だ、「築地」と書いてあるではないか。
だったら、築地で食えばよろし、ということで帰るか。
と、ここで帰ってはいけない。
どうも、やはり本店は築地らしく、築地の場外にある割と高めな店の沖縄店なのである。
島魚を握りで食わすという、沖縄の寿司屋では至極当たり前のことを、築地の寿司屋がやるということなのだ。
で、「美ら海」の8貫コース。2,200円にした。


33アオブダイP6130527

まずは、アオブダイ。
イラブッチャーである。
イライラし暴れて流血した、アブドーラ・ザ・ブッチャーではない。
そう言えば、リングでの登場曲は、PINK FLOYD のOne Of These Days (吹けよ風、呼べよ嵐)だったような。
ドンドドンドドンドドンドと続く、どんど焼きのようなベースに、何かが疾走する音がヴォワーンと入って、かっこいい曲だった。
ということで、魚の放精シーンのように体を揺らして待っていると、アオブダイが。
おーっ、皮が青い、熱帯魚、気持ち悪―い。
が、流血よりはまだいい。
うーん、活きは良い。

こんなこと言ったら怒られるが、そもそも沖縄の白身って美味くないと言われている。
脂がないし、味も淡白すぎると。
僕も、この意見に9割方賛成だが、活きの良いものを醤油とか他の味で誤魔化せばそれなりにかなり美味しい。

沖縄でのお勧めは白身ではなく、鮪とか鰹の赤身の類。
これとて人によっては脂がないと言って、美味くないというが、魚の旨味があって、僕は大好き。
ちなみに、沖縄のスーパーでは、普通に秋刀魚とか鯖とか鮭が並んでいる。



44アオリイカP6130531

沖縄で、烏賊というと思い浮かべるのは、紋甲烏賊の仲間で大型のクブシミと、ソデイカとかアカイカとも呼ばれるセイイカだ。
はっきり言って、両方ともそんなに美味しくない。
関東では、アカイカと呼ばれるのは剣先烏賊のことで、これは烏賊属の中では一二を争う美味さで別種。
烏賊だけでなく食える海の生き物の呼び名は地方によって色々で、聞くと混乱するな。
ちなみに、これはアオリイカ。
紋甲烏賊の仲間だけでなく、烏賊の中でもかなり美味しい烏賊だ。





55アグー豚P6130529

これは、陸に棲んでいる豚だ。
海に棲んでいる豚は河豚だが、これはアグー豚の握り。
豚は豚でも、中国起源の琉球在来豚「アグー」の血を50 パーセント以上有する豚肉とのことだ。
共食いにもなるので。豚肉には愛がない。
従って、普通に美味しい豚であった。




66ウミブドウP6130528

海ブドウの軍艦巻き。
括れ蔦と呼ばれる海藻である。
シュノーケリングとかしていると海の中を漂っていることがあるので、そのときはプチプチと食べている。
味自体は海藻だが、見た目や食感が楽しい。






77タカセガイP6130530

タカセガイ。
沖縄の貝は、磯の香りが強くて大好きだ。
これ、サラサバティという和名の巻貝で、貝殻は美しく装飾品などに加工もされる。
ダイビング中にも普通に見かける。
これを専門にとる船を「高瀬舟」と呼ぶというのは、嘘である。





88キハダマグロP6130526

キハダマグロ。
脂はないけど美味しいです。
沖縄鮪の真骨頂ですな。
こういうところのはいいんだけど、町の刺身店で買う鮪は時々生臭いことがある。
そういうのは多分、他の魚などを捌いたままの、まな板や包丁をよく洗わないで使ってるんじゃないかな。
てーげーだからな。





99ヒメジP6130523

ヒメジ。
ヒメジの仲間には何種類かいるが、特徴は口元に一対のひげのような感覚器官があることだ。
これは、何ヒメジかはわからないが、この仲間は沖縄ではかなり見かける。
オジサンとかオキナヒメジなんていう、ヒゲにちなんだ名前の魚もいる。
かなり美味しいという人もいるが、こんなものかという程度だと思う。




1010鮪カマ焼きP6130533

結構地の魚を食べて満足。
なんだかんだと言いながらも、情が入っているな。

隣で一人で飲んでたお兄さんからの差し入れの鮪のカマ焼き。
食べきれないからとのことだ。
今日北海道から来たそうな。
沖縄の魚のうんちくを語りながら一緒に飲んだ。
寿司職人さんが目の前で聞いているのにいい度胸だし、嫌な客だ。
年は取りたくない。
旅では、こういう一時も楽しい。
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ART BISTRO ビストロ パリ9区

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パリなんて、たぶん一生行くことないな、と思っていたのだが、行ってしまった。
付き合わされたのだ。
そんな暇があったら、モルジブとか沖縄で潜りたい。
却下された。
人生、自分の思ったようにはならない。
そういえば、ウイーンも、タイプとして絶対に行くことはないなと思いながら行かされてしまったな。
で、後で思い出したが、どうせパリに行くなら、ムール貝と牡蠣をバケツ一杯食ってやると誓ったのだ。
しかし、ついぞ食べなかった。
理由は、ややかなり惚けが入っているので、来た目的を忘れて別のものを食べてしまったためである。

で、怪人の潜むオペラ座から北に向かい、サントトリニテ教会(Eglise de la Trinité)というたいそう立派な建物を通り過ぎ、クリシー通りをさらに北へ行くとこの店がある。
こう書くと、やけにパリに詳しいざんす、なんて思うだろうが、ん?思わない、そうざんす、ただのお上りさんざんす。
シェー、なんてイヤミをやっている場合ではない。

この辺りは大小の劇場が多く、舞台が跳ねるとお客さんがビストロに繰り出す。
ここは、そういう使い勝手の、大衆的な店だ。
さすがパリ、ART BISTROという。




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フランス語なんてチンプンカンプンな僕でさえ、読める。
「あゝ無情」。
これ日本題か。
アン・ルイスは出てこないが、僕が昔読んで、登場人物がやたら多くて誰が誰だかわからなくなるという悲惨な目にあった、パン泥棒のジャン・バルジャンの物語である。
なかなかARTだな。
左下の邪魔な禿げたおっさんは、謎の中国人だった。





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で、まずはワインでしょ。
パリで飲んだワインは、貧乏なのでハウスワインか、スーパーのモノプリで買った安いボルドーだったが、どれを飲んでも当たりで美味かった。
ワインの味はよくわからないのだが。
ちなみに、パリには日本でいういわゆるコンビニはない。






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で、エスカルゴを頼んだ。
初めて食べるという友人のために頼んであげた。
これが運ばれてきて初めて、ムール貝と牡蠣を食べに来たことを思い出した。
遅かった。
ソースは、バジルではなくバター、パセリ、エシャロット、ニンニクなどで作るブルギニオンバターソースだ。
香りがいい。
肝心のエスカルゴであるが、これカタツムリである。
知ってるか。
気持ち悪いな。
食感はサザエだが、カタツムリである。
気持ち悪いな。
カタツムリである。
しつこいがカタツムリである。
他に美味いもんがあるので、多分、一生二度と食べない。
ソースは美味い。
このタコ焼き器みたいなのは、エスカルゴ専用皿。




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これ、美味かった。
柔かで、ふくよかな香り。
肉も美味しい。
牛肉のワイン煮でブッフ・ブルギニョンというやつだ。
さっきもブルギニョンソースだったが、ブルゴーニュ風という意味。




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「あゝ無情」のジャン・バルジャンは、いろんな名前を使い分けていたが、『マドレーヌ』と名乗っていたこともある。
しかし、最後に出てきたのはマドレーヌならぬ林檎パイだった。
日本のものを食べつけていると、甘いな。
林檎の香は悪くない。






77 リンゴマイマイ

無題。
一応、リンゴマイマイという和名があるらしい。
やはり二度と食わない、と思う。

もりもり寿し 近江町店  金沢 近江町市場

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回転寿司というと偏見を持つあなた。
僕でした。
しかし、金沢の回転寿司はただものではないと、前回書いて入ったら、廻っていない寿司屋だった。
で、もう一軒行った。
朝飯の寿司のはしごだ。
二軒目は廻っていた。
しかし、寿司屋としての総合力はともかく、ネタそのものは前回の’’端っこ寿司’’よりもいいではないか。廻っていないネタをお好みで頼む。

如何にもな店名からご推察の通り金沢市内にチェーン店展開している寿司屋らしいのだが、どっこいなかなかだぞ。




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ノドグロ。
脂たっぷり。
僕は、魚は脂があればいいってもんじゃない、といつも書いているが、そんなことはない。
やっぱ脂のある魚も本当に美味いのう。




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天然物の寒鰤の腹側。
気絶するかと思うほど美味かった。
気絶したら喉につまるではないか。
旨味と脂の芸術だ。
寒鰤の美味さはやはり日本海に来ないとわからないな。
関東ではお目にかかれない逸品だ。





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これは香箱蟹。
当然、外子と内子。
さっきの店と同じものを食っているな。
ネタの良さは、こっちのがはるかにレベルは上。
こりゃ美味い。





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〆は天然物の鮪で鉄火巻き。
毎年冬になったら金沢の寿司を食べに来ても飛行機運賃は高くないな。
あっ、やっぱ高いか。
スシローで我慢するか。

春と秋は、沖縄で琉球料理と脂はないが新鮮でさっぱりとして旨味のあるマカジキやキハダマグロと鰹の刺身、さらには竜宮城と見間違うかな熱帯魚料理にソーキそば、夏は京都で鱧と鮎、そして鯖寿司、冬は金沢でノドグロ、寒鰤、香箱だな。
今後のそう長くはないだろう人生は、これで決まったかも。
日本は本当に良い国だ。
台湾も好きだが。
香港も嫌いではないが。

いきいき亭 寿司 金沢市 近江市場

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回転寿司と言うと偏見をお持ちのあなた。
それは僕です。
まあ、ちゃんとした寿司屋と比べて、ネタの仕事の具合とか、シャリの塩梅とか、寿司そのものの姿形とか握り加減とか、言い出したらキリはない。
しかし、ネタの良さと言ったら、金沢の回転寿司は凄いとしか言いようがない。
値段も大したことはないので、その気になれば毎日でも食べられる。
また、寿司なら飽きずに毎日食べられる。
ということで、朝から、金沢は、近江町市場で寿司を食べた。
この乱雑な雰囲気の店である。
いきいき亭という。




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入ったら、回転ずしではなく、普通の握り寿司屋であった。
では、朝定食にせずにお好みにした。
最初は、上から鮪トロの炙りと鰤。
美味いが、鰤は端っこじゃないところが良かったな。
これは、サクを刺身にすると最後に残った部分が厚くなるので、その身を切り開き平たくしたもの。
開いたため、蝶番の部分でつながっているが、見栄えが良くない。
ちょっと不満。




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メギスと平目。
メギスは、キスに似ているが深海性の別種の魚で、関東ではあまり見かけない。
新鮮なものは脂もあって美味しいとのこと。
普通。
しかも、これも尻尾の方だな。
平目は好きなので頼んでみた。




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ノドグロとタラの白子。
ノドグロは関東ではアカムツと呼ばれる深海性の魚。
近年高級魚として人気がある。
赤い美しい魚体に白身の魚だが、脂の乗りが半端ではない。
これをバーナーで炙ると、更なる脂と風味が浮き出てくる。
僕が初めてアカムツという魚を知ったのは、もう30年以上前に西伊豆の土肥で、親しくなった漁師さんに「何だか、わかっか?」と言われて食べた時だ。
初めて食べたのにわかるわけがない。
クロムツよりも遥かに脂が乗っていて、美味しかった記憶だけが残っている。
駿河湾は、深いのでこういう魚が棲息しているのだ。
結構感動もんだった。
白子は大好物な痛風メニューだ。
しかし、やめられない、止まらない。
このマッタリとしたコクはたまらん。




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毛ガニと香箱蟹。
軍艦になっている香箱蟹は、雌のズワイガニのことだ。
茶色の粒々は外子(そとこ)と呼ばれる腹についている卵。
オレンジ色の内子(うちこ)は甲羅の中にある卵巣だ。
金沢の冬はこの蟹なくして迎えられない。
今回、ひたすら、鰤とこれを食っていたな。
これらに、あと身と味噌が付いている。
これを一気に食べると様々な旨味が口の中に広がって、この世の天国となるが、あの世では地獄に行くと推察される。

最初は端っこだの尻尾だのと、不機嫌にもなったが、まあ美味しかった。
鰤に白子に香箱蟹。
冬の金沢、日本は素晴らしいなあ。

梓 小料理 戸塚

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戸塚にはロクな店がないとお嘆きのあなた。
って、僕のことだ。
確かに、大人が静かに飲めて、料理が美味しくて、値段もお手頃で、禁煙の店は戸塚にはないと思っていた。
ところが、あったんだよねー。
たまたま通りかかって、入った店、「梓」という。
ガラガラと戸を開けると みちよさん が迎えてくれる。
ではなくて、お母さんが迎えてくれる。
入ると右側にカウンターと調理場。
左側は独立した小部屋になっていて、4人掛けテーブルが2つ。
8人の宴会だと、独立性は保たれるが、4人ずつ知らぬグループだと話の中身は筒抜けだ。
まあ、大した話してないからいいか。



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では、まずは蟹と胡瓜のサラダ。
蟹かまぼこではないぞ。
当たり前か。
かまぼこなら詐欺だ。
良い蟹だ。
美味しい。




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春だねえ。
菜の花の辛し和え。
草とか野菜とかは食べないが、これは大好物なんだよね。




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これは海鮮サラダ。
やはり、蟹だねえ。
違いはこれには鮪も入っている。
寄生虫みたいなのは、僕は食べていないので不明。
店の信用を傷つけるようなことを言ってはいけない。



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では、石鯛の刺身。
これを食べてここの店の実力について、可能性が確信に変わった。
僕は多少磯の香りが漂うこの魚が大好きだ。
脂があり、身がシャキッとしていて実に美味しい。
戸塚でこのレベルの石鯛が食べられるとは。




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これはアオリイカ。
同行のおばさんがイカ好きオバサンなので頼んだが、これも美味しい。
三浦半島でも水揚げされるが、この時期は違うかな。
でも、品物はいい。
脚はサッと湯がくというのが、鉄則。




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酒が進む。
ここは、有名どころでも質の良い日本酒が揃っている。
これは、八海山。




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では、魚の実力が十分わかったところで、刺し盛。
上から、寒鰤。
腹の部分の脂が美味しいね。
アオリイカ、鰹、鮃、下に行って、マグロの中トロか。
どれも、レベルが高い。





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厚揚げだ。






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冬なのでおでん。
本当におでん好きだなあと思う。
子供のころは、特に卵の黄身をお汁に溶かして、ご飯にかけて食べるのが大好きだった。
好きな種としては、
さつま揚げ、つみれ、すじ(魚の方の)、卵、はんぺんかな。
大根とかは、セットになっていない限り食べない。
大根を頼めば汁の実力がわかる、なんてね。
僕はわからないので。
基本的には野菜嫌いだし。




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鰤カマ焼いてもらった。
さっきの刺身が美味しかったので。
大好物なんだよね。
鰤は天然ものに限る。
絶対に養殖は食ってはいけない。
最寄り駅に高級スーパーがあって、そこの魚屋はモノはいいが、高いんだよな。
だから、お昼前くらいに行って、天然の鰤とか鮪のカマとかアラを買い占めて、嫌いな野菜の大根と似たり、塩焼きしたりしている。
そんなものしか買わない嫌な客だ。




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じゃーん、シラスpizza。
そのものである。
僕の好みではないが、美味しかった。




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ローストビーフサラダとでもいうのだろうか。
水菜は嫌いだが、肉は柔らかく美味しいぞ。






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この店、家族中心のハンドリングで、とても和やかである。
本当に良い店とは雰囲気もいい。
そして、肴も美味い。
いつ行っても、カウンターは常連さんを中心に賑わっている。

自民党の大馬鹿議員を中心に受動喫煙防止法が骨抜きになっているが、由々しきことである。
そういえば、昔、魚を食わせる店で、カウンターの風上から煙草の煙がこっちに直撃するので、席を替えてくれ、と言ったら、常連の方に失礼なことを言うなと店のオヤジに逆切れされた。
思わず、厨房の包丁を握って、手前客に失礼じゃねえか、と啖呵を切って金を叩きつけて出てきたことがある。
あっ、包丁は握ってなかったか。
あっ、お釣りもよこせと言ったか。
せこいし迫力ないな。

禁煙でも、美味けりゃ、ちゃんとお客さんが入るということがわからないのだろうか。
イタリアンでも懐石でもフレンチでもラーメン屋でさえも、たいして美味くない店でも、みんな禁煙ではないか。
だいたい、食べログとかああいうモノの味のわからん馬鹿が評価しているサイトも良くない。
魚にこだわる、料理にこだわるという店なのに、全面喫煙可。
そして、評価が高く、バカが揃って、美味しいですね~なんて書いている。
いかに魚が新鮮だとしても、料理が上手だとしても、横でスパスパじゃ美味いわけないだろうが。
ああいう馬鹿なサイトは見てはいけない。
たまに間違って見ているが。 
煙草なんて、何一つ体にも心にも良くない馬鹿なものを吸っていたら、モノの味もわからないし、モノの道理もわからなくなる。

とにかく、ここは戸塚では最上クラスのとても良い店だ。

いづう 祇園 鯖姿寿司・鱧姿寿司

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いづう
変な名前だが、そういう店の名前なのである。
1781年創業の老舗で、初代が「いづみや卯兵衛」というそうな。
略したか。
伊豆の宇佐美のことではない。
創業の年がどんな年でどんなことがあったのかさっぱり判らないが、この年に生きていた人は今この世には誰もいないほど、伝説的な店でもある。
京都祇園にある、言わずと知れた鯖姿寿司の名店である。




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祇園祭の最中、ちょいと足を延ばしてこの店に来た。
シックな店内である。
酒を飲みながら、鯖姿寿司と鱧姿寿司を待つ。
元々は、祇園のお座敷に寿司を運んでいたのが、1970年頃に店でも食べられるようにしたらしい。




32P7170068 2430円

で、来ましたよ。
鯖姿寿司。
昆布が巻いてあるが、食べるときには、必ず「あ~れ~。ご無体な」「いいではないか~」と言いながら外すのがしきたりである。
嘘である。
この昆布が鯖もご飯も更に美味しくする。
北海道産の真昆布である。
6ケで2,430円。
値のこと言うなよ、無粋な。




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では、いただきます。
見よ、この鯖の輝き。
この時期、脂いっぱいというわけではないが、魚がものすごく品も活きも良いものを使っている。
食べる。
こりゃ、美味いや。
元々、鯖自体は旨味の宝庫のような魚だし、それに昆布の旨味と香り。
さらに、滋賀県産の江洲米は固くなく、ほっこりとした感じである。
いいねえ。
お値打ちです。




54P7170070 7452円

次は鱧。
夏季限定で、やはり京の夏、祇園祭りと言えば旬の鱧。
「鱧祭」とも呼ばれているくらいだ。
これは産卵前で、脂の乗りがいいという理由もあるが、昔は魚の保冷技術が発達していなくて、夏に日本海から山を越え、京都まで活きの良い魚を運ぶのは相当困難だったらしい。
で、夏に鮮度を保てる魚は?となった時に、蛇のごとく生命力の強い活きの鱧が重宝されたらしい。
受け売りである。
当然、鱧は秋から冬にかけても脂が乗ってくるが、粋な京都のちゃんとしたお店で鱧は出てこない。
夏の魚なのである。

ただ、魚と言っても、脂があればいいってもんじゃない。
河豚に脂があるかー、馬鹿者め。
初鰹の爽やかな旨味に脂があるかー、馬鹿者め。
魚は脂が乗れば旬、脂が乗ってて美味しいですねー、なんて、魚=脂がすべてじゃない。
クソ食べログ投稿者の、ああいうコメント読むとムカつくんだよね。
たまに参考にするけど。
ちなみに、トロは大好物だが。
成分的には、僕の腹と大差はない。





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さて、お味は。
うーん、タレで焼き上げた鱧は美味いねー。
タレは辛からず甘からずで、淡白な鱧の旨味を上手に引き出している。
穴子も鰻も大好物だけど、個性の強いクセのあるこの子たちに比べると、遠慮深い奥ゆかしさを感じさせる味だ。
そしてほっこりとしている。
また、鱧は骨が多いが、骨切りをすれば歯や舌に当たらない。
3.3cmの間に24回もの包丁を入れるという。
恐るべし、京料理の技。

ちなみに、鱧姿寿司は、6ケで、何と7,452円である。
一つ、1.200円を超える。
これを高いとみるか安いとみるかはあなた次第。
年に一ぺんは食っても罰は当たらないし、食べたいな。
値のこと言うなよ、無粋な。
でも、高いな。





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トイレに向かう道中で。
鉢にオシッコしてはいけない。



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冬なので、暑い夏の話題。
また、来年も行きたい。
鱧食いたい。

ゑびす 金沢 おでん

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金沢おでんって、ご当地グルメで有名らしい。
なんでも、夏でもおでんを食わせるとか。
金沢でなくても僕は夏でも食べている。
夏でも、ホットコーヒー飲むだろう。
夏におでん食って何が悪い、
と怒ってはいけない。
年寄りは被害妄想が激しいからなあ。
で、金沢でおでん屋に入った。
金沢おでんって、明確な定義はないらしいが、汁が塩ベースであるとか、カニや車麩とか地元の素材を使うところに特徴があるらしい。
で、夜の街を彷徨い歩いて見つけた店だ。




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すでに、飲んで食ってきているので、あまり食えない。
で、それでも食うのかという言葉が耳に痛うございますが、まずはカウンターのおばんざいの中から、ガスエビの煮たのを。
ガスエビとは、この辺で獲れるトゲクロザコエビ(こんなエビ知らないが。)という和名のエビのことだと読んだ。
どうも、黒っぼくて見栄え悪く、鮮度も落ちるのが早いとかで、カスのエビ が訛ってガスエビと呼ばれているとの説がある。
しかし、食べたら甘くて美味いらしい。
でも、何で「ザコ」とか付けるのさー、ってお姉言葉になってしまった。
何でも、昨日までは刺身で出していたようで、それを頂く。
普通である。




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大好物の身欠きニシンの煮たの。
美味いんだよなー。
甘く煮るのがよろしで、注文通りの味でした。
しかし、腹はいっぱいである。




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手取川なんてチビチビと飲りながら。
本醸造であるが、米の味が割と出てくる酒だ。
イマイチ好みではないが、甘ったるい酒よりはよろし。
石川県の酒だ。
本当に手取川という川もある。
相撲取りがいたかどうかは寡聞にして知らない。
最近相撲見る気しないんだよなー。
特に、相撲協会の執行部の連中の顔見ると、胸糞悪くて手取川が進んでしまいそうだ。



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で、おでん。
注文したのは。大根と爆弾。
爆弾ってぇのは物騒だが、茹で玉子が入ったさつま揚のこと。
丸のままだと、ただの丸いさつま揚げか何だかわからないし、食べにくいので、大抵半分に切ってある(んだと思う)。
腹がきついなんて言いながら爆弾はないよね。
丸いから爆弾というのか、中に「かやく」が入っているからなのか、よく分らんが、さつま揚げも茹で卵も大好きなので、二度美味しいという代物だ。

地元の方々と談笑したり蘊蓄語ったりと、それなのに旅先の飲み屋を楽しんだ。





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実はこの店に来る前にこんな店にいた。
金沢は南町にある割烹「島路」。




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で、食べたのは、車麩とつぶ貝のおでん。
また、おでんかとお嘆きのあなた。
正しい。
あまり、おでんのハシゴはしないわな。
車麩っていうのは、小麦からとったグルテンを長い棒にぐるぐると巻いて焼いたもの。
棒を抜くとその部分が穴になって車輪のように見えるので、車麩か。
つぶ貝は刺身でもいける生とのこと。





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自家製つみれ。
魚の味がする。
当たり前か。

おでん三昧の一夜だった。
地元の人しかいない店で、調子に乗って盛り上がってしもた。


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つじ半 日本橋 海鮮丼

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安くて量があって美味しい丼モンを食わせる店があるという。
誘われていってみた。
そもそも丼モンなんて、僕が子供の頃は、白い飯に醤油をかけて食べる醤油丼、煮魚の骨に残った身をこそぎ落として汁とともに飯に書ける煮汁丼なんてぇのを食べていた。
どんな貧乏してんだ。
と改めて自分の人生を振り返ってみた。
さて、来て見ると何とこんなに並んでいるじゃないですか。





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近所のデパート、といっても高島屋だが、デパ地下で高級日本酒とホヤの干物を買って来て、立ち飲みしながら並ぶことにした。
高級日本酒と言っても、たかが「獺祭」だが。






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酒も飲んだし、つまみも美味しかったので、さて、帰ろうかと思ったが、ここまで並んで悔しいので、待つことにした。
しかし、口寂しい。
ということで、近くにある和菓子の名店、「長門」でくず桜を買ってデザートにした。
さて、帰るか。
帰ってはいけない。
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ぜいたく丼。
990円。
だと。
醤油丼とか煮汁丼とかは、けして「ぜいたく丼」とは言わないと思うので、これは期待できる。
しかしだな、醤油丼だって煎餅の原料みたいなもんだし、煮汁丼だって鰻のタレと言えなくもないので、食えないものではないのだ。
念のため。





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グレードがある。
酒もあるではないか。
こりゃ天国だ。
と思ったが、すでにデザートも食べているような気がする。
何を食べたかは忘れたが、食べたことはかろうじて覚えていた。





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つじ半という。
実は、つけ麺の『めん徳 二代目 つじ田』と、天丼の『金子半之助』がコラボした店だとか。
そういえば、双方あちこちにあるが、確かに日本橋界隈にもあるな。
店名のつけ方の構造からすれば、つじ田と金子で、キンタでも良さそうだが、大冒険的でもあり、お下品だしなんとなく高級感ないからな。
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まずは、酔い覚ましのビールで。






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山盛りだ。
いろんな魚の切れっ端といくらだ。
イナダの刺身もついている。
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山盛で食べにくいので、まずは潰す。
これに、黄身を溶かした醤油をかける。
醤油かけご飯よりも高級だな。
おーっ、こりゃ美味しい。
パクパク食べてしまった。
こういう混沌としたものは美味しいんだよね。
食のカオス。
冷や飯に、刻み海苔とゴマと鰹節を振り掛けて、卵の黄身を落とし、熱々の玉葱の味噌汁をぶっかけてグジュグジュにかき混ぜ、薬味に茗荷と長ネギを添える。
こりゃ美味いだろう、と。
で、あっという間に食べちゃった。





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そしたら、空の丼をくれといわれた。
何だ、セルフサービスだったのか、と思ったが違った。
これに新たにご飯と出汁を入れてくれる。
ご飯の量もいってくださいね、と言われたが、今更大盛りというのも気恥ずかしいので不通に、と心にもないことを言ってしまった。






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で、京都は祇園の黒七味を加えるのだ。
だんだん、刻み海苔ゴマ鰹節黄身乗せ玉葱の味噌汁ぶっかけ・茗荷・長ネギ風味ご飯に近づいてきた。






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取り出したるはイナダの刺身である。
かつて、国会のイナダは失言も度重なり活きも悪かったが、これグー。
普通に山葵醤油で食べて美味しいのだが、味噌ダレがかかっている。






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では、出し茶漬けに。
エクセレント。
いやー、毎日でも食べたい。
深みのある味わいと甘みとコク。
イナダのサクシャキッとした食感と旨み。
いいねえ。






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いやー、満足して店を出ると、まだ並んでいるではないか。
たまには、遊びがてらに並んで、路上立ち飲みしてスイーツ食べて満腹になるのもいいなあ。
立ち飲み中のトイレはどうするって?






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店の前にある看板のこれか。
こんなとこで、小便していくヤツがいるんだな。
本当は、トイレは近くに山梨県のアンテナショップが入っているビルがあるのでそこでね。
時々ワインの試飲もやっているので、その時ゃラッキー。

みなとみらい の踏切

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みなとみらいに踏切?
まさかね。
と思う人は多いかもしれない。
あるんだよね。

桜木町の駅から根岸線の高架沿いに横浜方面に歩いていく。
雪見橋のバス停の先、右側にみなとみらいへ通じる道がある。
高架のガードをくぐると、ここに踏切があるのだ。
高島線・三菱ドック踏切。
未だ、貨物列車が走っている。



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Club Lizard Yokohama

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横浜は、山下町の一角にあるライブハウスであった。
去年の3月に、ビルの老朽化に伴い閉店したのだ。
行ったことはないが、変わっていたのは、オールスタンディング方式の会場。
最近のコンサートや野球は立ちっぱなしというのが多いので、さして驚かないが、年寄りには疲れるな。
足腰鍛えなければ。
ここを拠点に巣立っていったミュージシャンは多いと言う。
日本のロックバンドとか歌手はまったく知らないので興味はないが、なんとなくこの建物に魅力を感じて、いつかは入ってみようかとツラツラ考えている間に幕切れとなった。





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閉店後の落書きがなんとも物悲しい。

新垣ぜんざい 沖縄 本部

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ぜんざい
と言えば、小豆を砂糖で煮込んだやつで、汁の少ない方のことと認識している。
汁の多いのはお汁粉。
お汁ってくらいなもんで当たり前か。
餅などを入れて、フーフーと暖かいのを食べるのが、冬の楽しみである。
しかし、僕は年寄りなので、餅が喉につっかえる。
お餅抜きで食べるが、白玉くらいならまだ平気である。
見栄は若干張ってる。
本当は、僕は餡蜜の方が大好きなのだが、看板に誘われて、ある暑い日、沖縄は本部でぜんざいを食べた。
新垣ぜんざい。




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僕は、豆が好きだ。
もちろん餡子類は容器まで舐めまわす。
餡子玉やきんつばはいくらでも行ける。
甘納豆はあれば何種類も買っちゃう。
ダダっちゃ豆はビールのお供。
納豆はご飯のお供。
醤油は刺身のお供。
アーモンドはビタミンE補給のお供。
こりゃ豆じゃないか。
って、だんだん遠ざかってきた。

で、中に入る。
ガッキーがいるわけではない。
が一緒にぜんざい食べたいな。
といっても、彼女と松下奈緒との区別が未だにつかないが。
おーっ、達筆な字で「新垣」と書いてあるなあ。



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ということで、ぜんざいが来た。
何だ、かき氷ではないか。
暖かくないではないか。
まあ、沖縄はまだ外は暑いからいいか。
しかし、僕は氷は食べない主義なのだ。
なぜなら、食べているそばからサクサクと氷がテーブルにこぼれ、数分後にはテーブルが水浸しになっていること。
小豆やシロップなどのかかっている部分とかかっていない部分との、ひどく極端な味の落差が許せないこと。
これが炒飯だったら怒るだろう?君。
頭が痛くなること。
虫歯にしみること。
おなかを壊すこと。
などの理由からだ。




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何だ、沖縄県の「ぜんざい」とは、氷あずきのことか。
嘘である。
実は、小豆ではなく、金時豆。
氷きんとき。
黒糖で甘くする。
言われてみないと、味も含めて、違いは僕には全くわからない。
豆を煮る前は色が違うのでわかるが、煮たら同じだ。
豆の形なんてじっくり見てないし。
たぶん氷あずきとぜんざいが並んでいて、食べ比べれば、おーっ、ぜんざいはコクがあるなぁとか分かるかもしれないという程度のやつが書いてるブログなので、そんなもんだと思って読んでください




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実は、四の五のと書いてきたが、沖縄では必ずぜんざいを食べる。
寒くないしなあ。
ダイビングの後の爽やかな甘みも嬉しいし。
ここのぜんざいは、そんなに甘くなく蜜の香が良く、実にさっぱり感のあるものだ。
これなら、お替り行けるが、お腹こわす。

ちなみに、僕は横浜では、いくら氷あずきでも氷あずきミルクであっても、かき氷は夏でも食べない。
沖縄の気候・風土が僕にぜんざいを食わせているのだな。
ビールも沖縄だとオリオン生が堪らなく美味いし。
僕って、基軸がしっかりとしていなくて、周りに影響されやすいのよね。




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首里のそばの名店「首里そば」のぜんざい。
画像では違いが判らず、すみません。





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今帰仁の僕のお気に入り「今帰仁そば」のぜんざい。
画像では違いが判らず、すみません。



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名護の「パーラーわかば」のぜんざい。
画像では違いが判らず、すみません。
よく食っとるな。

太湖海鮮城 香港・佐敦 海鮮料理

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日本のみなさーん、お元気ですか。
明けましておめでとうございます。
香港で迎えるお正月、温かくでいいですよーって、横浜でこの原稿を書いています。
今年もよろしくお願いいたします。




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香港に行った。
ついでに、澳門にも寄った。
カジノで「大小」という出目を予想するゲームをやった。
例えば、3つのサイコロの出目の和が、11~17と思ったら「大」、4~10と思ったら「小」に賭ける。
確率は低いが、それ以外の数字が出たら胴元が取るゲームである。
「大小」という名のゲームだが、「大」か「小」以外にも、「偶数・奇数」とか「合計数」とか色々と役はあるが、面倒なので大か小で勝負した。
勝った。
しまった、こんなところで人生の運を使ってしまった。
で、厄落とし兼ねて泡銭はさっさと使うに限るので、今宵は「出前一丁」の「香港ラーメン」ではなく、豪華海鮮料理屋で飯を食うことにした。

ずいぶん昔にミシュラン取ったという噂のこの店である。
つまり、今はどうかは分らない。




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写真にはないが、高価な青島ビールを飲んだ。
そのつまみ。
茹でたピーナッツ。

香港の 青島片手に 南京豆。




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乾燥した鮑でも入ってるのかと感動していたが、手触りはウエットお手拭きだった。




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白灼海生蝦。
茹で蝦のことである。
僕は、香港ではこればかり食べている。
蝦好きの痛風持ちである。
矢でも鉄砲でも持って来いってんだって、開き直ってはいけない。
生姜とか葱とかの香草というか香りのもんが添えてあるんだな。



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蝦は頭が美味い。
味噌が入っているからだ。
僕は痛風だ。
何が悪い。
で、脚は残しておいた方が食感がいい。
で、こんなんで食べる。
し、し、しまった、眼と眼の下の角みたいなのを獲るのを忘れた。
口の中刺した。
タレが傷にしみるが、スパイシーなタレと海老の甘みがバッチリ絡み、美味い。
生きたものを茹でたと思われ、まったく嫌な臭みがない。
いくらでも食べられるぞ。
僕は痛風だった。




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蟹粉小龍包。
ただの蟹肉小籠包ではない。
蟹味噌の小龍包なのだ。 
蟹味噌とコクのあるスープ。
この世の天国。
あの世では地獄かもしれないが。
美味い。




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蚧肉のあんかけ。
多分、料理名はこんな字。⇒蚧肉鷥鴦蔬
というか独特のホワイトソースのようなもので煮込んだようなスープ風。
蟹と蚧だとどちらもカニなのだが、違いが良くわからない。
メニューには、こっちの蚧を使っていた。
絶妙な火加減で、風味がすごく良い。




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白火●(火と局)芝麻雞という。
鶏の揚げ物、胡麻風味か。
脂っこくなくさっぱりした味。
歯ごたえのある鶏肉は、日本のブロイラーのような柔らかさはない。
その分、噛めば鶏の濃い味が伝わってくる。
地鶏のような感じだ。
海鮮屋で鶏を頼むなよなー。
って、美味いじゃん。





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海鮮炒飯。
エビとかカニが入っている。
ご飯はこの通りハラハラ。
長米ならではかな。
いやー、美味いね。
旨味が絡み合っている。
炒飯って、変に米に旨味を求めるよりも、こういうサラッとした米にキチンと味をつけてパラっとさせた方が美味しいな。





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せっかく博打で勝ったのだから、もっと豪遊したかったが、実はこの店勝つ前に予約してあったのだ。
良いものを、と思ったが、貧乏性なのとそんなに食えないのでこんなもんに終わってしまった。
4人で、18,000円くらい。
全然豪遊ではないではないか。

香港の足場。
竹組みだ。
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腹ごなしに二駅ほど歩いて帰ったが、外で食うのもいいもんだねー。
満腹でもう食えないのが残念。


Alter Bach-Hengl ワインバー・ホイリゲ Wien ・ Grinzing

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10月にオーストリアのウイーンに行った。
力説するが、もちろん、仕事である。
しかし、夜は暇である。
オーストリアには、残念ながらコアラはいないので、ホイリゲに酒を飲みに行くことにした。





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ホイリゲとは、元来「今年の」という意味があるらしく、オーストリアの新酒のワインのことを指すようで、転じて葡萄栽培農家が自家製のワインを飲ませてくれる酒場のこと、又は1年未満のワインの新酒のことだ。
で、「毎日がクリスマス」的な、観光客受けしそうなこの店に。
名前は読めない。




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最初にこんなのが出てきた。
スープか。
中に入っているのは麩のようなもの。
どうもフリターテンスッぺ(Frittatensuppe)という短冊に切ったクレープ地のコンソメスープのようだ。
生地のコクとさっぱりとしたスープのコラボがいいねえ



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パンだ。
コアラがいないので、パンダか、とかいうおやじギャグを言ってる暇はない。
多分、ライ麦パン(ロッゲンミッシュブロート)だと思う。
あんまり口に合わないかな。





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はい!
これが飲みたくてやって来ました。
これ、STURM(シュトゥルム)という。
ワインは、ブドウを潰し発酵させて作るが、シュトゥルムとは発酵が始まったばかりの状態の飲み物だ。
ちょうど、ブドウジュースの香と爽やかな甘みが残り、しかも程よくアルコールも効いている。
まあ、ビール並みの度数の濁り酒というところか。
これ、フルーティで、めちゃ美味いんだよね。
街中でも、こればっか飲んでいた。
あっ、仕事だった。
まあ、ビール並みだからいいではないか。
オーストリアのブドウは8月中旬から9月初旬くらいに収穫されるので、ちょうどよい時期に来たわけだ。
日頃の行いだな。





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店の中はこんなサービスがある。
と言っても、ちゃんとチップは払うのだが、
「シュランメル音楽」と言うらしく、19世紀半ば頃、ウィーンのシュランメル兄弟が料理店や酒場で民族音楽を演奏していて評判を博したのが始まりで、ホイリゲでの楽しみの一つらしい。
こんなに楽しい催しがあることを、知らんめるだった。
この店いろんな国の人が飲みに来ていたが、それぞれのお国の民謡を席ごとに演奏してくれていた。
オーストリアにいて、ドイツやイタリアの民謡を楽しむとともに、「さくら さくら」も奏ってくれたぞ。
ドイツ人の爺さん婆さんの集団は、ドイツ語で酔っぱらって歌っていて楽しそうだったな。
南部牛追い歌とか安来節とか奏ってくれないだろうか。





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食い物だ。
腹減った。
煮豚とタコの出来損ないのようなソーセージ。
煮豚はシンプルで、僕が作るのと同じ味だった。
ソーセージはさすが本場、タコの出来損ないを割り引いても、十分美味しい。





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やっぱり、ドイツ文化圏。
ザワークラウト。
山盛りで来た。
あんまり酸っぱくなくていくらでも食える。





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やっぱり、ドイツ文化圏。
茹でたジャガイモ。
山盛りで来た。
腹がきつい。
が、シュトゥルムと合うんだよね。
日本酒は何でも合うが、これウイスキーや紹興酒には合わないぞ。





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綺麗に盛るとこんな感じ。
僕のセンスが光る。





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しかし、こっちの方って、必ず甘いもんが付くんだよな。
いらないから安くしてほいが、これも文化と諦めて食う。
シナモン味のリンゴのパイ包み。
美味いけど。





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ローマ法王やらクリントンやらアラブの王様やらいらしてるな。





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シュテファン大聖堂。


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シュテファン大聖堂の内部。


1414旧市役所

旧ウイーン市役所。


1515ヴィオティーヴ教会

ヴィオティーヴ教会。


1616オペラ座

怪人のいないオペラ座。
画像は、ちょっとやばい雰囲気だが。



1717ハイリゲンクロイツ修道院

ハイリゲンクロイツ修道院。


1818ハイリゲンクロイツ

ハイリゲンクロイツ修道院のステンドグラス。


1919スワロフスキー

スワロフスキー本店。
別にここでお土産を買ったわけではない。



2020ウイーンプラーター公園 観覧車 ウイーン縮小ファイルPA050557

プラーター公園の観覧車。
ぜひ、「第三の男」を観てね。
1897年に建設されたそうで、大丈夫かいな。



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乗っちまった。
ウイーンの中心部が綺麗。



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ザッハホテルのショップ。
チョコレート菓子というのだろうか?
ザッハトルテを売っていた。



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ザッハトルテ。



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メチャクチャ甘いので砂糖抜きの生クリームを添えるのが良いが、ホイップするのが面倒だったので。
確かに死ぬほど甘い。
僕も良く仕事の見積もりでそう言われてる。

菊乃井本店 京都東山 懐石料理

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京都と言えば、人それぞれ思い浮かべるものは違うだろう。
寺社仏閣、紅葉、舞妓はん、鴨川、修学旅行、薩長新選組、中国人(どこにでもいるか)、夏暑くて冬寒い(家もだ)、心霊スポット多し、などなど出るわ出るわ。
僕なんぞは、食いしん坊なので、懐石、鱧、鮎、ちりめんじゃこ、おばんざい、漬物、京野菜などの食い物しか浮かばない。
ということで、八坂神社の脇を抜けて、料亭「菊乃井」に向かった。




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「菊乃井」と言えば、大正元年創業の老舗料亭だ。
料亭と言えば、敷居が高いような気もするが、ちょっとした人生の節目の記念日などに、ちょいとお洒落をして、家族や彼女と会食なんていいもんだ。
京都には、たまにはいいかと、気軽に来られる美味しい料亭が多く羨ましい。
ここは、ミシュランなんちゃら星とかのお店で、タイヤ屋さんが評価しているくらいなんで大したことはないと思うが、そんなことはなく、昼なら最低ランクの一万円でも素晴らしい懐石コースが食べられるのだ。
では、さっそく堂々とした玄関から、気後れすることなく堂々と入る。
仲居さんの「おこしやすぅ、ようこそぉ」という柔らかい京都弁がたまらんなー。
ちなみに、「おいでやす」は一見の客に対して言うもので、僕のようなお馴染みさんには「おこしやす」なのである。
というか、予約客だからだ。それも3か月も前にだ。




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仲居さんの案内で、こういった感じの、庭の見える個室が続く廊下を案内されて進む。




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通された部屋はこんな感じ。
庭がきれいだ。
この部屋だけでも、十分満足だ。
さて、帰るか、って帰ってはいけない。
まだ、飯食ってない。酒飲んでない。




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まずは、ようこそ、とお茶が出る。
ちょっと、一息だ。
いきなり、「とりあえず、ビール!」なんてセッカチなことを言ってはいけない。
ここで、仲居さんに心付けを渡す。
心付けをしたからといってサービスが変わるわけじゃないし、サービス料は別に取られるし、いらないんじゃないのってな無粋はなし。お互い気持ちよければいいじゃないっすか。





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さて、時は7月、本日のお献立。
高々五万円のコースである。(税・サービス料別)
嘘である。
こんだけ出て、一万円かー。
こりゃいい。
しかも、今回の目的である、鱧、鮎、そして鯛にぐじ(甘鯛)。
やったね。





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おーっ、八寸である。
普段僕らが普通に食べている八寸は、季節感のある食材が普通の皿に盛ってあるものだが、これは由緒正しい方の八寸。
一辺が八寸(約24㎝)の杉の木で作られたお盆に、酒のつまみとなる山海の幸が盛りつけられている。
嬉しいねえ。
そして、中には金杯に注がれたお酒と、木の盆に盛られた料理が。
美しい。




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上から下がって左側へ。
利休麩と青瓜の雷干しの胡麻味噌和え。
利休麩とは、生麩を醤油で煮てから揚げたもの。
これで、味に一本芯が通る。
雷干しは、DNAみたいにクルンクルンと切った瓜を塩漬けして干したもの。
一つ一つに味のついた素材が奏でるハーモニーである。
手がかかっている。
鱧寿司。
大好物。
タレは案外しっかりしているが、肉厚でコクのある鱧は、これに負けていない。
とこぶし。
お見事。
とこぶしファンの僕も唸る。
甘くなく辛くもなく、なんていいお味。
ぐじ水玉胡瓜。
水玉胡瓜とは、芯を残して桂剥きした胡瓜をねじり広げたもの。
そこに蒸したぐじをロールした。
包丁技一つをとっても、嬉しくなる。
サフラン生姜は彩。
川海老は、甘く煮たもの。
でも、甘くないという手加減。



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では、と言うことで、お酒を。
進むなあ。
酒は、伏見の澤屋まつもと。
すっきりはしているが、味わいの深いお酒だ。
食中酒としてはうってつけで、決してつまみの邪魔はしない。




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この松葉は何を意味するのか。
そこの君、変なことを想像してはいけない。
お酒が垂れても、お猪口の底が浸からないように敷いてあるのである。
こういう配慮はさすが。




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向付。
膳の向こう側につける料理なので向付というが、二番目に出す料理のことでもある。
刺身を用いることが多い。
で、明石鯛と梅肉和えでと鱧の落とし。
鯛はこの時期脂が乗り、鱧はコクがあって甘い。
美味しいね。
良いものはいいし、旬のものはさらにいい。





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僕の造る刺身とは雲泥の差で、美味しいだけではなく、美しい。
日本料理の奥深さだねえ。



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緑色の饅頭に隠元が乗っている餡掛け。
なんじゃこれは。




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冬瓜饅頭で餡子は海老と真薯。
葛餡に木の芽を散らした逸品だ。
餡の出汁はとにかく素晴らしい。
丁寧な仕事を感じさせる澄んだ味の鰹と昆布出汁が効いて、絶妙の味わいだ。




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おっ、こりゃなんじゃ。





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お口直しのトウモロコシのシャーベット。
トウモロコシの風味と香りの、甘さを抑えたシャーベット。
驚きの組み合わせだ。
いやー、参った。
こりゃ美味しい。





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鮎である。
僕の大好物。
塩焼きを蓼酢でいただく。






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蓼食う虫も好き好き、ではなく、こりゃ好きにならずにはいられない。
プレスリーもびっくり。
琵琶湖産天然の小鮎である。
確かに、小さいくせに顔が精悍だ。
これ。子供の鮎ではない。
琵琶湖の鮎は、成魚でも10センチを超えることはない。
で、小鮎。子鮎ではない。
琵琶湖にだけ生息する鮎とのことである。
プランクトンだけを食べるという餌に因るところが大きいらしく、これを他の河川に放流したり養殖されたりすると大きく成長する。
しかし、身の締まりがある一方で、脂の乗りは素晴らしく、本当に美味い。
香ばしい脂でホッペが落ちるほどである。
浅学にして琵琶湖の天然小鮎は初めて食べたが、絶品だ。




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海胆豆腐。
和布を使った餡である。





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上に乗ったジュレも爽やか。
幾重にも違った味の波が寄せては返すような感触だ。
うーん、手が込んでるな。





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ちょっと一休み。
庭の様子。
こんな庭を眺めながら、美味いもんを食べて美味い酒を堪能する。
いいねえ。





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おっ、スィーツか。
しかし、よく見ると、白い餡の上に乗っているのは、和辛子ではないか。







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中身は豚の角煮。
臭みが全くない。
豚肉を、箸でほぐれるまで柔らかく味わい深く煮込んである。
餡はジャガイモ。
マッシュポテト味わい。
青ずいきが添えてある。
これも、ドイツとかオーストリアで食べるような素材を、見事に和に昇華した逸品だ。




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では、〆のごはん。
ご飯とお椀と香物である。
香物は胡瓜と茄子。





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鱧の炊き込みご飯に木の芽を添えたもの。
鱧のコクと木の芽のさっぱり感、ご飯の美味しさ、素晴らしいハーモニーを奏でる。
ガツガツ食えるが、お替りは我慢した。





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このお椀は、新牛蒡のすり流し。
実は僕は品と育ちが良いので、土臭い牛蒡は好きではない。
また、牛蒡を食べるとどうもただでさえ弱い腸がグルグルして嫌なのだ。
しかし。
これって、牛蒡などに火を通し、ミキサーで撹拌したものに、出汁を加えて鍋にかけたものだと思うが、あっさりしていて、まったく土臭くなく良い風味。
いやー美味い。
何杯でも行けるね。





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水物。
葛切りである。
これまた黒蜜のシャーベットが爽やかな涼味を演出してくれて美味。
美味しい。



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本当の締めにお抹茶。
抹茶の水羊羹と白いのは蓮根か?
実に面白い組み合わせの食感。
始め枝豆かと思ったんだが、このミミックの素晴らしさ。
眼でも楽しめるのを実感しました。
恐るべし、日本料理。






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とにかく、いつも自分が食べているものと一段も二段も違う食べ物だった。
本当に美味しいものをいただいた後の満足感。
食べて見て楽しんで一万円という、この金額なら、年に何度も来たいな。
と思ったが、税・サービス料を入れて、澤屋まつもとを次々とお替りすると二万円近くにはなる。
しかし、料理・部屋・庭・雰囲気、すべて合わせて二万円以上の価値は間違いなくある。
誇るべし、日本料理。
本当に素晴らしい。

たいめいけん 日本橋 洋食

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たいめいけん
って知らない人はあんましいないとは思うが、本店にいった話は身の回りでそんなに聞かない。
こないだも羽田空港で、たいめいけんのカツサンドをダイビング仲間と食べたが、結構美味いし腹持ちも良かった。
しかし、誰も店に行ったことのある奴はいなかった。
むしろ、あのチャライ日焼けした三代目が気持ち悪いとかで、そんな店行くかよ、みたいな話で盛り上がってしまった。
日本橋たいめいけんは昭和6年創業の洋食屋だ。
確かに、今の顔グロ店主はシャルネズみたいで年齢不詳だが、計算すると三代目くらいではあるな。
洋食屋なんで、ウリはハヤシライスとかオムライスとかビーフカツレツとか蟹クリームコロッケとかなんだが、ラーメンもありそこそこ美味いのだ。
恐るべし日本の洋食文化。





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ここは、一階と二階に店があり、一階はカジュアルレストラン、二階は本格的な洋食レストランという仕切りがしてあるようだ。
僕のような貧乏人は一階というイメージだが、そんなことはなく、どちらもそれなりに高いが、今日は、ご接待ということで、二階なのだ。
横浜に、スカンディアというレストランがある。
やはり一階と二階が分かれていて、ここと似たようなコンセプトだ。
どちらも、なかなかシックな感じで良い雰囲気だが、こちらの店員さんは店主のキャラが反映しているのかどうか分からないが、フレンドリーで、下町の洋食屋にいるようなリラックスできる感じの応対だ。
いいねえ、 洋食屋 っていう響きがいいね。



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では、生ビールなどをまず飲んで。
ここの名物は、小皿料理という名の給食風盛り付け皿コースなのだ。
8,000円と15,000円の2つがある。
何でも、少しずつでもいいからたくさんの料理を食べたい、というリクエストした客がいたらしく、それが看板メニューになったとか。
奢ってもらって言うのは何だが、ついでに、値段ももっと安いといいのだが。






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一の膳。
どうやら、8,0000円のコースらしい。
15,000円コースはさておき、8,000円でも、でかい鰻重が2人前ほど食えるではないか。
左から右に上から降りていく。
最初は、ムール貝のマリネ。
トマトソースのマリネだ。
爽やかな感じ。
エスカルゴ。
にんにく風味が効いている。
ここって、フレンチだったのか。
たいめいけん風の的矢産牡蛎の塩辛だと。
蛤の殻に入っているところがご愛嬌。
日本酒で行きたいですな。
海老フライ。
さすが洋食屋です、美味しい。
10本くらい食べられる。
だだっちゃまめ。
山形名産。
これのボタモチ美味いんだよな。
ズンダ餅。
パパイヤのスモークサーモン乗せ。
何で、合うんだか不思議。
生ハムと似て非なるモンなんだがな。
サイマキのカクテルソース。
サイマキとは車海老の小型だが、十分でかい。
甘みがあるんだよな。
鮑の酒蒸し 肝ソース。
想像通りの味、柔らかい。
実は、鮑って値段の割にはあんまし美味いとは思っていない。
やっぱ鮑は、一に酒蒸し、後はなし、ではないか。
平目の刺身。
酢橘の香りで。
だったような気がする。
総じて、何を食べても美味しい。
流石です。




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少しずつ、つまめるので、酒もすすむ。
フロール・デ・バコ。
スペインの赤ワインだ。
重めだが、まろやかで甘い香り。
 



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二の膳。
ポタージュ。
箸休め。
実に香りが良い。
???
どうも思い出せない。
白身の魚の蒸したもののあんかけ?
洋食屋でそんなものはないか。
蟹クリームコロッケ。
大好物である。
衣の香りがいいし、オーロラソースも甘からず美味しい。
牛タンシチュー。
少しでも良いから食べたくなるんだよね、って気持ち分かるなあ。
よく煮込んだデミグラがグー。
稚鮎のフリット。
季節のモンだな。
これと新子を食べないと夏は来ないな。
あっ、鰻と鱧もだ。
ローストビーフ。
和牛の旨みがある。
しかし、ローストビーフは、腿とかよりもリブロースが好みだな。
若鶏のドリア。
鶏グラタンね。
帆立貝ミラノ風。
チーズとかトマトを使っているのでミラノ風か。
ますますフランスっぽいな。
蟹ポテトサラダ。
美空ひばりの唄に古賀正男のギターという取り合わせか。
古いな。





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コース〆のラーメン。
それこそ東京ラーメンというヤツで、トンコツ・トリガラをコトコト煮出したしょうゆ味。
美味しい。
スープが薫り高く、いろんなもんが混じった混沌の極みか。
洋食出身のラーメン屋店主って聞いたことあるけど、流石の味です。



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麺は細麺ストレートで、ツルンとした歯ごたえが良い。
叉焼も大好きな赤いヤツだ。
さやえんどうはご愛嬌か。



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ごちそうさまでした。
美味しかった。
生きている間にもう一度は来てみたいと思った。
接待で。
しかも15,000円の方で。

第一亭 日ノ出町 いちおう台湾料理

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三か月ぶりの更新。
そのうち読者がいなくなるかも。
ということで、再開は横浜のお店から。

昔からある店で、30年位前、わざわざここまでタクシーに乗って夜だけではなく、たまに昼飯を食いに来たこともある名店!!!!というほどでもないが、今でも時々飲みに来る。
ここでは、よく酔っ払って、蜆の醤油漬けを食べては、店に置いてあるギターを下手だが弾いて唄い、ニンニクの臭いを撒き散らしたな、と言ってもニンニク料理が多いので大して効果はなかったが。
いつのまにやら禁煙にもなり、居心地も良い。
日ノ出町は、大岡川のリバーサイド、第一亭である。
だいたいあの頃の日本は、多少お行儀の悪い酒飲みとかにも普通に市民権があって、セクハラとかパワハラとかそういう面倒な腹の内もなく、全体として寛容な国だった。
今、酒飲んで騒いでいたら通報されるし、お前しっかりやれ!!!と叱咤激励するとパワハラだし、君のような可愛い子は見たことがないよ、と言うとセクハラだし、せちがない世の中になった。
君のような可愛い子は見たことがないよ、と見境もなく誰にでも言ってたのがマズかったのかもしれない。




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では、餃子などから。
手作り感たっぷりの餃子である。
ホッソリ系の美人餃子である。
この辺りの店、おデブ形の僕の腹の様な餃子が多いので、このスタイルは特筆すべきモノがある。
店主の美学であろうと思うが、どうでもいいことだ。
ただ、その分具は少なくなる。
ケチ臭いことを言ってはいけない
こんなんでビールを飲む。




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最近、酒を飲んでいる時にやたら、葉っぱを注文するオヤジが増えた。
健康のためとか言って、家で食わされているのにも関わらず外でも食うというのが解せない。
男が野菜を好きなわけは、 絶対にない。
そんなもんは家で奥さんに出されたら鼻をつまんで食えばよろしい。
家庭の延長を飲み屋で引き摺ってはいけない。
飲み屋では、家では食べられないもの、ギトギトの油物とか粒々いっぱいのどぎつい着色魚卵とか舌が麻痺するような塩っパイ物とか、体に悪いものを食べるべきだ。




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豚の角煮。
これも、ビタミン豊富で体にいいといわれているが、野菜よりはマシだと思う。
全然、角でないところと味噌味というところが、看板とはまったく違うドッキリ感があって良い。




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チートという。
たくさん入っていても、チート。
豚の胃袋と生姜を炒めて、スープでとろみをつけたもの。
別にそんなに美味くもないが、連れがぜひとも喰いたいというので仕方ない。
噛みでがあるので、つまみにするには餌持ちが良い。



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ホルモンの味噌炒め。
これもそんなに美味いとは思わないが、連れが喰いたいというので。
どうも、連れは餌持ちの良いモノが好きらしい。
年寄りなので、顎が疲れて翌日筋肉痛となることを心配しながらビールを飲む。
実際筋肉なんてないので、むしろ足の親指の付け根とかが痛くならないといいが。




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これがパタン。
平打ち面というほど平らではないが茹でた麺に、大量のニンニクやごま油などを合わせたもの。
これ好きなんだが、臭い。
しかも、一日では抜けない。
が、これをつまみに飲むのもなかなか良い。
酔っぱらうと必ず頼むので、これをワンパターンという。




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パタンにスープが付いてくるので、最後にコレでうがいをして〆だ。
吐き出してはいけない。
この店、グルメ番組で放映されて有名になったらしく、付き合って10年未満の友人たちからは、連れて行け連れて行け、と言われている。
そして、連れて行けば、ホルモンとかパタンとか美味い美味いと食っている。
本日一緒に来たのは、ここにも共に通った30年来の飲み仲間だが、テレビを見てどうしても、チートとかパタンとかを喰いたくなったらしい。
そんなに美味いか?と思ってしまうが、とはいいつつ、やはりいい店だな、と思う。
禁煙だし、最近たまに行っている。

島豚家 沖縄本部町

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沖縄は本部でそばと言ったら、きしもと食堂。
いつも行列のできている大人気店である。
しかし、今や本部町の観光地といっても良いこの店を通り過ぎて向かったのは別の店だ。

島豚家に行った。
BIGINだか誰かが唄った「島豚」はよくカラオケで歌う。
しまぶぅたよ かぜにのりぃ~
「島唄」だった。
この店、なんでも横浜出身の方がやっているらしい。
応援したくなるではないか。
ウリは沖縄産にこだわった食材だとか。
横浜はどーした。
そして、あと、でかい豚肉の炙り。
島豚だ。




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店内は結構広いぞ。
テーブルや椅子を片付ければ、エイサーやプロレスの興行ができるかも。




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この日は暑かった。
6月上旬で30度、しかもピーカン。
ビールしかないだろう。
ん、レンタカーだった。
仕方ないので、ノンアルビールにした。
最近のノンアルって結構美味しくなったよね。
おっ、オリオンのやつではないか。
今度、勤務時間中に喉が乾いたら飲もうかな。
何か、問題が無いようで有るような気もする。






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特製炙り島豚そば 1,080円だ。
で、で、でかい。
丼に頭と足をのせて、島豚の三枚肉(バラ肉)が寝そべっているではないか。
態度でかいな。
しかし、これがとてもとても柔らかくジューシーなのだ。
じっくり煮込んで、炭火で炙った逸品だ。
美味い。
しつこくはないし。
味玉も焼き豆腐みたいのも美味しかったぞ。





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スープは、なんと鰹節の効いた魚介系ラーメン屋の出汁だ。
豚骨、鶏、野菜なども混沌の中に潜行している。
こりゃコクはあるがしつこくなくて美味い。
そういゃあ、本部は鰹が名産で、5月には鯉のぼりならぬ鰹のぼりが、町内の満名川に上げられるらしい。
味付けも、本部は備瀬の海水から採る「あっちゃんの塩」。
凄いよー、あっちゃん、武勇伝だね。
あっちゃんさんと呼ばなければいけない。

麵は、手打ちの自家製で、平打ちのモチモチしたコシのあるもの。
プチプチしている沖縄そばとは一線を画している。
味もいい。





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ごちそうさま。
また、本部に来た時には、ぜひ寄りたい店だ。
しかし、ここばかり来ていたら、いつまでたっても、本部の沖縄そば屋は制覇できないではないか。
今最大の悩みとなっている。
はしごするか。
本部そば 昼の二軒目 武勇伝


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沖縄 水納島ツアー その2 民宿

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水納島で泊まったのは、コーラルリーフ・イン・ミンナという洒落た名前の民宿だ。
部屋は簡易宿舎に毛の生えた程度だが、沖縄の離島の民宿で多くを望んではいけない。
部屋は、清潔で綺麗だった。
エアコン・テレビも完備。
ダイビングの器材洗いやシャワー、洗濯機も自由に使えるし、食事の後は夜中まで焼酎をご馳走になるし、特に何がいいかというと、巨人軍の星飛雄馬に髭を付けたようなイケメンのお父さんと元サーファーの話好き美人の奥さんが気さくで実に良い。
余計なお構いもなく、時間もゆったりと流れる。
南風が良く通るので、心地よい。




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島での一日は、
6:15 起床
6:25 ラジオ体操。(つい癖で、やらないと体調が悪い。)
6:40 島内散歩・島の生き物観察
7:30 朝飯
8:30 朝寝
10:00 ダイビング1本目
12:00 昼食
13:30 ダイビング2本目
(15:30 ビーチでのダイビング3本目か 島内散策・生き物観察)
15:30 ハッピーアワー・ビールタイム(ここでベロンベロンとなる。)
17:30 夕寝(眠くならざるを得ない。)
19:00 夕食・晩酌
20:30 ダイビングショップにてダイビング記録付け(「ログ付け」という。)という名の飲み会
24:00 民宿に戻り二次会
25:15 就寝
といった感じの規則正しい合宿生活であったのだ。





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ご飯は、部屋の前の軒下で食べる
風が実に気持ち良い。
食事以外のときもここに座って、南風に吹かれて飲むビールは美味い。
時折、蚊に喰われるが。





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民宿のご飯。
一日目の食事。
今日は我々のグループを除いてお客さんは一人。
素敵なお嬢さんである。
まずはカツオの刺身。
島なので、さぞかし魚が美味しいだろうと思うだろうが、沖縄の魚は基本的には脂がない。
新鮮なカツオやキハダやカジキは脂のないものも大変美味いが、白身などはアカマチ(オナガダイ)を除いてはユッケにして食ったほうがいいかもしれない。
この島は、職業としての漁業がない。
従って、島の刺身は、島民が遊びやイベントで獲ってきたものを除いては、本島で仕入れたものだ。




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もずく。
沖縄のモズクは、太くて美味いねえ。





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ハンバーグ。
漁師宿ではないので、ハンバーグなのだ。




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二日目の朝飯
本日のお客さんは我々のグループだけ。
鯖の干物とランチョンミート。
目玉焼き。





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昼飯。
近所のパーラーに食べに行く。
御食事処 みんな






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カレーライス&タコス。




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夕飯。
今日はカジキの刺身が。
これ、美味い。
かなり、美味い。




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島豆腐のアボガド添えバジルソース。






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メインのエビとホタテのバター焼き。
こんなものをつまんで、ずーっとビールだ。






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三日目の朝飯。
鮭だな。





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三日目の昼飯。
昨日のパーラー。




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焼きチーズカレー。
民宿の可愛い中一の一人娘が、昨日このパーラーに食べにきていて、美味しそうだったので。






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夕飯。
またまたカツオ。
好きなので、うれしいが。






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本日は、星飛雄馬による鉄板焼き。
お客さんも、我々にプラスして、大阪から8人、北海道から6人という大所帯となった。





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瓜の煮浸し。
沖縄らしい料理だ。
これと同じものを、夜のダイビングショップでの宴会にも出てきた。
貰いものだと言っていたが、ちゃんと皆のところに行き渡るシステムになっているんだな。






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おー、焼けるぞ。







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出た。
肉だ。
この後に飲み会なので、結構きつい。






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これは夜な夜なのダイビングショップの宴会でのある日、ショップの奥様が作ってくれたもの。
フランスパンの上に島産のサザエとトマトが乗ってオリーブオイルがかかっている。
こんなんで、本部産「珊瑚礁」という泡盛を毎晩飲んでいた。
ご夫婦は、内地の出身だが、琉球大学の同窓生。
生き物好き、とても素晴らしいお二人だ。





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お見送り・
左の端に、いつまでも手を振ってくれるショップのご夫妻が。

Buffalo バー 横須賀中央

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昼間っからヨコスカで飲むのが好きだ。
よく考えたら、昼から飲めればどこでもいいような気もしてきた。
確かに、ヨコスカは横浜ほどゴミゴミしていないし、外人さんが多くて非日常的空間を楽しめる。
それでなくても、みんなが働いているときに飲めるという開放感がある。
結果として、そのまま夜飲みに突入するのが玉に瑕である。
横須賀には、昼からやっている、いくつかのRestaurant & Bar がある。
外人さんも多い。
ここもその一つ。
バッファロー。
昼から飲んで、バッカヤローは僕のことだ。




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中はディープだぞ。
いきなり、潜水士が登場か。
いかにも左腕に刺青が覗く。
非番のネイヴィか。
この店、多機能トイレの手摺みたいなパイプのあるところで、キャッシュオンで注文する。

ところで、よくJRの駅で、「ここは多機能トイレです。」という、コンピュータで合成した女性の声でのアナウンスが流れている。
身障者や子育て・高齢者向けのトイレのことである。
僕はずっとアレを「ここは滝のおトイレです。」だと思っていた。
座るとザーザーとマイナスイオンたっぷりの滝の音が聞こえてくるのかと。
JRも味なことやるわいと。
海での潜りすぎか、最近耳まで、ヤバクなってきた。




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まずは、バドとコロナで乾杯か。
喉が渇いていたので、美味い一口だ。





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つまみはアメリカンだぞ。
薄い、という意味ではない。
最近、頭がアメリカンになりつつはあるが。
で、イモならいくらでも食えるな。
これがまたビールに美味いんだな。
ケチャップはうちで食べているカゴメと比べるとややスパイシーな感じで、僕はこっちの方が好き。
馬鹿舌なので、全然違うかもしれないが、デルモンテとかハインツとか、あるいは未知のケチャップとか。
白飛びしているのがマヨネーズ。
ケチャップとマヨネーズだけのつまみだけでもビール3本は飲めるな。





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STOP
と書いてある。
だいたい、その先は危険である、という意味で多く使う常套句である。
無法地帯、ヨコスカらしい雰囲気だ。
「CZMIEL」などと壁タイルに意味不明な落書きまでしてあるのが見える。
「シュミエル」?って、人の名前?
経済学者ではなさそうだ
調べたら「CZMIL」だと,測量船の入れない浅場の岩礁域やさんご礁を調査する航空レーザー測深機(Coastal Zone Mapping and Imaging Lidar)の略のようだが。
「MALE」まであるな。
なんだ、トイレか。






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これトイレの天井の落書き。
身長3m20cmのヤツが書いたと推察される。
他にも「アルコールはお前の問題を何も解決しない」みたいなことが書いてある。
まるで、僕のために書かれた言葉のようだ。
人生見直すのに良いきっかけとなった。
しかし、トイレにカメラを持って入ってはいけない。
捕まっても言い逃れが出来ないな。
しかし、どうしてもコレ撮りたいよね。




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コロナ、もう一本。
昼飲み友達。
オジサンとも呼ばれている。
平日の昼間から外で酒を飲むことが可能という、社会や家庭で最も必要とされていない種類の人種である。
あっ、僕もであった。





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戦艦三笠。
ヨコスカの三笠公園に設置されている。
かっこいいな。
日露戦争の時に活躍した、東郷平八郎大将が乗った連合艦隊の旗艦である。
これに「山」を付けると、別のものになってしまうので注意されたい。

iNAho 関内 ダイニング




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久々に横浜の食い物屋の記事だ。
最近は、東京魚吉商店とか沖縄魚吉商店になっていたからなあ。

このお店、関内の桜通りを海岸に向かい路地を入った2階にある。
これは2階のお店の入り口。
1階からの階段の入り口が分かりにくい上、看板が1階の焼鳥屋の入り口の上に付いているため、初めて来た僕の友達の何人かは、間違ってその焼鳥屋に入ってしまった。
その店で階段の入り口を教えてもらい2階に上がったのだと。
他の一人は、焼鳥屋でビールと砂肝を注文してから気付いたという。
焼鳥屋の看板の上にこの店の看板が付いているので、よく見れば2階だということがわかるではないか。
注意力のない馬鹿者どもめ。
って、僕も初めて行った時は、焼鳥屋の上の看板にも気付かずに、この辺りを2周廻ったのであった。
類は類を呼ぶ、朱に交われば赤くなる。




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まずは、サラダ。
僕の苦手なアレのことだ。
「アレ」とは、今日は生ハムの野菜サラダだ。
おっ、いいねえ、自家製ドレッシングだ。
鎌倉野菜?らしきのサラダで、ドレッシングも美味しく、これなら僕でもいけるぞ。





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鮪のカルパッチョ。
こないだの城ヶ島の鮪よりはるかに質がよい。

何回もここで魚を食べているが、割と良い魚を使っている。
盛り付けも綺麗で嬉しい。
野菜の中でも、嫌いなほうから数えて4番目のミニトマトも、色合いも品も良くて瑞々しく、思わず美味しそうと思ってしまう。
食べなかったが。




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では、乾杯。
今日はビール好きの婆さん二人と飲んだ。
あっ、この人たち、ワインも飲むな。
晩酌で日本酒も飲んでるみたいだな。
要は、酒豪の婆さんたちなのである。
気に食わないのは、この二人は酒好きな上、野菜大好きなのだ。
つまみに野菜を食いたがる。
確かに、女性は総じて野菜が好きだ。
僕は、あんなウサギやニワトリが食うものは美味くないと思うので、嫌いなのだ。
だけど、この店、女性の経営者で、新鮮な野菜がたんと使われ、店のウリにもなっている。
優しい僕は、この店を選ぶという苦渋の選択をしたのであった。





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ご飯の入っていないドリアである。
手作り感があり、美味しいな。
僕は、この手の食い物には割りと目がなくて、口の中を火膨れだらけにしてパクパク食うのである。





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鯵と牡蠣のフライ。
その辺の居酒屋のフライと比べてはるかに美味い。
まずは、やはりモノがいい。
ちゃんとしたものを仕入れている。
牡蠣はふっくらとして揚げ過ぎず、鯵は居酒屋にありがちな生臭みがない。
家で、鮮度のいい牡蠣と鯵を買って来て、フライにしたという感じである。





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国産の何チャラ豚を、塩と胡椒で焼いたヤツである。
ポテトとクレソン添え。
確かに、肉も美味しい。
柔らかい豚の旨みが伝わってくる。
僕は、共食いになるので、あまり豚は食べないが、良い豚をシンプルな味付けで食べるのは格別である。
この辺から、予約のときに婆さんどもの体形に合わせてフルボディで、とお願いしてあった赤ワインをガバガバと飲みだしたのだが、美味しくて写真を撮るのも忘れて、ブイブイと飲んで食ってたようなのである。





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ピザ。
全然もたれません。
僕の苦手なものはたくさんあるのだが、その中でも三番目くらいに苦手なのが、ピザ。
けっこう鬼門だ。
昔、シェーキーズのピザを食べると必ず胃痛がして、以降ピザをプッツリと断っていた。
復活したのは、関内の七里家という家系のようなピザ屋で食ってからか。
シチリヤだったかな。
やはり、女性が作ると、軽くてヘルシーで美味しいな。
ウチの料理は塩味が薄くて、おかずにならねえ、と嘆くオヤジが多いが、それは旦那の健康を奥さんが考えてくれているからなのである。
濃かったら、あなたに掛かっている保険金をもう一度確認したほうがいい。
まあ、外の飲み屋で、味の濃いものを食べているので丁度バランスが取れているんだろうが。






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嬉しい。
味噌汁が美味い。





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食後のデザート。
ロールケーキ大好物人間としてはたまりません。
クリームもさっぱりとして美味しかったです。

同行の婆さん二人と違い、お店のスタッフである女性お二人の感じがとても良く、非常にホスピタリティがあって僕のような酔っ払いにも優しいし親切にしてくれる。
また、料理も品の良い家庭料理といった感じで、ボリュームもあり美味しいのだ。
さらに、禁煙。
カウンターもあり、一人のみにもグー。
隠れ家的な居心地の良い店だ。
プロフィール

chromodoris

Author:chromodoris
ダイビングと海遊び、街歩きとグルメ、自然観察と庭いじり、魚釣りと素人料理、そして映画と音楽の日々。プレ前期高齢者が日々に翻弄されながら、人生の仕舞に向けての彷徨いを綴ります。

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